気付いたら、お姉ちゃんがいた
んふふ~ふふふ~♪
ふふふ~ん、んふふぅ~♪
あ、起きた? おはよ~って、今は夜よ~?
コタツでうたた寝なんかしてたら、風邪ひいちゃうのぉ。
ん? お姉ちゃんは神出鬼没、弟ちゃんのいる所、どこへでも現れちゃうのです♪
なぁんてね、仕事から帰ってきたから、体ひえひえで、おコタにインしようかなぁと。
そーしたらぁ、弟ちゃんという先客が…ん? んん~?
ここは俺の部屋…だってぇ、お姉ちゃんのお部屋にはおコタがないんだも~ん。
それに、おコタと弟ちゃんカイロのダブル効果のほうがぁ、お仕事で疲れ、木枯らしぴゅーぴゅーな夜道で凍えた体にはビビビなのぉ!
だから~ぴとぴとす~りすり♪
え~何よぉ、冬の匂いが生臭いって、お姉ちゃんそんな匂いしないもん!
とっても、すいーとよ!
ほら、ほっぺただって冷え冷えなんだから、弟ちゃんのほっぺた貸してー!
ぴとぉー♪
んふふふ~、満足まんぞ…あらら、あらっ!
はい、弟ちゃん、お姉ちゃん重大事項を発見しました!
うるさいじゃないのっ、お姉ちゃんに口答えしないのっ、弟ちゃんはお姉ちゃんのものなのっ!
んんっじゃなくてー、耳っ、お耳です!
耳掃除、最近お姉ちゃんが忙しくて、してあげられなかったから、取り頃なのがゴロゴロなのっ、というわけで~耳かきちゃーんす♪