10 -落花流水- エピローグ
10 -落花流水- エピローグ
[ランカ 右耳 30cm]
ん? どうしたの? くす♪
寝付けないのかな?
ほら、良い子良い子してあげるからおいでー♪
[ユリナ 左耳 30cm]
えー♪ 私のほうにきなよ♪ ほら、いらっしゃい♪
[ランカ 右耳 30cm]
あらら♪ どっちに行けばいいのかわからなくて固まっちゃってるね♪
しょうがないなぁ♪ 二人でぎゅーってしてあげる♪
[ユリナ 左耳 30cm]
くす♪ そうね♪
ほーら♪
[ユリナ 左耳 30cmから左耳 0cmに移動]
ぎゅーーっ♪
[ユリナ 左耳 0cm]
いいこいいこ♪ このまま好きなだけ甘えていいよ♪
[ランカ 右耳 30cmから右耳 0cmに移動]
こっちからも…ぎゅーー♪
[ランカ 右耳 0cm]
いいこいいこ♪
[ユリナ 左耳 0cm]
君はもう難しいことを考えなくていいし、悩んだりしたくていいのよ
君の魂はもう、私達と混ざり合ってすっかり固定されちゃったから
二人が見えなくなるなんてことはもうないの♪
[ランカ 右耳 0cm]
もう君は私達のことだけを考えていればいいんだよ♪
ずっと傍にいるからね♪
[ユリナ 左耳 0cm]
これからの君は毎日好きなことだけして、生きる喜びや楽しさを溜めこんで私達に捧げるの♪
ネガティブな感情も幽霊にとっては立派な栄養だけど、やっぱり楽しいとか嬉しいとか
そういう感情のほうがより美味しく感じるの♪
[ランカ 右耳 0cm]
楽しいことをしているときも、ふとした瞬間に嫌なこと思い出しちゃったりすることってあるよね
余計な記憶が邪魔してきたり、今この瞬間は楽しいけど、終わりがきちゃったらって思いとか、その落差が怖いんだよね
自分がこんなに幸せでいいのかなとか申し訳ないなぁって思っちゃうこともあるよね
大丈夫♪ 君は幸せになっていいんだよ♪ 君のことを一番愛してる私が許可します♪
私達に従えば幸せになれるって知ってるし、私達に焦らされるのも、許可してもらうのも大好きでしょ? うふふ♪
[ユリナ 左耳 0cm]
だから、もう悩んだりすることもない♪ だって君は生きる意味を見つけたのだから♪
これから先、君は嫌なことは忘れて、自分の好きなことだけをして私たちに吸われ続ければいい♪
体中に美味しいエネルギーを蓄えてくれたら、また気持ちよくしてあげるからね♪
この先ずっと、仮に君の肉体が無くなって魂だけの状態になったとしても私達のことだけを考えて生きていこうね
[ランカ 右耳 0cm]
もう君は私達に喜んでもらえることだけを優先するになるの♪
くす♪ そうなっちゃうのは仕方ないよ だってそれが目的だったんだから♪
[ユリナ 左耳 0cm]
君はすっかり魅入られてしまったの♪
それも力で抑えつけられたのではなく、おちんちんの気持ちよさだけで捕まっちゃった可愛い子♪
[ランカ 右耳 0cm]
でもそれでいいよね♪ だって今とっても幸せだもんね♪
生きる意味を見つけることが出来てよかったね♪ 自分の存在意義を他人に委ねるのってとっても楽でしょ♪ くす♪
[ユリナ 左耳 0cm]
君に抱きしめて貰っていないと、ふわふわ飛んでいっちゃいそうになる女だけど
これからも末永く宜しくね♪ くす♪
[ランカ 右耳 0cm]
私達の止まっちゃった時間を君が動かしてくれたんだよ♪ 愛してるよ♪
今はこの幸せに浸って、何も考えずゆっくりお休みしちゃおうね♪
君のことは私達がずっと守ってあげるからね♪
[ユリナ 左耳 0cm]
うふふ♪ また楽しいこと一杯しようね
(耳にキス)
ちゅっ
[ランカ 右耳 0cm]
こっちも…
(耳にキス)
ちゅっ
うふ♪ お休み