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帰省とやや

(運転手に起こされて、バスを降りゆっくり背伸び) (夕暮れに伸びた影の先、バス停から離れた待合所に 自分を待つ人影が一つ。涼しげに風鈴の音が鳴っていた) (寝息) すーすー… すーすー… すーすー… すーすー… すーすー… すーすー… すーすー…  ん、んん… (ただいま) おかえりなさい …はい ずっと待っていました はい あなたも 元気そうでなにより          (き) はい。たくさんお話 聞かせてください… いりますか? (ラムネを開ける音プシュ!!ビチャビチャ!) (表情変えないで笑う) くふふ ふふ ふふふ ふふふ… (タオルを渡す) どうぞ。 (笑顔) はい… ずっと待っていましたから はい 行きましょう。 (自分のやや後ろに重なった影一つ、今日もセミが五月蠅く鳴いている。) ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (夜 ふかふかなベットから顔を出す。手紙が枕元に置いてある 達筆だ。) おはようございます よく眠れましたか? 長旅でお疲れだったのでしょう すぐに眠ってしまいましたね (なが い)         (やや ま) 長く居られるみたいですし この稍の間でどうぞおくつろぎください。 (ついしん) 追伸。 (やしょく じゅんび) お夜食の準備も出来ております いつでもお声掛けください。 (何年ぶりにご飯が出来ていることに歓喜していると すーっと引き戸があく) …お目覚めですか?      (やしょく) ふふっ… お夜食持ってきますね。 (すーっと戸が閉まる 恥ずかしい) (お茶碗を置く音 美味しい)            (やや しあわ) はい 喜んで頂けたなら 稍は幸せです          (やや) …帰って来てくれて 稍は…嬉しく思います。 (※ここから台本の終わりまでずっっと引っ付いているので 出来るだけマイクも至近距離でお願いします。) (近づく) (やや)    (おも)  稍は 嬉しく、想いますよ?  …  久しぶりですもの 存分に甘えさせてください (はな)  離れません…  離れたら また どこか遠くへ行ってしまうではないですか。  もう離れたくありません  えぇ ぜったいに。 (残りのご飯に手を付けたい)   (やや) なら 稍が食べさせてあげます… あーん。 … (ジーっと見る) …あーーん。 … あーん。 …。 (甘く甘く) 向こうの暮らしで 食事など おぼつかない時が ありませんでした?… (やや)  (すいじせんたく) 稍がいれば 炊事洗濯 すべて解決しますよ    (みず やや)     (ジーっと見る)  … お水も稍がお取りします。 …。 いえ… お気になさらずに…  …離れませんよ ぜったいに。 大好きです 愛しています あーん。 あなたが居てくれれば 稍は幸せです あなたが居ないと 稍は寂しいのです。 …あーん。 あなたのぬくもりを感じていたいです… ずっと ずっと 大好きです 大好きです 大好きです 大好きですよ あーん… 大好きです 大好きです。 よく食べてえらいですね いいこですね 美味しいですか… 好きですか? 好物ですもんね 好きなだけ食べていいんですよ あなたの好きなものを 好きなだけ。 大好きです 大好きです… (お手洗いに行きたいらしく立ち上がられ、引っ付いてるややもつられて立つ) あっ (照れる)           (きら) いま見たとしても 稍 嫌いになりません。          (やや す) あなたのおしっこも…稍、好きになれます 稍はなにも嫌いになりません ぜんぶ大好きになる自信があります (ここだけ少し不安と寂しさとか ) はい… 離れません ぜったいに… (お手洗いの中に二人で入れる) … (確信) …やっぱり 大好きです とても とても。 (興奮した鼻息)   (口息) すーすー すーすー はー…はー はーはー はーはー (彼すぐ近くがしてる 恥ずかしくなってくる) …   (やや) や 稍、 いま すごく 幸せですっ… あなたを こんなにも 近くに 近くでっ はぁ…すご はー…はーはーはーはあー… (ジャー) …一生の思い出です (…温泉は? まだドキドキ)   (ゆ) えぇ 湯の準備も出来ております… えぇ もちろん。 どこでも着いていきますよ えぇ 行きましょう (腕を組んだまま二人同時に立ち上がって 温泉へと歩いていく) (途中従業員とすれ違うも離れようとせず 目は恥ずかしそうに逸らしている。) んん…。 稍が脱がせましょうか? えぇ、お任せください … はい 行きましょう (小声)  お体 洗いましょうか?  … (後ろからくっつく) … (やや) 稍は ずっと待っていましたよ 心の準備も出来ております … (やや) 稍ももう大人です (くっつく) (はな) 離れませんよ 絶対に ぜったいに。 (やや)  (ふふく) 稍の体では 不服でしょうか? (興奮ぎみ) 稍は我慢できません 嫌なら声を上げて逃げてください                   (やさ  あい) 受け入れてくださるなら 今夜だけでも…優しく 愛されたく思います。 (興奮ぎみ)            (す)  お願いします…愛します… あいしまs… あいしますから あいしますから… (後ろからゆっくり体を擦りつける) …はー はー  はーはー はぁ はぁ… 愛します… 愛します… はぁっ はぁっ はぁ はぁ…ふ んぁ ふ ふぁ んっ は は… は は… ふーふー はっ… はっ… はぁあ、あ あ あ ぁ・・ はぁは はぁは はぁは ん んんん… ふぁ はーぁぁぁ… はぁ あっ はふ ん んぁ はぁ あ はぁ はぁ… 愛します 愛します… あなた様… 

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