Track 3

トラック3:セラピスト、ハンドケア体験

;ボイス位置:1 【あこ】 「いらっしゃいませ! ようこそお越しくださいました!」 ;SE:説明書を開く音 (説明書きを読むような感じで) 【あこ】 「こちらのセラピーでは、アロマオイルの香りが広がるラグジュアリーな空間と、ハンドケアによる癒しの時間を、お過ごしください!」 【あこ】 「はい! 説明書終わりー!」 【あこ】 「えへへー! どう? さっきのエステ屋さんだと真っ黒な服だったけど、こっちは真っ白だよ! 天使みたい!」 【あこ】 「ねえねえ、かわいい? あこかわいい? 記念にどんどん写真を撮ってもいいよー!」 ;SE:カメラのシャッター音 複数回 【あこ】 「はーい、撮影タイム終わりー!」 【あこ】 「さっきおとーさんが虹色のアイスを買ってくれたからあこすっごく頑張っちゃうよー!」 【あこ】 「あっもちろんおかーさんには内緒だよね! あこは出来る子なのでわかってるよ!!」 【あこ】 「えへへー。それじゃあおててのマッサージから始めますねー」 ;SE:手をぺたぺたと触る音 【あこ】 「うわーゴツゴツー! かったーい!」 【あこ】 「おとーさんはこの手であこたちを守ってくれてるんだよね! おかーさんが言ってた!」 【あこ】 「じゃあこの手も優しくもみもみしていくねー」 ;SE:呼吸音 【あこ】 「んしょ、んしょ。お客様のおてて、あったかくなってきたねぇー」 【あこ】 「あこがもっとぽかぽかさせてあげるー!」 ;SE:手が優しくあこの頬に触れる音 【あこ】 「ふふー。お客様のおててあったかーい!」 【あこ】 「反対側の手もにぎにぎするねー!」 【あこ】 「にぎ……にぎ。えへへ、あこの手もあったかいでしょー?」 【あこ】 「さっきまで反対側の手をもみもみしてたからねー! だからあったかいんだぁ!」 【あこ】 「こっちもお日様みたいにぽかぽかにしてあげるよー!」 【あこ】 「よいしょ……よいしょ!」 【あこ】 「あこねー、握力が10でクラスの中でも強いほーなんだよー! 反復横跳びはぁ、一位! すごいでしょっ!」 【あこ】 「今日はお客様の身体をずっともみもみしてたからもっと強くなっちゃうかもね!」 【あこ】 「えへへ。将来はまっちょだよ! まっちょ!! ふんす!」 【あこ】 「りんごを片手でぐしゃーってやってりんごジュース作るの!」 【あこ】 「その時はおとーさんにもりんごジュースを作ってあげるね!!」 【あこ】 「まっちょになってもおとーさんのおててをマッサージする時は優しくするから安心してね!」 【あこ】 「えへへー。にぎにぎ」 【あこ】 「じゃあ名残惜しいけど、手をもみもみするのはこれで終わりっ!」 【あこ】 「今度は、このざらざらしてる板でーおててのつめを綺麗にしていくねー」 ;SE:爪を磨いていく音 たどたどしく 【あこ】 「人の爪を磨くのって難しいねぇ……気を付けないとうっかり指も磨いちゃいそう」 【あこ】 「あこも気を付けるけど、おとーさんもじっとしててねー……」 【あこ】 「しゅっしゅ……しゅっしゅ。あっ! こういう感じにしたらいいんだね!」 【あこ】 「リズミカルにー。しゅっしゅ、しゅっしゅ」 ;SE:呼吸音 ;SE:爪を磨いていく音 慣れた感じで 【あこ】 「よぉし、長さはこんなところかな?」 【あこ】 「おとーさん、ここからは一味違うよ……なんと、なんとね」 【あこ】 「このまま板の反対側で爪の表面も磨いちゃいまーす! わーぱちぱち!」 【あこ】 「じゃあ、いくね?」 ;SE:爪の表面を磨いていく音 【あこ】 「慎重に……慎重に」 【あこ】 「一本一本ていねーに、でも削りすぎないように……なかなか奥深いね……」 【あこ】 「ふっふっ。よし、これでいいかな?」 【あこ】 「はーい! おとーさんのこっちの指、ぜぇんぶ綺麗になったね! 宝石みたいにぴっかぴかー!」 【あこ】 「じゃーあー、もう一つの手もピンク色の宝石みたいにぴっかぴかにするね!」 【あこ】 「あっでもその前に、爪を短くしなきゃ!」 【あこ】 「また板をひっくり返してー、しゅっしゅっしゅっしゅ!」 ;SE:爪を磨いていく音 【あこ】 「慣れても一本一本ていねーにやっていくよ!」 【あこ】 「んふふ。なんだかプロみたいだね! たのしっ」 【あこ】 「よぉし! 爪の長さはおっけー!」 【あこ】 「これでやっと爪の表面を磨けるね!」 【あこ】 「あこに任せて! しゅっ……しゅっ……」 【あこ】 「えへへー、どんどんお客様の爪がきれーになってくね!」 【あこ】 「あこ、このお仕事好きかもー!」 【あこ】 「ずっとやっていたいね! あ、でもそんなことしたらおとーさんがどんどん小っちゃくなっていなくなっちゃうかも……」 【あこ】 「どどどどーしよー!?」 【あこ】 「おとーさん、これからいっぱい食べてどんどん増えていってぇ……なくならないでぇ」 【あこ】 「あこ頑張って料理も覚えるからぁ~!」 【あこ】 「ちゃんといーっぱい食べてね!」 【あこ】 「よーし! それじゃあどんどん磨いていこー!」 【あこ】 「ぞり……ぞり。ふっふっ」 【あこ】 「あと一本……カリカリカリカリ、ゾッゾッ。ふーっ」 【あこ】 「うんうん……よし!」 【あこ】 「おっけー! かんぺきー!」 【あこ】 「セラピストも、とってもとっても楽しかったです! まる!」 【あこ】 「セラピストってテレビとかで色々聞くけどおててもせらぴぃするんだねぇ」 【あこ】 「なんかテレビだとお話をする人がたくさんいるって感じ!」 【あこ】 「あと絵を描く人とかもいるよね!」 【あこ】 「あこ初めてセラピストって聞いた時アニメのこわーい敵さんかなって思ったけど、普通に良い人そーで良かった!」 【あこ】 「今日やったとこの中では一番楽しかったかも!」 【あこ】 「あと、今日は行けないけどお料理屋さんのコーナーもいつか行きたいねぇ……」 【あこ】 「お料理覚えたらおとーさんにいーっぱいご飯を食べさせてあげるんだあ……」 【あこ】 「ぽよんぽよんになったおとーさんの上でぼんぼん跳ねるねー!」 【あこ】 「じゃあ次のとこ行こっか!」