Track 1

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(人目のない校内外れのベンチ、晴れていて心地よい昼休み) んふぅ~、ごちそうさまでした! と、あんた、今日もパン? なんだか、毎日パン食べてる気がするけど…す、好きなの? ん…あぁ、そっかぁ、お母さんも働いてるから、お弁当作る時間ないんだぁ。 ウチは専業主婦だから、毎日お弁当! ん~、お母さんの料理おいしいから、私は嬉しいよ。 な…何よ、私がお母さんの事話すの、嬉しいとか…い、いいの! そ、そだ、その…パンが好きってワケじゃないなら、そ、その…私があんたに…今度お弁当…つ、作ってきてあげよっかなぁ~なんて、なんて! え、あ、うん…わ、わかった…作ってくる! 今から気合い入ってるわけないじゃん、何いってるの、もぉ。 よっしゃ、お母さんに、あの必殺メニュー教えてもらって、そんでそんで…。 んああああ、何でもない! って、あんたどうしたの首? そういえば授業中もそうやって辛そうにしてたね。 肩こり…どーせスマフォでゲームでもやってたんでしょ、困ったやつだ。 え…あぁ、そっか…私とやりとりしてたから…ううう…よし! なら、私にもその責任があるって事だから、マッサージしたげるよ! こーみえても、肩もみとかは、お父さんに昔から褒められてきたんだから、大丈夫♪ はいはい、じゃあ、あんたはもっとベンチの端っこ行って、背中向けて。 私は膝立ちになるから…んしょ…。 じゃあ、はじめるね。 ん、じゃあまずは、首筋の辺をすりすりするから。 んっ んんっ んっ んんっ んっ リンパ腺のあたりも、すりすりしてっと…。 んっ んんっ んっ んっ はい、じゃあ今度は肩するね。 両肩いっぺんにいくから。 ごりごりって感じより、実は撫でるみたいな感じのほうが、効くんだ。 ほんとだってば♪ んっ んんっ んしょ んっ んんっ 肩胛骨のとこも、ぐ~っておしたげる。 んん~ んん~ んっ んしょ んん~ あんたも腕あげて、私が押してるとこが肩胛骨の中にぐ~って入るみたいにして。 共同作業っ! んん~ んんん~ んしょ、んん~ はい、いい感じになった よしよし! って、あ…。 ううん、その…そういえば、まだ手も繋いだ事ないのに、あんたの体に、色々触っちゃったなぁって、えへへ…。 はぁ、え、じゃあって何? お願い? 彼女が出来たら、して欲しかった事…えへへ、彼女…彼女、私…。 な、何よ、言ってみなよ! どーんとね♪