Track 6

■トラック6『ひげそり』

//ダミーヘッド位置・7(左・近い) 【ヨーコーちゃん】 「さっきからちょっと……お髭伸びてるのが気になってたんだよねぇ……。  お姉ちゃんが綺麗にしてあげますからぁ……少し待っててねぇ……♪」 【ヨーコーちゃん】 「まずは……クリームの準備…………」 ;◆SE ひげそりのクリームを立てている 【ヨーコーちゃん】 「石鹸水を……泡立てて……ひげそりクリームにするの……。  散髪屋さんとかでするやつなんだけど……」 【ヨーコーちゃん】 「お父さんが好きらしくて……、  道具……揃ってるんだ…………ちょっと……準備、まっててね……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ぁ……この音も……気持ちいいの……?  そっか……これもまた……ASMRってやつなんだねぇ……」 ;◆声 ささやき 【ヨーコーちゃん】 「君のために……あわあわクリーム、たっくさん立ててあげるから……、  音を聞いて……楽しんでてね…………♪」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「泡立て専用の刷毛で……陶器作りの入れ物の中の石鹸水を……、  お茶を立てるみたいに……かき混ぜるの…………。  木製の刷毛と……陶器の入れ物が……ぶつかる音……きもちー? ふふ……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「んー……どのぐらい……立てるのが……いいのかしら……。  出来るだけ、ふわふわの方が……きもちーもんねぇー……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「でもさ……君も……お髭生えるような年になっちゃんだねぇ……。  大きくなった弟の成長を喜びつつも……いつまでも可愛い男の子ってわけにもいかないんだなぁ……って。  ふー。お姉ちゃん……複雑だよぉ……。ぁ。でも、今の君は、まだ……」 ;◆声 ささやき 【ヨーコーちゃん】 「かわいいかわいい……男の子、だけどねぇ……ふふ……♪」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「またせちゃって……ごめんねぇ……でも……、  待つ時間も……まーったりして……悪くはない? かなぁ」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ん……♪ 見て見てぇ……♪ こんなにふわふわになったよ……♪  これをぉ……このまま、刷毛で……君のお顔に、塗って……、  カミソリ……当てるんだよぉ……。……じゃあ、さっそく……いきまぁす……」 //ダミーヘッド位置・1(正面・近い) ;◆声 正面から施術するイメージなので、左右に軽く動きながらでお願いします。 ;◆SE クリームを塗る 【ヨーコーちゃん】 「(10秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ふふ……刷毛の毛先が、やぁらかいのとぉ……クリームがふわふわので……、  お顔くすぐられて……くすぐったそぉだね……ふふ……でも……我慢……だよぉ……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「クリーム……多めに、いーっぱい……塗ってあげるね……。  ……刷毛が……クリームを塗る音も……気持ちいい……ものねぇ……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ふふ。なんだかぁ……お顔に落書きしてるみたい……。  お鼻のした……たっぷり泡塗ってぇ……顎のところにも、いっぱい塗って……ふふ……サンタさんみたい……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「あわあわ……柔らかくて……きもちいいねぇ……。  ちょ、ちょっと……手で触ってみても良い……? (五秒ほど泡に触る)……ふわぁ……ふわふわだぁ……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「耳の……下のあたりにも……しっかり……塗り込んで、いくからね……。  右耳の……ほうもぉ…………左耳の方もぉ…………あわあわぁ……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「んー……そろそろ、塗り残しは……ないかしら……?  ぁ。顎の下……もうちょっと……泡、増やそうねぇ……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「……はぁい……刷毛はこのへんでいいかなぁ……。  次はぁ……カミソリをね……使っていくよ……」 ;◆声 ささやき 【ヨーコーちゃん】 「刃物……切れ味良いから……動かないようにね……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「んーー……しょ……んー……しょ……。  おぉ……泡をね……カミソリで……スーって落としていくの……気持ちいいぃ……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「鼻の下……剃って行くから……ちょーっと……唇、抑えますよぉ……。  ぁ…………君の唇……やぁらかいね……ぇへ……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ぉー……おヒゲ剃り……なんか……ストレス解消に良さそう……。  君のおひげ剃るの……気持ちいい……これ、毎日出来る男の子って、得だねぇ……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ジョリ……ジョリ……ジョリ……ジョリ……。  ふふ……なんか、目ぇ逸してるねぇ……顔、近いから……恥ずかしいのぉ……?  なーにぃ? お姉ちゃんだから……恥ずかしくないんだよぉ……」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ぁ。まゆげもせっかくだし……剃っちゃおっかぁ……。  ふふ……お姉ちゃん好みの……顔に、しーちゃぉ……♪」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ふぅ……でも、おひげ剃り……毎日しないといけないのは……大変だよねぇ……。  私が一緒に住んでたらぁ……毎朝、お世話してあげるんだけど……なぁ……」 【ヨーコーちゃん】 「……でも私、友達とかから……男をすぐダメにしそう……ってゆわれる……。  ぅーん……確かに君なら……ダメにしてあげたいけどなぁ……♪」 【ヨーコーちゃん】 「(30秒ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「んしょ……じょり……じょり……じょり……♪  だいぶ、お顔……綺麗になってきたよぉ……私ね……君のお顔、好きだからぁ……ずっと……見てたくなっちゃうな……」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「ゲッコーちゃんと、君が結婚したらさ……君は私の義理の弟になって……、  毎朝お世話出来るぉ、やったぁ……って、一瞬……思ったりしたけどさぁ……」 【ヨーコーちゃん】 「……こーゆーのはぁ……きっと……奥さんのお仕事だよねぇ……。  なんて……ちょっと……思いました…………まる」 【ヨーコーちゃん】 「(1分ほど呼吸音)」 【ヨーコーちゃん】 「……はい♪ おひげ剃りおしまい♪ お湯で濡らしたタオル用意してるから……、  お顔、拭こうねぇ……って、あら?」 【ヨーコーちゃん】 「ぁ……君……寝ちゃってたんだ……。目、つむってたから……気づかなかった……」 ;◆声 小声で 【ヨーコちゃん】 「……さっきの話……聞かれなかったなら……良かったかな…………」 【ヨーコーちゃん】 「……起こすのも可愛そうだし……このまま……寝かしといてあげよ……。  ぁ、でも顔は拭いてあげないと」 【ヨーコーちゃん】 「起きてないって事はぁ…………何しても……ばれない……ってこと……?」 【ヨーコーちゃん】 「…………」 【ヨーコーちゃん】 「な、なにもしないよぅ。……お姉ちゃん……なんだから……」