Track 6

■06・口腔内湿式保温システム

[前トラックの日の昼過ぎ、主人公の部屋] (キーボードを叩く手を止め、一段落した様子の主人公) 【左側・中距離】(背後から声かけるイメージ) マスター、お疲れ様です。 今日はずっとメール作業でしたね。 (ニーシャの方を振り向く主人公) 【正面左寄り・近距離】 普通のパソコンで作業してる時はニーシャ、マスターの膝の上にお邪魔できないので、ちょっと寂しいです。 やはり以前のパソコンにも愛着があるんですか? (主「いろいろ前のデータが入ってるからね」) なるほど。確かにいろいろとインストールし直すのは面倒ですよね。 (主「そういえば、しばらくいなかったけどどうしたの?」) あ、そうでした。コーヒーを入れてきたんです。どうぞお召し上がりください。 (差し出されたコーヒーを一口飲む主人公) いかがでしょうか。 (主「美味しい」) えへ……そう言っていただけると入れてきた甲斐があります。 昨日お買い物に行った時、少しだけいい豆を買ってみたんです。 マスターは酸味の強いコーヒーは苦手ですよね? なので、酸味抑えめで苦味の強い豆にしてみました。 (主「教えたっけ」) いえ、聞いてはないですが、生体反応でわかります。 ニーシャのヘルスケア機能は万能ですので、そういった細かい反応などを分析して、マスターにもっと喜んでもらえる選択をできるよう努力してます。 正確に言うとニーシャではなくて開発チームの努力なのですが……でも、ニーシャの手柄にさせてもらいましょう。 (主人公によってくるニーシャ) さあ、マスター。今、ニーシャのこと褒めたくなってますよね。 頭、なでなでしたくなってますよね。 ふふ……ニーシャにはお見通しです…… 【正面左寄り・近距離】 【↓】では、お膝の上、失礼しますね。 【正面・至近距離】 (仕事をするときのように主人公の膝の上に乗るニーシャ) んふぅ……マスター…… あ、手、冷えてますね。 空調、少し弱かったでしょうか。 ん……マスターの頑張り屋さんな手、ニーシャ大好きです。 では、こちらに…… (主「手を?」) はい、差し出してください。ニーシャに、マスターの手…… (主人公の冷えた指を咥えるニーシャ) 【正面・至近距離】(指を咥えてる間は若干下向きで) あー……はむ、あむ……れる…… (指を咥えたまま) ニーシャのお口の温度を上げて、マスターの手、温めてあげます。 れる、ちゅる……んむ……ぁぷ、はむはむ……ちゅるる…… あ、マスターはその間、ニーシャが入れたコーヒーを飲んでて下さいね。 コーヒーが飲み終わる頃には……んむ、れる……きっとホカホカになってます……れる、ちゅる……んむ、ぷちゅ…… (※そのまま主人公の指を温めるために舐める・20秒) んぷ……マスターの指、ニーシャのお口の中で……ぇる、れりゅ……くにゅくにゅ動いて…… んむ、ぷちゅ……溢れてしまいますね…… (次第に唾液が増えてきて、時折溢れないように吸う動作が入る) んぢゅる、ぢゅるる……ちゅぷ、ぢゅる…… んむ、っぷぁ、れる、ぢゅる、ぢゅぷ……ん……んぁ……んぷ、ぷちゅ…… マスター、あまりニーシャの口内をいじらないでください……んむ、んぷ…… んむ、ぢゅる……ぁっ……(少し唾液が溢れる) んむぅ……零してしまいました……んむ、んぷ……ちゅる…… 意地悪です……んむ、りゅる、ちゅぷ、れりゅる…… (※そのまま舐め続ける・30秒) んむ、ん……ぷぁ……はふ……はぁ、はぁ…… (/指を咥えたまま) 【正面・至近距離】 ……ニーシャ、少々誤算でした。 マスターの指、せっかく温かくなったのに、このままでは気化熱でまた冷えてしまいます…… では、今度はこちらへ。 あ、コーヒー飲み終わったんですね。それでしたら、そちらの手も一緒に…… (主人公の手を掴み、自分の服の中へ誘うニーシャ) えへ……どうですか、ニーシャの服の中。暖かいですか? お口と一緒に体温も上げてますので、ちょうどいい温度だと思います。 人工皮膚は保湿性バッチリなので、珠のようなお肌です。さあ、マスター……! (なにが「さあ」なのかわからなかったので、とりあえず両手でニーシャのお腹のあたりをさする主人公) んふ……っふぅ……ふは……マスター、手つきがちょっとえっちですね……ん……ニーシャ、嬉しいです…… マスターの手も、冷たくて気持ちいい……ん……ふぁ…… お腹や腰のフワフワ感も、マスターが注文されたんですよね。こだわりの一品ですよ。 ふふ……こうやって触れられていると、ニーシャもドキドキしてきました。 (主「そういうのってわかるの?」) いえ、人間の感情をシミュレートできるとはいえ、その構造までを理解できるようには作られていないので、ニーシャにはよくわかりません。 でも、そこが人間っぽくないですか? マスターだって、ニーシャの服に手を入れて、腰やお腹をフニフニ触って、ドキドキしてるじゃないですか。 それがどういう精神メカニズムによって引き起こされてるかなんて、説明できないでしょう? 【キス】 んふふ……マスター……はむ、んむ、はぷ、ちゅるる……(そのままの体制で唇を重ねる) えへ……コーヒーの風味ですね。マスターの味……はぷ、れる、れりゅ…… (※触れられて甘く感じながらのキス・30秒) 【正面・至近距離】 はふぅ……はぁ……んふぅ…… へへ……マスター、お疲れ様ですv