Track 5

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耳かきしながら最近の話。(と、童謡「この道」)

本っ当に…! 申し訳ございませんでした! い、いや、全然覚えてない訳ではなくて、うっすら記憶はあるんだけど。 なんかお兄さんに言われるまで夢かなぁなんて思ってて。 正直どこまでが現実でどこまでが夢とかよくわからなくてですね。 だから、そのー…。 ホント、ごめんなさい…。 あ…、お詫びに、私の体好きにしていいよー…なんて。 あ、あ、ちょっと冗談だって、ホント、冗談! いや、まぁ。 でも、本当に何かできる事とか、やってほしい事があれば。 あの、何なりとやらせていただきますので…はい…。 …え? あ、耳掃除? それって舐めるっていう…。 あ、耳かき! だ、だよね。 あ、も、勿論! やりますやります、やらせていただきます! 確か綿棒もどっかに…。 あ、あったあった。 えーっと…。 膝枕、する? ぜひぜひ。 どうぞ。 いや、全然重くないよ。 てか何気に初だね。 お兄さんに耳かき。 てか…人にするのも初めて あ、痛かったら言ってね。 それじゃ、失礼しまーす…。 お兄さん結構たまってるかも。 最後にいつした? 覚えてない? あー…でも確かにお兄さんが耳かきしてるとこ見た事ないかも。 え? いや、良いんじゃない? しなくても、そんな。 死なないでしょ。 そういえば。 さっき…シャワー浴びた時。 その、股からドロッと、白いのが溢れてきまして…。 あ、これが昨日中に出されたやつかー、なんて…。 あ、いや、私が出させた…のかな? あはは…。 あ、あの。 たぶん大丈夫だとは思うけど。 もし…ホントに出来ちゃったら…。 え、あ、ちが…その、責任取って欲しいとかじゃなくて。 むしろ逆で、ちゃんと、その、迷惑かからないようにするから。 いや、ほんと、マジで。 だって私が襲ったような…ようなっていうか、襲った、んだし。 え? あ、それは全然! 嫌じゃない! 私お兄さんの赤ちゃん欲しい! …っ…あ…ん。 言葉にするのめっちゃ恥ずかしいんだけど。 いや、エッチの時は…そりゃ、言ったりするけど…。 …もう。 え? あ、うん…まぁ。 普通に、子供好きだし? 幸せな家庭って、憧れるというか…。 あ、お兄さんと、って意味で…。 うん…。 大学? は…うーん、辞めなきゃ、だよね…。 いや、大学に未練があるっていうか、将来働く時にどうかなって。 楽しいよ? 楽しいけど。 私的にはお兄さんが一番だし。 なんか…また恥ずかしい事言った気が。 稼いでくれる? ホント? ふふ…。 じゃ、期待しちゃおうかな。 …てか、あの…。 お兄さん的に…実際、どう、なの? いや、だから、赤ちゃん? 正直に、本音で。 …ホント? ホントにホント? そう…。 ふっ、ふふふふ。 え? ううん。 嬉しさがこみ上げた、ってやつ。 来年にはお兄さんじゃなくてお父さんになってるかもね。 もうちょっと彼氏彼女でいたい気もするけど。 でも、夫婦になるのは、すごく、良い。 でもさ…。 あ、話、戻すけど。 もし…もし出来てたら、その時考えようよ。 別に今決めなくてもいいとも思うし。 それに、お兄さんにはもっとじっくり考えてもらいたいから。 うん。 こっち終わり。 じゃ、反対。 あ、こっちも詰まってるねー。 ううん、いいよ、やりがいあるし。 うん? どうしたの急に? え? うん…。 私もだよ。 私も、大好き。 え? これは恥ずかしくないよ。 言い慣れた。 てか、好きはいつでも言いたいし。 逆に言って欲しいし。 …ふふっ。 私も好き。 好き好き好き好き好き好き好き好き好きーっ。 ふふふふふ。 あ。 そういえば、一個言っていい? 言い忘れてた、というか。報告? えっとねぇ…。 私、この間、告白されちゃった。 …あ、良かった。ちゃんと驚いてくれた。 いや、なんか一瞬反応無かったから。 あぁ、驚きすぎて? ん? あ…えっとね、マツリちゃん、の話ってしたっけ? あ、そうそう、踊る方のバレーやってたっ子。 その子の、知り合い? なんか、高校の同級生、らしいけど。 うん、同じ大学。学部違うけどね。前からちょいちょい絡んでて。 で、先週さ。学食で、一人でご飯食べてたら。 あ、いや、私が。 うん。で、向こうも一人でご飯食べに来て、それで私のテーブルに座って。 ゲームの…あの、なんだっけ、あの、…銃撃つやつ。 あ、そうそう、えぺ? …の話。面白いよー、みたいな。あと…まぁなんか話ししてて。 それで、全然そういう流れじゃないんだけど、彼氏いる? って聞いてきて。 ホント、突然。 で、いるよって言ったら、めっちゃ黙った後、付き合ってくれって。 いや、いるって言ってるじゃん、って。笑いながら言ったらさ。 だよねー、って。 なんか、それで終わった。 その後? は…めっちゃ早くご飯食べて、どっか行っちゃった。 いや、今でこそこうやって話せるけど、結構パニックだよ。 え? え? 今の何? 告白? 冗談? なんかの罰ゲーム? って。 誰か隠し撮りしてたり…って周り見たけど。 いないしさ。 その後も、なんか全然普通に話してくるし。 だから、まぁ、報告遅れたっていうか…。 いや、報告する事なのかなって。 分からなかった。 ちなみに…。 どう思う? いや、同じ男として。 …え? どういう意味? …あ、彼氏いる? の「いる」って、今いますか、じゃなくて、欲しいかどうかって意味? え、いやでも、告白するのにその入りはないでしょー。 チャレンジャーすぎじゃない? え? ん…。 …まぁ、他に説明つかないけど。 えー…そうなのかな? どうなんだろう。 気になってきた。 今度聞いてみようかな。 …え? …あ、はい。 そっとしときます。 え? なに? そりゃ聞かれたら言うよ? 彼氏いるって。 年上でー、格好良くてー、神様みたいに優しい彼氏が、って。 ううん、言いすぎじゃないよ。 私にとってはそうなの。 お兄さんは彼氏だけど、神様みたいな存在でもあるから。 …うん? いや、むしろこちらこそ。 ありがとうございます。 いつもお世話になっておりますって。 ねぇ。 大好き。 めっちゃ好き。 ふふ。 眠くなった? 良いよ、寝ても。 あ、上向く? 横は寝にくいかな? 下向き? 足の間が良いの? それはダメ。 お兄さんが良くても、私が寝かせないぞってなっちゃう。 え? 歌? なになに、いきなり。 料理してる時? あー、まぁ、確かに口ずさんだりしてますけど…。 そうなの? お兄さんも好き? 懐かしいよね。私もさ、子供の頃お母さんが…。 …。 お母さんが、よく歌っててさ。 料理中とか。 だから、何となく癖になって。 …。 親子だなぁって、私は思ってるんだけど、ね。 …もう、何でお兄さんが謝るのさ。 全然平気だよ? だって、今はお兄さんがいるから。 …。 …じゃ、まぁ、歌わせてもらいますか。 んっ。 この道はいつかきた道 ああ そうだよ あかしやの花が咲いてる あの丘はいつか見た丘 ああ そうだよ ほら 白い時計台だよ この道はいつかきた道 ああ そうだよ お母さまと馬車で行ったよ あの雲もいつか見た雲 ああ そうだよ 山査子の枝も垂れてる 寝た? ふふ。 可愛い。 ちゅ …おやすみ。

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