1. プロローグ
マネージャー:
はい。
こんにちは。
いきなり連れてこられて、びっくりしてるわよね。
今キミがいるのは、お店の事務所。
今日からキミにはここで働いてもらうの。
理由はわかっているでしょう?
キミはうちの組織に借金をしちゃってるから。
それで攫われて、このお店に連れてこられたってわけ。
まあ私も詳しくは知らないけどね。
あ、私はこのお店のマネージャーだから。
キミみたいな店員を管理するのが役目。
お客さんを手配したりするのも私の仕事よ。
キミが借金を返すまで、
このふたなり用風俗で働いている間の付き合いよ。
よろしくね。
ふふ。
そう。ここはふたなりさんが男の子を買いに来る風俗店なの。
ちゃんとホームページもあるからね。
こういう店ははじめてよね。
ふたなりお相手にしたことは?
ないの?
ならあとで色々教えてあげないとね♡
キミみたいに借金を背負って働いてる子は、色々ルールがあるの。
まずキミはお客さんを選ぶことができない。
お店が手配したり、指名された相手は断ることはできない。
だからたくさん抱かれて、たくさん稼いでちょうだいね。
そしたら借金もはやくなくなって、運が良ければお店からでられるから。
あとお客さんに対して、無理やり働かされてます、なんて言うのも禁止。
どうしてこのお仕事してるか聞かれたら、適当に嘘をつきなさい。
お金が欲しいとか、仕事がないとか。
わかったわね?
あとお客さんと過度に親しくならないこと。
あくまで客と店員としての距離を考えなさい。
いくら親しくなったって、恋人になれるわけじゃないんだから。
この仕事をしている限りは、いつ相手に飽きられても仕方ないの。
わかったかしら?
もちろん、逃げ出したりなんて考えないこと。
見つけ出して捕まえて、もっとひどいめに遭うわよ?
お客さんの家やホテルにも行くけど、監視しているからね。
わかったかしら?
ふふ♡
それじゃあ、そっちにシャワーがあるから浴びてきて。
ふたなりとの接し方を教えてあげる…♡
ふふふ…♡
あ、おかえりなさい。
お金はそこに置いといてね。
…少しは慣れてきたみたいね
いいお客さん入ってるよ。
貴方に指名。
この人、若いけど太客だから。
新入りが好きで若い子だいたい抱いてる人なんだけどね。
気に入られたらリピートして貰えるから頑張ってね。