Track 1

・トラック01「帰宅、本日のお疲れ様会」

;SE 玄関の扉を閉める ;ボイス位置 11 【はいね】 「はーい。今日もお疲れさま~」 【はいね】 「1限から5限まで詰め込むと死ぬよね……残機が5限分減ったわ……」 ;ボイス位置 3 【はいね】 「WASTED……」 ;SE 手を洗いながら ;ボイス位置 10 【はいね】 「まーバイトとか一日中ゲームするためには必要なことなんだけどさー」 【はいね】 「私たち下宿勢ゲーマーとしては、バイトと大学の両立が必須なのがつらいところだよね」 (ここまで手を洗う形でお願いします) 【はいね】 「がらがらがらがらがらがらーぺっ」 【はいね】 「あー、タオルはそこにあるやつ使っていいから」 ;ボイス位置 12 【はいね】 「さーてお酒お酒ー」 ;SE 冷蔵庫を開ける音 【はいね】 「きょーうーのおっさけは、どーれっかなー」 ;ボイス位置 8 【はいね】 「んー。今日のお酒は……これっ!」 【はいね】 「ヒプノスキィック~」 (ヒプノティックというお酒が元です。名前がそのままで大丈夫そうであれば正式名称でお願いしたいです) 【はいね】 「このお酒はねーリキュールっていうんだけど、甘酸っぱくて美味しいんだよね、これが」 【はいね】 「あと色が水色なのが最高。最&高ってわけ」 【はいね】 「君も飲む? 好きなタイミングでグラスに注いでいいからね」 【はいね】 「ちなみに私のおすすめはー、ストレートかロックかな!」 【はいね】 「度数は17パーセントだけど、すごい飲みやすいんだよ!  私はよく200mlを一日で飲んじゃうんだけど、  酔ってもほろ酔い気分っていうか気持ちいい酔い方なんだよね!」 【はいね】 「そんな感じで超おすすめ! ささ。社長さんもどうぞどうぞ」 ;SE ソファーに座る音 ;ボイス位置 15 【はいね】 「じゃあ準備はいーい?」 【はいね】 「はーい。今日もお疲れさまでしたー! かんぱーい!」 ;SE グラスを鳴らす音 【はいね】 「んく、んく、んくっ……ぷはぁ! やっぱりお酒っていいねぇー!」 【はいね】 「濃い香りが鼻を突き抜けていって、余韻があるっていうのかな。  ジュースだと味わえない感覚だよね。こういうのって」 【はいね】 「ジュースももちろん好きだけどね!」 【はいね】 「でも最近やっと飲めるようになったからさ、いろいろなお酒を試してて。  我ながらのめり込んでるなぁって感じ」 【はいね】 「これまでゲームに使ってたお金をお酒に回したりしてるし、ちょっとゲーマー失格かもしんないね」 【はいね】 「まー、まだガチャに使ってた分の資金だから良き良き」 【はいね】 「どちらも儚く散りゆくさだめよ……」 【はいね】 「まあ、これ! っていうお酒が決まったらまたガチャとかにぼちぼち回していくのかなぁなんて思ったり思わなかったり」 【はいね】 「全ては未来の自分のみぞ知る、というやつですな」 【はいね】 「2年後とか何してるかなー……あーいや未来の事を考えるのはやめやめ!」 【はいね】 「今を楽しく生きて、精一杯やっていかないとね!」 【はいね】 「それに、今日は私たちにとっての安息日! お疲れ様会だからね!」 【はいね】 「んく……んくっ! さーじゃんじゃん飲もー!」 【はいね】 「今日の為に色々買ってきたんだよねー! 次はこれ! ブルーキュラソー!」 【はいね】 「ブルーキュラソーはいくつかのメーカーから出てたから一番青いやつを買ってきたよ!」 【はいね】 「まあ、こっちは瓶も青いから中身も一番青いとは限らないけどね」 【はいね】 「さー注ぎましょー!」 【はいね】 「ちゃんと中身も青いねー、さすが色んなカクテルに使われるだけあってすごく綺麗!」 【はいね】 「さーて香りは……すんすん……すん……ん? なんだろうこれ、すっごく身近なところで嗅いだことがある感じの匂いなんだけど思い出せない……」 【はいね】 「まずは試しにストレートで飲んでみようかな」 【はいね】 「んっ……んっ! これあれだ! オレンジの味!」 (一回目のんっは飲む音、二回目のんっ! は気付いたようにお願いします) 【はいね】 「ブルーキュラソーってオレンジのお酒だったんだね。  何も調べないで色だけで買ってきたからびっくり!」 【はいね】 「どーりで嗅いだことのある匂いだと思ったよ」 【はいね】 「蜜柑の味かぁ……ソーダで割るのが良いのかな」 【はいね】 「オレンジジュースとはまた違ったこの味……色々試す価値がありますなぁ……」 【はいね】 「まあ色々試すためにうちの四次元冷蔵庫には何でも入ってるんだよね! お金以外は」 【はいね】 「まずはソーダから行ってみよう! 甘くないやつね!」 ;SE 炭酸を注ぐ音 【はいね】 「あーいいねー……なんか炭酸の音を聞いてるだけで生きてるって感じがするわ」 【はいね】 「ごめんテキトーな事言った」 【はいね】 「ごくっ……ごくっ。ふーおいし。安定の美味しさって感じだね。  あー……ちょっとクラってきたかも。甘くて飲みやすいけど一度に多く飲むのは危ないねぇ……」 【はいね】 「あー度数40って書いてあるわ……そりゃあ割っても酔うってもんですよ」 【はいね】 「ここからはおつまみと一緒にちびちび飲んでいこうかな……さてさて、おつまみはどれにしようかな」 【はいね】 「オッケールールル、ブルーキュラソー おつまみ」 (オッケーグーグルの発音でお願いします) ;SE 検索結果が表示される音 【はいね】 「あー、いい感じのページが出ないね」 【はいね】 「んー甘い系のお酒だし、しょっぱいものが良いかなぁ」 ;SE 冷蔵庫を開ける音 【はいね】 「逆にヨーグルトにかけるとかバニラアイスにかけるのもワンチャン……?」 【はいね】 「よし、全部やっちゃおっかぁ」 ;SE 冷蔵庫を閉める音 【はいね】 「まずはー、たくあん! こないだちょっと旅行に行ってきた時のお土産!」 【はいね】 「お土産にたくあん? って思うかもしれないけど、試食でちょっと食べてみたら  これがもう美味しかったのよ~」 【はいね】 「両隣の家にも配ってきちゃった」 【はいね】 「いやーしかし華の女子大生がお土産に漬物ってどうなんだろう……今更になってちょっと変な気がしてきた」 【はいね】 「スイーツが板だったかなぁ。でも、こないだお礼の品をもらったし悪くはなかったかも?」 【はいね】 「お礼の品? 1号室の人がなんか高級店っぽいラスクで3号室の人が生八つ橋だったね」 【はいね】 「八つ橋は食べちゃったけどラスクはあるよ、食べりゅ?」 【はいね】 「はいどーぞ。ん、私も食べよ」 ;SE ラスクを食べる音 中 【はいね】 「うんうんうん! やっぱり美味しいなぁ~」 【はいね】 「サクサクでほんのりと甘くてバターの香りが最高ー!」 【はいね】 「やっぱ社会人は違うねー、おしゃれだし美味しいし」 【はいね】 「いい感じの大人になりたいなー」 【はいね】 「大人になってもずっとゲームしてると思うけどね」 【はいね】 「んくっ。まーこんな感じにお酒を飲んで背伸びをしたいお年頃なんですよ」 【はいね】 「んーブルーキュラソーとラスクだとちょっと相性が良くないかも」 【はいね】 「ラスクってもともとはパンだし、コーヒーとか紅茶のリキュールがいいかも?」 【はいね】 「リキュールじゃなくて素直に普通のコーヒーや紅茶が良いかもしれないけどね」 【はいね】 「でもーーーー、じゃじゃーん! うちの四次元冷蔵庫には紅茶のリキュールもあるのでしたー!」 【はいね】 「というわけでね」 ;SE 紅茶リキュールを注ぐ音 ;SE ラスクを食べる音 【はいね】 「うんうん! これ中々美味しいね!」 【はいね】 「やっぱりこっちが丸かったかー」 【はいね】 「これまでいろんな人が冒険や攻略をしてきたからこそ、黄金の組み合わせは見つけられてきたわけだね」 【はいね】 「新たに珍しくて美味しい組み合わせも見つけたいところだけど難しいよね」 【はいね】 「メジャーパーティは動きを覚えればいいけど、マイナーパーティで勝つのはすごく難しい、みたいなね」 【はいね】 「食事もゲームも奥が深いね」 【はいね】 「んっ……んくっ。ふぅ。今日用意したお酒はあらかた堪能したし、そろそろゲーム、やっちゃいますかぁ!」