トラック9:両耳を手で塞がれ、手の音でリラックス
;SE:あみが頭の後ろへ移動する足音
;ボイス位置:5 普通に会話
【あみ】
「それじゃ、今度は私の番ですっ!」
【あみ】
「これまた格別な音でお耳を幸せにしますねっ♪」
;ボイス位置:7 普通に会話
【みあ】
「私は……耳元で囁いて癒やす……!」
【みあ】
「……私の囁き、楽しんで」
;ボイス位置:5 普通に会話
【あみ】
「というわけで、早速やりますよぉ~!」
【あみ】
「あっ、お客さんは楽な姿勢でリラックスしてくださいよぉ~」
【あみ】
「全身脱力して、ぼーっとする感じでっ!」
【あみ】
「んじゃ、始めますねっ!」
;SE:両耳を手で塞ぐ音
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「ふふ♪ 不思議な感覚でしょー」
【あみ】
「私の手の音が、お客さんの耳に直接響いてるんですよぉ~」
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「ねえさんの手のぬくもりと、手の中の音……」
【みあ】
「まるで包まれてるような感覚がするはず……」
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「ごー……って音がするでしょー。ふふ♪」
【あみ】
「この音って、血液の流れの音だと勘違いされることが多いんですけど」
【あみ】
「実は、手の筋肉の音らしいですよぉ♪」
;SE:両手を耳にくっつけたまま少し曲げたり伸ばしたりする音
【あみ】
「ほら、こうやって手を動かすと……音がするでしょ」
【あみ】
「ふふ♪ だから血液の流れる音じゃないんです♪」
【あみ】
「近年の研究でわかったことらしいんですけどねぇ」
【あみ】
「クスクス♪ まぁ、どちらにしろ、私の手の中の音には違いないですね……♪」
【あみ】
「人にも、自分自身も普通じゃ聞けない。私の音ですよぉー♪ ふふっ♪」
;SE:両手で耳を包む音(耳をふさぐような感じ)
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「これで安心するのは、、胎児の時、お腹の中にいたときに聞いていた音に近いから……という説もあるようです」
【みあ】
「潜在意識的に安心するのは当然かも……」
【みあ】
「お客さんは今、ねえさんの中にいる。といっても過言ではない」
【みあ】
「ねえさんの手に包まれて、ぬくもりと、体内の音で癒やされてる」
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「くすくす♪ 私の中でいーっぱい癒やされてくださいねぇ♪」
【あみ】
「日常の忙しいのとか疲れることはぜーんぶ忘れて。私の音にだけ集中してください♪」
【あみ】
「お客さんは私の中にいるんですから♪ クスクス♪」
【あみ】
「ふふ♪ 私もなんだか、母性が生まれそうです♪」
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「ねえさん。お客さんを赤ちゃん扱いしちゃダメ」
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「ふふ♪ それだけお客さんを愛おしく思ってるってことだよ」
【あみ】
「まったく悪いことじゃないでしょ。むしろイイことだと私思うけどなぁ」
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「そ、それは……」
【みあ】
「へ、変なことを考えてないでちゃんと施術してってこと」
【みあ】
「お客さんを癒やすことだけ考えて……」
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「くすくす♪ みあがヤキモチ焼いちゃったのかなぁ」
【あみ】
「いいねぇ。お客さん。みあにこんなに思われて♪」
【あみ】
「でも、私もお客さんのことちゃんと思って施術してますからね♪」
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「まったく、ねえさんは……」
【みあ】
「でも……。お客さんがいいなら……」
;ボイス位置:5 囁き
【あみ】
「ダメなこと無いよ。だってほら。お客さんすごく気持ちよさそうな顔してる……♪ ふふ♪」
【あみ】
「だから、このまましっかり包み込んであげますからねぇ~♪」
;ボイス位置:7 囁き
【みあ】
「お客さんがいいならいい」
【みあ】
「思いっきり、癒やされてほしいから……」
;SE:しばらく両手を塞ぐ音