■トラック2
//ダミーヘッド位置・1
【えりか】
「じゃあ、次はハグに挑戦してみよう!
両手広げて待ってるから、ぎゅっときていいよ!」
【えりか】
「私からいってもいいけど、お兄さんのタイミングがあるもんね。
私のこと抱きしめてくれる?」
//SE:衣擦れの音
//ダミーヘッド位置・7(6の方向を向いて)
【えりか】
「ふふっ。やっぱりお兄さんは優しいなぁ~。ハグがふわっとしてる~」
【えりか】
「もっと強く抱きしめてくる人もいるよ。力任せな感じってあんまりリラックスはできないんだよね~。
でもお兄さんはそうしないんだ……」
【えりか】
「まあ、私たち出会ってからそんなに経ってないもんね。
お互いのこと、ゆっくり知っていって、ゆっくり距離を縮めていけたらいいね」
【えりか】
「こうやってお兄さんの背中に腕を回してみると、どんな体付きをしてるのか、わかっちゃうな~」
【えりか】
「ぺたぺた……ぺたぺた……。ふふ、背中の筋肉触っちゃった~!」
【えりか】
「(囁き声で)ここが腰でしょ~。ここが背中、その上が肩甲骨で、その上は……。
ん、手が届かないや……」
【えりか】
「(囁き声で)あれ? くすぐったかった? じゃあ、お兄さんも私の背中触っていいよ。
これでお相子にしよ!」
【えりか】
「(囁き声で)ふふっ……ふふふっ……。確かに触られる側だと、くすぐったいかも……!」
【えりか】
「ねえ、胸にもたれかかってもいいかな?」
//ダミーヘッド位置・1(マイク下から)
【えりか】
「はぁ~、人に身を任せてると落ち着く~。
ふふっ、お兄さんもさっきよりはリラックス出来てるかな?」
【えりか】
「いいね! 少しずつでいいから、肩の力を抜いていこっ!」
//一定のリズムで背中をトントンするえりか。
//SE:背中をトントンする音
【えりか】
「小さい時にさ、寝付けないとお母さんがお腹をトントンしてくれたの。
幼稚園のお昼寝タイムでも先生がしてくれたし……」
【えりか】
「こうやって一定のリズムを聞いたり、叩かれたりすると
体の力が抜けてリラックスできるんじゃないかな~」
【えりか】
「トン……トン……トン……トン……って」
//トントンする音、10秒程度
【えりか】
「ふわぁ~。あくびが出ちゃった……。私の方が眠くなってきちゃったかも……。
お兄さんも目がとろんってしてるね」
【えりか】
「もし寝そうになったら、寝ちゃってもいいからね~」
【えりか】
「トン……トン……トン……トン……(あくび)ふわぁ~。
んん~、私がお兄さんより眠くなってどうするの~。ダメだねぇ~」
//ユーザーがえりかの頭を撫でる
//SE:頭を撫でる音
【えりか】
「ん? ふふっ、頭撫でてくれるの? それじゃあ本当に寝ちゃいそうだよ~。
私が寝かしつけられてちゃ、ダメなんだってばぁ~」
【えりか】
「でも、撫でられるのは大好きだよ!
頭をぽんぽんってされるより、撫でなでの方が気持ちいいんだよね~」
【えりか】
「頭の形に添って、手がつるんって滑っていくのが好きなんだ。
私ってちょっとマニアックなのかも、あはは……」
【えりか】
「あ、そういえばこうやって頭を撫でられるのも一定のリズムだね。
だからリラックスできるのかな~」
【えりか】
「それともお兄さんが頭を撫でるのがうまいのかな? どっちだろう……。どっちもかな~」
【えりか】
「今度は私がお兄さんを撫でなでするね!」
//膝立ちで体勢を変えるえりか。
//衣擦れの音
//ダミーヘッド位置・1(マイク上から)
【えりか】
「お! 膝立ちするとお兄さんの顔がよく見えるね!」
【えりか】
「見上げてると、どんな顔してるか分かりづらいんだもん。
でも、こうやってお兄さんの表情をちゃんと確認できるのは嬉しいな」
【えりか】
「顔が見えないと、本当にリラックスして気持ち良くなってるか、確認できないからね!
これからはお兄さんの顔、ちゃんと見てるよ~」
【えりか】
「――ふふっ。この距離で見つめられると、さすがに照れちゃうなぁ……」
//ユーザーの頭を撫でるえりか
//SE:頭を撫でる音
//SE:衣擦れの音
【えりか】
「ぎゅ~。撫でなで……撫でなで……。
今度は私がいっぱい撫でなでして、お兄さんをリラックスさせてあげるからね~」
//以降、囁き声で
【えりか】
「撫でなで……撫でなで……。撫でなで……撫でなで……」
【えりか】
「どうやって撫でられるのがいいかな~。
頭のてっぺんから、首にかけてゆっくり撫でてみよっか」
【えりか】
「お兄さん、髪質がやわらかいんだね……。撫でてる方も気持ちよくなってきたかも」
【えりか】
「ほら私、クッションとか好きだから。つい色んなものを触っちゃうんだよね。
こんなふうに、人を撫でるのも好きだったんだ……」
【えりか】
「ふふ。お兄さんのおかげで気づいちゃった♪」
【えりか】
「次は頭をぽんぽんしてみよっか……」
【えりか】
「ぽんぽん……ぽんぽん……。
大人になったらこうやって頭を撫でられる機会ってないよね……」
【えりか】
「大人だって、成功した時は褒められたいし、頭、撫でて欲しいのになぁ~。
お兄さんに撫でてもらって、そんなふうに思っちゃったな……」
//次の台詞、フェードアウト
【えりか】
「今日はたくさん撫でなでしよう~。足りないと思ったら言ってね。
いーっぱい、してあげる♪」