Track 6

Previous Track Back

ピロートーク

⑥エッチしちゃったね、と上機嫌なサキ そのまま一緒に就寝 【SE:ベッドに倒れこむ音 ぼふん、というイメージ】 //:左 近距離 (脱力しながら→きょとんと) はー……ん? なあに (嬉しそうに微笑みながら) ……エッチ、しちゃったね (少し申し訳なさそうに、しかし嬉しそうに) しちゃったというか……私が襲っちゃったというか……ふふ (きょとんと) どうしたの (呆れたように微笑みながら) 今頃になって、本当によかったのかって思い始めちゃった? (静かだが心からの笑い) ぷっ……あははっ (微笑みながら) 全然そんなこと気にしなくていいのに だって襲ったのは私からだよ? 君は何も悪くない (懐かしむように) 本当に真面目で優しいなあ君は……昔と全然変わってないよね ……ん? そりゃあ同級生だったんだもん、知ってるよ だからこうして同窓会で会ったんでしょ (首を傾げるように→思い出しつつ) ……え、お礼の話? ああ、そういえばそんなこと私、言ったね (おずおずと話し始める) あのさ……君が覚えてるかどうかはわかんない、というか…… 本当に、すごい些細なことなんだ (遠くを見ながら思いかえしつつ) 私、図書委員だったって言ったじゃん 私らの学校ってさ、図書委員会だよりって、新聞みたいなのあったの覚えてる? そうそう、各学年の廊下に張り出されてたあれ (淡々と、時折呆れたように笑いながら) あれをさ、私が書いた時にクラスの男子たちが破いたことがあったんだよ 地味子が書いたつまんない新聞ってさ 馬鹿馬鹿しいよね、意地悪しても特に反抗してこない私をターゲットにしてやったと思うんだけど…… (思い出して嬉しそうに微笑みながら) 破られたのを直そうとした時に、君が先に直してて……優しいなって思った (俯いて悔やんでいるように) でも、恥ずかしくて、その時にお礼が言えなかったんだよね すぐにお礼が言えなかったこと、ずっと後悔してたんだ (静かに、微笑みながら) だから、こうして君が酔っぱらって、介抱したのはその時のお返しみたいなもん 他の人からしてみればしょうもない理由かもしれないけど、私にとっては大事なことだったの (淡々と、ふと微笑みながら) ね? 覚えてないでしょ? まあ、そんな感じだよ (きょとんとして) ……え、エッチした理由? (一転して焦るように) それは……どうしてって、言われても…… (照れながら) き、君とエッチしたいって思ったからっていうのは……ダメ? (恥ずかし気に→終わりに向かっていくごとに声が小さくなっていく) だってさ……あの、お酒飲んで忘れちゃったかもしれないけど 君がみんなと強いお酒飲んでた理由って、私が無理やり飲まされそうになって、それを庇ってくれたからなんだよ そんなふうに守られたらさ……そうなっちゃうのも、仕方ないじゃん…… (淡々と話してはいるが自棄になっている) はー、無理 恥ずかしくなってきた、もうやめようこの話 ただ単に私は君に恩を感じていて、それでちょっとしたきっかけもあって、エッチしたいってなったの (聞く耳を持たない感じで言い切る) はい、まとめ終わり この話おしまい、終わりったら終わり (少し突き放すように) もう寝たら? 眠たいでしょ (眠たげな欠伸を入れつつ確認) 時間も……ふああ……だいぶいい時間だもんね (おずおずと確認、自信なさげに) このまま……一緒に寝る? あれだったら、私は別の部屋で寝るけど…… (確認して嬉しそうに) ……隣で寝てもいいの? ……やったあ (おずおずと確認→嬉しそうに) ……ねえ、腕、抱き枕にしてもいい? ありがと (しみじみと→ドキドキしながら訊ねる) 本当に今夜は……忘れられない日になったなあ…… またこういう夜が、あると嬉しいんだけど……君はどう? (呆れたように→恋する乙女のように) ……って、答えられないくらい眠たいか 仕方ないね 起きたら、他にも色々お話したいな (うとうとしつつ嬉しそうに) 同窓会にいって……本当によかった…… ありがとうね……おやすみなさい……

Previous Track Back