Track 7

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乾杯

バスは、怖いです みんな乗ったら戻って来ません。 きっとみんな バスに乗ると 生まれ育ったこの地を忘れてしまうんです… バスは…嫌いです… … (そろそろ行こうとする彼に 後ろから抱き着く)  私を一人にしないでください。 私は弱い女です。またあなたと離れ離れになるのは… 耐えられません。 一秒でも長く この身で感じて居たいのです。だからもう どこにも行かないでください…。 (笑われる) え…わ!  (手を引かれて バスに一歩。) え?…あっ あ! (運転手とサムズアップ 扉が閉まり 空き缶をつけたバスが動き出す。) あ…あ…あ…  あ あ あ あ…   (一面に知らない景色が広がり 不安な顔が一気に興味津々に変わる) わぁぁ… みんなに 会いに行けるでしょうか (後部座席に二人で座る) …飲みますか? 半分こです。 (引っ張られた時に落ちたラムネの噴き出る音が響く 二人ともめっちゃ濡れた) くふふ くふふふっうふふふふっ!

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