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01_ようこそ浄化の神殿へ

 はじめまして♡ 私はこの神殿で大司教を務めるエレナと申します。  お会いできて光栄です、異界のお方♡  あなたのことはよく存じております。  ふふっ♡……ええ、何もかも♡  この世界からずっと見ておりました♡    まぁ♡ そんな、神様だなんて♡  私は一介の聖職者。人々を癒し、護り、救うのが私の務め♡  そうですね……例えば……こちら、お手をお借りしても……?  お怪我をされたのでしょうか。 傷跡、残ってしまって…。  …失礼いたしますね♡  ……………………はい、もう大丈夫です♡  いかがでしょうか。 古傷のようでしたが、ご覧の通り…。  ……飲み込みが早くて助かります♡  ええ、この力であなたのことを覗いていた。というわけです。  ちなみにですが…………性欲には自身がおありなご様子♡    ふふっ、いけませんね♡ あまり人様の…その、情事を覗き見るというのは。  許されぬ行為だとわかってはいるのですが…。  …………ご覧ください。  紅色(べにいろ)の色彩に、性器を模した禍々しい意匠。  これは浄化の代償…積み重なった「穢れ」の証…。  ……穢れとは心の隙間に生まれ、人々に災いをもたらす呪い…。  私のつとめは穢れを引き受け、浄化すること…。  ですが、それらはこの身を侵し、こうして男性を目の前にすると…。  いえ、僅かでも淫らな感情が頭をよぎれば、このように………♡  んっ♡……身体が火照り、子種を求めてしまうのです♡  はぁ♡……申し訳ありません♡ 見ず知らずの者が突然♡  初対面でこのようなこと…迷惑ですよね♡  んっ…ですが、ほんの少し触れ合うだけでも……ん♡  今の私は穢れを宿す身…とても清らかとは言えません。  ……ですからどうか、憐れな娘に救いの手を差し伸べてやっては頂けませんか?    子種は命の根幹(こんかん)…唯一この熱を鎮める命の源…。  異界の殿方は、穢れの影響を受けづらく、その子種に浄化の力を宿すと言われています。  …何も難しいことはありません♡ 私に、あなたの子種を恵んで頂きたいのです♡  もちろん、無理は承知しております…。  ですが……。  ………………まぁ♡よろしいのですか♡ お心遣い感謝いたします♡♡♡  んふふっ♡……見立ての通り♡……これも女神様のお導きというものですね♡  さぁ、もう一度、お手をこちらに♡  ふふっ♡……どうぞそう硬くならずに♡  ……はぁ♡……暖かくて、優しい温もり♡  これからなにとぞ、よろしくお願いいたします♡…あるじ様♡  あら♡…先ほども申した通り、この身にはあなたの子種が必要…。  その私に精液を恵んで頂ける大事な大事なおちんぽ様…。  つまり、あなたは私の主人……忠誠を誓うあるじ様です♡  ご安心ください♡…異界の地でわからないこともあるでしょう。  私が責任を持ってお護りいたしますから♡  ふふっ♡…それでは改めまして♡  ようこそ、浄化の神殿へ♡  聖女エレナは、頼もしい「あるじ様」の来訪を歓迎いたします♡