プロローグ
(SE:扉が開く音)
(夫を優しく迎える新妻のような温度感で)
あなた、お帰りなさい♡お仕事、お疲れ様です
今日は少し、遅かったですね
明日からお休みですから、色々忙しかったのかしら?
ええ、勿論、準備は全て出来ておりますよ
じゃあ貴方......♡
ご飯にする?お風呂にする?それとも......調教になさいますか?
まぁ、調教にするのね♡疲れているでしょうに......
(優しげな声色で、空気を余分に吐き出すような喋り方で)お馬鹿さんね(ここまで)
じゃあ貴方......服を、脱いでくださるかしら
勿論、このまま玄関で......はい、よく出来ました♡
頂いた上着を掛けてきますから、戻ってくるまでに、奴隷になるんですよ?
(SE:素足の足音_フェードアウト)
(SE:扉を閉じる)
(SE:扉を開ける)
(SE:ブーツの足音_フェードイン)
......ふふ、ちゃんと土下座、出来ていますね。
では、これから貴方を調教してくれる女王様に口上を述べなさい?
うーん......ご指導お願いいたします、だけだと少し寂しいわねぇ
『女王様、本日も変態クソマゾ奴隷の私を夫として扱っていただきありがとうございます。
女王様の一番の奴隷として尽くしますので、何卒ご調教の程、お願いいたします』くらい言えないのかしら?
相変わらず愚図ね、お前は。
(主人公:口上を述べる)
ええ、よく出来ました♡ちょっぴり足りない言葉もあったけど、許してあげます♡
(威圧的な声で)......許していただきありがとうございます、よね(ここまで)催促されなくとも、感謝の言葉の言葉くらいは言えるようになりましょうね
あんまり出来が悪いと、愛想が尽きちゃうかもしれませんよ
(笑いながら)ふふふ、そんなに青ざめた顔をしないの(ここまで)
あなたが奴隷としてちゃんと頑張れば、その分たっぷり愛してあげるんだから
......そういえば、今日は給料日だったわね
(SE:紙の音)
あら、言われたらすぐに差し出せるなんて、準備がいいわね
いつもお貢ぎご苦労さま♡
......何してるんですか?お給料を貰ってあげたんですよ?感謝の言葉が聞こえませんよ?
......はい、どういたしまして。ふふ、今月はちょっぴり重たいみたい。
お仕事、頑張ってきてくれたんですね♡
旅行に備えてたっぷり稼いできてくれたなんて、出来た奴隷ですね
うふふ、沢山お勉強して就職して、一生懸命働きながら色んな大人に頭を下げて
人生を頑張ってきた結晶がこの封筒♡
その封筒を当然のように差し出して、今までの人生の頑張り、全て私のものになっちゃうの♡
人生そのものを私、女王様に搾取されちゃうなんて。本当、奴隷のような生き方よねぇ♡
でも、そんな最底辺の生き方が嬉しいんでしょう?お前は
ええ、きちんと受け取ってあげますからね
お前の命を、お前の人生を、きちんと所有して管理して消費してあげます♡
(以下浮足立っているような演技で)
はぁ♡それに、明日は結婚記念日なんですよ
どんな酷い事をしようか色々考えてしまって、恥ずかしいけれど、もうアソコが濡れちゃってるの♡
道具も、衣装も......明日からのためにいっぱい用意してあるんですよ
見なさい?この靴もお前のカードで新しく買ったんです。
屋内用の、ピカピカでがっしりとしたブーツ、似合いそうかしら?
ふふ、そうよね♡私が選んだのですから。当然よね。(ここまで)
貴方が貢いだお金で女王様がどんどん綺麗になるの、嬉しいでしょう?
避暑地に着いて、人目の無い場所で、どんな酷い事をしても逃げられない場所で、
このブーツで......力いっぱい蹴り飛ばしたり、思いっきり踏みつけたりしながら貴方を責め嬲るなんて......
(恍惚として)はぁ♡楽しみだわ(ここまで)
じゃあまずは、明日の準備をしましょうか
私の靴、舐めて綺麗にしてくれるかしら?卸したてなんだから、当然でしょ?ええ、舌を伸ばして、雑巾みたいに擦りつけながら靴を舐めなさい
ちょっぴり薬品の匂いがキツイかもしれないけれど、我慢ですよ
しっかりとお前の唾液の匂いをマーキングしなさい?
ほらもっと犬みたいに這いつくばって♡
(少し強めに)無様にベロベロ舐めまわしなさい(ここまで)
ほら、もっと情けなく、もっと惨めに舌を使うんです。
はぁ......全然だめ。やっぱりこういう風に......乱暴に髪を掴んで、舐めさせた方が無様です♡
とっても奴隷らしいですよ、お前♡
びちゃり、びちゃりと、下品に音を立てて舐めなさい♡
少し苦しいくらいに、舌も伸ばして♡
......ふぅ。まぁ良いでしょう。綺麗になりましたね
では、ご褒美です
顔を上げて、歯を食いしばりなさい♡
(SE:ビンタ)
ええ、ご褒美のビンタです♡
ジンジンと後が引いて、身体が火照って、物欲しそうなマゾの顔になっていますけれど
今日は、これでお終いです
(優しげに)身体が冷えてはいけませんから、お風呂に入っては如何ですか、貴方(ここまで)
ええと、貴方の鍵は......どれだったかしら
(SE:鍵をジャラジャラさせる)
(少し小声)これは3号の鍵だし......(ここまで)
あ、これね、はい、おちんちんの鍵♡
極小貞操帯に閉じ込められて小さくなっちゃった貴方の粗末なものを綺麗にしていらっしゃい
ご飯、温めておきますから
(耳元で喋るように)......もし勝手に弄って、ご主人様にナイショで気持ちよくなろうとしたら......
他の子みたいに......去勢、しちゃいますからね♡(ここまで)
(困ったように笑うイメージで)もう、胸に入っていたからって、体温を感じようとするのも駄目
はやく、綺麗にしていらっしゃい(ここまで)