01 プロローグ ～実習のはじまり～

ん？　ふふっ…　きたきた… やっほ　君が私の相手、だよね？ （相手をじろじろ見ながら品定めするように）ん～ ねぇ、身長どれくらい？ もしかして私の方が大き？　ふふっ （「小さい男でごめんなさい」） うんん、違うの　ごめん 背の大きな女でごめんね、ってこと… じゃあほら、そこ座りなよ 男の子に説明するの、3年の役目だからさ でも…　もしかして　あらかた聞いてる？ （「はい」） あっはは　だよね　この実習知らない人いないもんね ま、でも決まりだからさ…　ちょっと付き合ってよ （手元のプリントを見ながら） これ、配られた？　プリント えっと…　あった…　　んっ… 今日から、君と私は、実習のペア でも、君は何もする必要ないから ただおちんちんを貸してくれれば、それでおっけー （プリントを小難しそうに読み上げるトーンで） この性教育は、女性から男性への効果的な奉仕活動を推奨するものである 男性は自らの体を動かすことなく、女性の奉仕に身を委ねるのみとする 女性は男性に跨り、陰茎を膣内に導き、摩擦による性感を与えること その際、男性の両乳首を常に刺激しながら、接吻を行うこと カリキュラム通りの配役をこなし、必要に応じた秒読みを行いつつ、男性の絶頂を適切な手順で導くこと （読み上げ終わり） ははっ…　まどろっこしいなぁ～　なんだこれ キスしながら乳首責めと騎乗位しろってことでしょ？　あと、なんかイメージプレイとか？ 秒読みって…　えっと…　　ぁ、なるほど　数えるのね、出す前に …大丈夫？　わかった？ （「は、はいっ！」） ふふっ　おっけ この単位取らないと、うちの学校卒業できないし やることはちゃんとやらないとね～ （気付いて。紙を渡す） ぁ、これ　はい　評価シート これに君が私のプレイを採点するの… ほら…　この項目ごとに、1から5まであるから この点数が肝心だから 毎日、終わったら書いてね？　よろ （まじまじと見ながら）ん～　ふふっ なんかぁ、君のテンポ感、私と相性悪くないかも （伸びをしながら）んっ… じゃ、さっそくしよっか　全部脱いで、そこに寝て？ （気付いて） あっ　ごめん　私、双葉ことみ よろしくね