プロローグ1
メイド「~♪今年も来たぜこの季節~♪待ってろよプールちゃん、今ピッカピカにしてやるからな~♪」
主人公「あの、すいません」
メイド「ん?なんだ?……今忙しんだだけど……何ってプール掃除だよ……もうすぐ夏だろ……くうーっ、血が騒ぐぅぅっ……あ……誰?……ですか?」
モップを構えるメイドさん
メイド「ここは部外者は立入り禁止だ出ていきな……私のモップが大人しいうちにな」
主人公「えっと今日からお世話になる……」
メイド「ん……え……今日からお世話になる……んー……あぁー!……そうかそうかオマエさんがそうか!悪いな出迎え出来なくて……そんじゃよいしょっと」
モップを立てかける
メイド「この屋敷のメイドをしております……ますずと申します。以後お見知りおきを」
主人公「え……」
メイド「なにポカーンとしてるんだよ……ここに住むんだろ?なら私はオマエさんのメイドってこと
になるからな……何事も礼にはじまり、礼に終わる……それが大切だからな……ほれ「ご主人」も挨拶くらいしてくれよ」
主人公「よ、よろしく……」
メイド「うん、よろしくな……まぁ覇気がないのはおいおい改善していくとして……とりあえず
メシでも食うか」
場面転換
メイド「お待たせ致しました……ますず特製カニチャーハンでございます(ドヤ風)」
メイドさんも前に座る
メイド「いただきます……はむ、うめーっ、今日もいい腕してるなぁ私……ん?どうした食わないのか?……ご主人のためにいいカニ使ったんだぞ」
主人公「……その……自分は」
メイド「ふぅ……話は聞いてるよ……お前さん行く宛てがなくてここに来たんだろ……細かい事情は
私には知ないけどさ……まぁ遠縁とはいえこの屋敷の持ち主とは親族だったらしいしな……今は私一人だ遠慮することはねぇよ……ほれ食えって」
それでも手をつけない
メイド「はむ、まぁ屋敷って言ってもちょっとした別荘くらいのもんだけどさ……私一人で手が回る
から助かってるよ……それにプールもあるしな……はむはむ、あ、プールはいいぞ!……泳げば嫌な気分もスカッとするからどうだ?」
主人公「……」
メイド「興味がないって顔だな……まぁこれから一緒に暮らしていくんだよろしくな……
何か困ったがあれば言えよ……ごちそうさまでした……うますぎて一気に食べてしまった」
メイド「……で、結局食わないのか……まぁ来たばっかだ煩くは言わねぇよ」
メイド「ラップしとくとから腹が減ったら食いな……何があったか知らないけどさ、とりあえずメシだけはちゃんと食えよ」
片づけるメイドさん?