■トラック7『カレーを食べたあとのお話』
//ダミーヘッド位置・8(左前・近い)
【ゲッコーちゃん】
「ほ、ほら行こ。お母さん、うるさいんだからぁ……。
2階。階段。私の部屋……っ」
;◆SE ドアが閉まる
//ダミーヘッド位置・9(正面・遠い)
;◆SE足音→階段をのぼる
【ゲッコーちゃん】
「ホント、ぁのおばさんはさ……すぐからかってさ……。
私と君は……た、ただの友達、なのに……」
【ゲッコーちゃん】
「ごめんね……お母さん、君のこと大好きだから……。
おかわりもいっぱい、よそわれちゃったしね」
;◆SE ドアを開く
;◆SE 2人でベッドに座る
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
【ゲッコーちゃん】
「お腹いっぱいで動けない? ふふ、そっか。
ちょっと、お部屋で休んでいってよ」
【ゲッコーちゃん】
「また、ゲームで遊んでも良いし……。
それか……」
【ゲッコーちゃん】
「……おしゃべりとか……する……?」
【ゲッコーちゃん】
「えへ……えへへ……ん……いいよ……うれしぃ……」
【ゲッコーちゃん】
「もう、明日の小テストの勉強した?
え。覚えてないの。あーあ。いけないんだー」
【ゲッコーちゃん】
「武藤先生、熱血だから。補習とかあるかもよ?
後で困っても知らないんだからね」
【ゲッコーちゃん】
「……だめだぁ。ごめん。……なんか……ニヤけちゃう……。
…………普通に話せるの、嬉しくて」
【ゲッコーちゃん】
「せ、責めたりはしてないよ。だって、あの時はさ。
二人共……なんか、恥ずかしかったでしょ。私もだし……君も」
【ゲッコーちゃん】
「でも……ぁの……私達、少しだけ……前より、大人になったわけだしさ」
【ゲッコーちゃん】
「だから……その……」
【ゲッコーちゃん】
「(深呼吸×2)」
【ゲッコーちゃん】
「……私……学校でも、君と、お喋り……したい。
明日、さ……お昼……一緒に、たべない……?」
【ゲッコーちゃん】
「よ、よければ……お弁当……持ってく、から……」
【ゲッコーちゃん】
「…………ぁぅ。……だめだぁ。今、こっち、見ないで。
顔……熱い、よぉ……」
【ゲッコーちゃん】
「それじゃあ……ね……? 明日……約束…………ふふへ」