■トラック1『新婚さんデイズ』
;◆SE 居間のドアを開ける音
【入花】
「おかえりなさいませ。お召し物を……」
;◆SE リスナーのスーツを脱がせるなどする
【入花】
「……もう、夕飯は出来ていますよ。丁度、お風呂も沸いたところです。
どちらにしますか? それとも……」
【入花】
「わ・た・し……? ………………なーんちゃって」
【入花】
「……」
【入花】
「ご、ごめんなさい。偶には可愛らしい冗談の1つでも言いたくなったのですが。
うぅ……やはり余り私には、向いていないようですね」
【入花】
「……愛想の無い妻で……申し訳ないです……え?」
【入花】
「…………そんな私のことが……好き……ですか……?」
【入花】
「………………」
【入花】
「あ、あなたは……うぅ……もぉ……。旦那様は……ま、まったくぅ……口を開けば……そうゆうことばっかり……はぅ……」
【入花】
「えーと。あの。……そのですね……」
;◆声 ささやき
【入花】
「私も……そういうあなたのことが……好き……大好きです……あなた……♡ えへ」
【入花】
「旦那様……おかえりの……だっこ、したいです……。
ぎゅううって……お体……抱きしめても、良いですか? ……はい……では …………んっ」
;◆SE 入花、リスナーの体を抱きしめる音
【入花】
「旦那様ぁ……♡ ん…………ぎゅぅうう~~……っ♡
はぁ……ずっと……こうして……くっついて、いたかったんです……」
【入花】
「旦那様が……お外行ったら……すぐ……寂しくなって……。
ずっと、早く帰ってこないかなぁって……かんがえてました……」
【入花】
「甘えたがりの妻で、申し訳ありません……」
【入花】
「……ほっぺも……すりすり……して、良いですか……? んへ……♡」
【入花】
「すり……すり……♡ すり……すり……♡」
【入花】
「旦那様の……お髭が、ジョリジョリします……ふふ。(匂いを嗅ぐ。ちょっと長めに)……ん……他の女の匂いも……致しませんね……。
今日も偉いです、なでなで」
【入花】
「えーっと。それではそろそろご飯を食べに、ダイニングに移動したいのですが……」
【入花】
「旦那様と一度くっついてしまうと、名残惜しくて離れられなくなっちゃいました……」
【入花】
「あうう。このままぎゅうして歩くのは……ちょっと、危ない……ですし……すぅーはぁーすぅーはぁー(深呼吸)……旦那様の匂い……♡
うぅ……絶対離れたくない……でも、折角作ったお夕飯が冷めてしまいます……旦那様には美味しい夕食を食べていただきたいのに」
【入花】
「……これは所謂、お嫁さん的パラドックスという状態なのかもしれません」
【入花】
「あの。旦那様。では、1つ約束して頂いても良いでしょうか。あの……ですね……」
【入花】
「晩ごはん食べたら……いっぱい、私に……構って欲しいのです……。ソファーでくっついて……。
それ……約束してくれたら……私も、頑張って……今ちょっと、我慢できるから……」
【入花】
「……………………♡」
【入花】
「……えへへ……それでは参りましょうか、旦那様……♡ 今日も、いーっぱい……美味しいご飯を用意、していますからね……♡」