1 出会い
あらぁ…もしかしてぇ…噂の勇者様じゃないかしらぁ…。
あぁん…♡…やっぱりそうだったのねぇ…。
史上最年少でS級冒険者に到達…♡各地で魔族を倒し続けて、いつしか勇者と呼ばれるようになったとか…んふ…。
あなたの武勇、こんな地方の街まで広まっちゃってるのよぉ…♡…んふ…。
けれどこうして実際に会うと、年相応の男の子って感じで…んふ…とても可愛らしいわねぇ~ん…♡
ねぇ…勇者様ぁ…♡…んふ…一つお願いがあるんだけどぉ…いいかしらぁ…?
私、もし勇者様と出会えたら…勇者様のパーティに入りたいと思っていたのぉ…♡
戦闘は苦手だけどぉ…それ以外のことなら…♡…んふ…とても得意なのよぉ…♡
んふふ…例えばぁ…旅で疲れた勇者様のお身体をぉ…じっくり…ねっとりとぉ…んふ…マッサージしてあげたり…とか…んふ…。
だからねぇ…勇者様ぁん…♡…私を…パーティにい・れ・てぇ~んっ…♡
あぁん…♡…もちろん最初は、仮の参加でもかまわないわぁ…。
正式にパーティに参加させるかは…私のマッサージを体験した後に…ねぇ…んふふ…。
んふ…それで勇者様ぁ…今日はもう宿で休むつもりなのかしらぁ…。
ぁん…♡…それなら私…雰囲気が素敵な宿知ってるわよ…んふ…そこに泊まってみないかしら…。
んふ…分かった……それじゃあ案内するわね…んふ…。
ほぉらぁ…私の腰に手を回していいからぁ…あぁん…♡…んふ…。
私、今晩は勇者様ともっとお近づきになりたいのぉ…。
んふ…名前をまだ伝えていなかったわねぇ…。私はアンナっていうの…今晩はよろしくねぇ…♡……勇者様ぁん♡…んふふ…。