エピローグ
//トラック6
//翌朝
//SE:野菜を切る音
//料理をしながら
【神様】
「………………ん? ふふっ。起きたか?」
【神様】
「気持ち良さそうに眠っておったから、起こすのは忍びないと思ってのぅ。もう少し横になっているがよい」
//料理音と鼻歌をしばらく繰り返し
//鼻歌
【神様】
「〜♪ ふふ、んんっ……♪ ふんふん、ふ〜ん♪」
【神様】
「ふふ……♪ ん〜♪ ふふっ……んんっ、ん〜♪」
【神様】
「……よし、こんなものかのぅ。ほれ、朝メシが出来たぞ。お腹が空いておるじゃろ?」
【神様】
「ふっふっふ。そう喜んでくれるなら、作った甲斐があったというものじゃ」
【神様】
「……ほれ、あ〜ん」
【神様】
「どうじゃ、わしの愛情がこもった料理は? 美味いか?」
【神様】
「くく、嬉しいことを言ってくれるのぅ。では、しっかり食べていくが良い。腹が空いていると気が減入るものじゃからな」
【神様】
「なんじゃ、寂しそうな顔をしおって。……ま、おぬしは昨日、癒しを求めてここに来た……出ていきたくない気持ちも分かるが」
【神様】
「それでも、人の子よ。おぬしにはおぬしの生活がある。ここでしっかりと腹を満たし、1日を頑張って過ごしてくるのじゃ」
【神様】
「…………ま、そうしたら。わしがまた、おぬしに『癒し』を与えてやるからのぅ?」
【神様】
「ふっふっふ。そうじゃよ〜? ……また、交わってもよいと言っておるんじゃ。おぬしがしたいのであれば、じゃが」
【神様】
「ははっ、また激しく頷いて……本当におぬしは可愛らしいのぅ」
【神様】
「大丈夫、わしは逃げぬ。ずっとここにおるよ。じゃから……また、おぬしが疲れたときは…………」
【神様】
「……ここに来て、わしを求めるがよい。わしは、おぬしを待っておるからのぅ♡」