1ストーリー
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あら……んふ…。
突然ですみません…。何かお困り事でしょうか…?
ああいえ…何か困っているような様子でしたので、つい声をかけてしまいました。
失礼ですが、あなたはこの場所に来るのが、初めての方でしょうか…?
んふ…結構お若いご様子なので…もしかしたら…と思いまして…んふ。
あら…その紋章は……んふ…。あなたは冒険者様だったのですね…。それも、かなりの高い等級の方のようですね…。
んふ…そうですか…。あなたのような方でも、こういう場所へ初めて来た…となると、戸惑うのは無理もないですね…。
ここは男と女が出会い、そして愛し合う場所…。なので…魅力的な女性がいたら、気軽に声をかけてもいいですし、気になった宿に入ってもいいんですよ…。
初めてでも緊張なさらないでください…。むしろ…あなたのような素敵な冒険者様なら…たっぷりとおもてなしをしてくれることでしょう…。
んふ…わたくし…ですか…?んふ…ええそうです……わたくしもも娼婦ですが……わたくしでよろしいのでしょうか…?
んふ…うれしいです…あなたのような素敵な方に、そう言っていただけて…。
分かりました……それでは…素敵な雰囲気の宿を知っているので、そちらまでご一緒に行きましょうか…。
ほぉらぁ…手を…んふ…握ってください…。もうわたくしはあなたの…女…なんですから…一緒に行きましょう……んふ…。