el10_06_『当店自慢の炭酸シャンプーです! ちょっと強めに洗いますね!』
トラック06「当店自慢の炭酸シャンプーです! ちょっと強めに洗いますね!」
;SE エプロンを取る音
;SE エプロンをつける音
(エプロンの入れ替えです。防水のものに変わります)
【さやか】
「それじゃあ頭を洗面台までお願いしますね」
【さやか】
「まずは残った髪の毛を洗い流しますよー」
;SE 床屋の小さいシャワーの音
;SE シャワーが頭に掛かる音
;SE シャワーで頭を洗い流す音 中
;SE シャワーを止める音
【さやか】
「さて、それじゃあお待ちかね……当店自慢の炭酸シャンプーを使っていきますよ!!」
【さやか】
「なんとね、ここだけの話なんですけど……このシャンプー……シュワシュワするんですよ……」
;ボイス位置 7
【さやか】
「では、そぉんな炭酸シャンプー……ご賞味ください」
;ボイス位置 7
;SE 炭酸シャンプーを出す音
;SE 炭酸シャンプーを泡立てていく音(7側でお願いします)
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「効能もすごくって炭酸が浮かせるから……」
【さやか】
「普段落ちないような汚れも……すぅっごい落ちるんですよ……」
;ボイス位置 3
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「血行も……促進、してくれるんです」
;ボイス位置 3
【さやか】
「もう血行が良くなりすぎて時速200kmくらいになっちゃいます」
【さやか】
「さっきの頭のマッサージの分も含めると時速400kmになっちゃうかもしれませんね!」
【さやか】
「頭の回転もスーパーコンピューター4台分くらいになりますよ! すごい!!」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「かゆい所はございませんかー?」
【さやか】
「これ、言ってみたかったんですよねー」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「やっぱりドラマとかCMの定番って押さえていきたいじゃないですか、学校でもドラマの真似事をしちゃったり」
【さやか】
「全然似てないんですけど、そんなのもみんなでげらげら笑って過ごしていた時期が今にして思うと青春だったなー、
なんて思うんです」
【さやか】
「今にとっての私の青春は、こうしてお客様の髪の毛を切って洗って、どんどん腕を磨いていくこの瞬間なんですけどね」
【さやか】
「じゃあ、青春……続けちゃいますか」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中
【さやか】
「すごいぱちぱちするでしょう?」
【さやか】
「このぱちぱち、なかなか味わう事が出来ないですよね」
【さやか】
「ぱちぱちするものって基本的に食べ物や飲み物の口に入れるものが大半じゃあないですかぁ」
【さやか】
「家で気軽に炭酸のお風呂とかも中々できませんしね」
【さやか】
「炭酸シャンプーは売ってますけど、うちのは特製ですから、ほら、すごい音がいいでしょう?」
(幾分かの間を持たせて炭酸シャンプーのSEを強めに流して頂けますと幸いです)
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中
【さやか】
「オーダーメイドで作ってもらっているんですよね。だからここでしか味わえないシャンプーになってます!」
【さやか】
「シャンプーだけのサービスもありますので是非通ってくださいね!」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 中
【さやか】
「仕上げに、強く、そして長くやりますね」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「(息遣い。んっんっ、と力を込めるような感じで)」
;SE 炭酸シャンプーで頭を洗う音 長
【さやか】
「さて、充分頭をしゅわしゅわ出来ましたし」
【さやか】
「ぱちぱちを洗い流していきますねー」
;SE 床屋の小さいシャワーの音
;SE シャワーが頭に掛かる音
;SE シャワーで頭を洗い流す音
【さやか】
「人に頭を洗って貰うのって不思議な感覚ですよね」
【さやか】
「大人になると、もう床屋でしかやってもらえないというか、そんな感じで」
【さやか】
「しかも服を着たままですからね、より特別な感じがします」
【さやか】
「結構強めな事がありますよね」
【さやか】
「たとえばこんな風に犬をかわいがる感じで……」
【さやか】
「よーしよしよしよしよしよしよし」
(よしの数は文字数に忠実じゃなくても大丈夫です、気持ち多めにお願いします)
;SE シャワーで頭を洗い流す音
【さやか】
「とか。こう……がっしがっし」
【さやか】
「がっしがっし……」
【さやか】
「がっしがっしとやる事とか」
;SE シャワーで頭を洗い流す音
【さやか】
「思っているよりも遠慮なかったりしますよね」
【さやか】
「実は髪って思っているよりも強くて、こういった擦れとかには強いんです」
【さやか】
「だからマッサージを兼ねてー、とか。
しっかりと汚れを落とすならこのくらーいの強さでやるのが有効だったりするんですよね」
【さやか】
「うちはマッサージをした後、炭酸シャンプーをしていますので強くするのはちょっとだけでいいんですけどね」
【さやか】
「では、あとは丁寧に、優しく、仕上げていきますねー……」
;SE シャワーが頭を洗い流す音
;SE シャワーを止める音
【さやか】
「はい。お疲れさまでした」
【さやか】
「水も滴るいい男、ニューバージョンって感じになりましたね!」
【さやか】
「それじゃあ、頭を乾かしていきますよ! この後、とっておきのイベントがありますから、そのためにも、ねっ!」
【さやか】
「タオル召喚!」
;SE タオルで頭を拭いていく音、優しく長めに
【さやか】
「手でやるのと違って、タオルで拭くときはちょっと気をつけないと髪が傷んじゃったりするんですよね」
【さやか】
「だから家でやる時も気をつけてくださいね」
【さやか】
「確かにざざーって頭を拭くのは、気持ち良いんですけどね」
;SE タオルで頭を拭いていく音
【さやか】
「ドライヤーも使わせてもらいますね」
;SE ドライヤーを入れる音(カチッカチッと二回)
;SE ドライヤーの風の音(強)
【さやか】
「ドライヤーは最初強めの温風にして乾かしていくのがいいんですよー!」
(ドライヤーの音に負けないようにお願いします)
【さやか】
「家で使う時もータオルで水気を取ってー、ドライヤーの強にしてー、ドライヤーの弱ー、ドライヤーの冷風ー、FooFoo!」
【さやか】
「って感じでやると良い感じにまとまりますからお試しくださいねー!」
【さやか】
「じゃあ弱に切り替えまーす」
;SE ドライヤーを切り替える音
;SE ドライヤーの風の音(弱)
【さやか】
「髪って不思議ですよね」
【さやか】
「色や形、長さでその人のイメージをかなり変えちゃうじゃないですか」
【さやか】
「かといって全員にとっての正解の髪型って無くて、一人ひとりそれぞれの正解がある」
【さやか】
「正解も一つじゃないですし、季節によっても色々変わってきますよね」
【さやか】
「お客様の今回の髪型も一つの正解かもしれませんが、
もしも新しい正解を見つけたくなったら、ぜひ、ご相談下さいね」
【さやか】
「冷風にしますよー」
;SE ドライヤーを冷風に切り替える音
;SE ドライヤーの風の音(弱)
【さやか】
「ドライヤーの冷風ってあんまり使う人がいないイメージですけど、わりと裏技みたいに髪がまとまるんですよ」
【さやか】
「自分の家でも丁寧にすることでさらっさらの髪にできますし、
ドライヤーの強でちょっと入るダメージもある程度カバーしてくれるんです」
【さやか】
「髪って大体タンパク質で出来ていますから、冷やすと固まるんですよね」
【さやか】
「温めて……冷やす。こうする事で髪型を変えたりできるわけです」
【さやか】
「今のお客様みたいに短い状態だとあんまり変わらないんですけどね」
【さやか】
「だけどお風呂に入って寝て起きた時、寝ぐせがすごい事ってないですか?」
【さやか】
「あれは、残った水分と温められた状態がキープされていて
寝ている間に水分が減りつつ、温度が下がっていくから髪の毛がぐわしゃあああって感じになるんですよね」
【さやか】
「と、こんな感じで本格的に乾かさないまま寝るのは髪にとってもあまりよろしくないんですけど」
【さやか】
「寝る。という事を考えると、難しいんですよねー……」
【さやか】
「簡単に言うと、あったかい状態で早い所お布団に入った方が睡眠の質は良くなるんですよね」
【さやか】
「お風呂は出来るだけ寝る前が良いって訳です」
【さやか】
「ただ……こんな感じにじっくりと乾かすってなると、
眠気とかもどっか行っちゃったりして逆に寝づらくなってしまったり」
【さやか】
「本当に難しい問題です。クオリティオブライフの追求は、どこまでも果てしないですね」
;SE タオルで耳を拭く音、後に耳かきをするのでここは軽く叩くくらいです
;SE エプロンを取る音
;SE ほうきで髪を掃除する音
【さやか】
「さて……普通の床屋ならここで終わりです」
【さやか】
「ですが、ここはソレイユ……理容室ソレイユ~!」
【さやか】
「ご唱和下さい。理容室ソレイユ~~~~!」
【さやか】
「当店オリジナルの耳かきサービス……お楽しみはこれからです!」
【さやか】
「奥の座敷、特別なお部屋へご案内します! ささっ! こっちこっち!!」
;SE 扉を開け閉めする音