・7章:屁コキババアとの決闘 ~エピローグ〜
【7章_屁コキババアとの決闘 ~エピローグ~】
(SE:鳥が鳴く音)
(SE:風鈴の音)
◆桃子:《正面・近》
(ナレーション)
むつきちゃんがこの里にきてからもう1か月…
私たちは毎日、アイツの屁の耐性を上げるために、
トレーニングを頑張ってきました…!
最近は、私もオナラの術をむつきちゃんから教えてもらい、
屁コキトレーニングに参加しています?
そのおかげもあって、なんとアイツは、「完全オナラ耐性」を取得…!!
屁コキババアを倒す準備ができたのでした…!!
(ここまで)
◆むつき:《正面・近》
よし、二人とも…準備はできたな…!
◆桃子:《やや左・近》
オッケー!
◆むつき:
2人とも、今まで私のトレーニングに付き合ってくれて…
とても感謝している。
作戦内容は先ほど説明したとおりだ。
各々が自分の役割を果たしてくれ…!
ゲップの桃子、屁コキのむつき、そしてクソマゾのお主、
私たち3人なら絶対に、屁コキババアを倒すことができるはずだ…!
屁コキの里へ…いざ参る!!
◆桃子:《正面・近》
(ナレーション)
こうして私たちは、ヘコキババアが支配する、
屁コキの里へ向かうことにしました…!
(ここまで)
【場面転換:屁コキババアの屋敷へ】
◆むつき:《左・近》
失礼します…!
(SE:ふすまを開ける音)
ほらっ、お前ら…歩けっ!
(SE:手錠が動く音)
◆桃子:《右・近》
くっ…!!
◆屁コキババア:《正面・中》
ほぉ…、ゲップの里の人間を2人も捕まえてくるとは…
むつき…お前も成長したのう…!
だが、しかし…
むつきよ…なぜ1か月以上も消息を絶っておったのだ?
◆むつき:
ハッ。それは、この小僧が牢屋から脱走したためであります。
それを追いかけたところ、
逆に私がゲップの里に捕らわれてしまったのですが、
隙を見ての眠りっ屁の術で二人を眠らせ、
ここまで連れてくることに成功しました…!
◆屁コキババア:
ほぉ…なるほど…!!
くくくっ、こんなか弱きくノ一1人に2人も連れさられてしまうとは…
お主ら、クソ雑魚じゃのう…w
◆桃子:
くっ…くぅぅ!!
◆屁コキババア:
おやおや…そこの小娘、生意気そうな顔をしておるのう…
ん?なんじゃ、もしかしてその横にいる男…
小娘の思人か…!?
◆むつき:
ハッ。さようでございます。
◆屁コキババア:
クククッ…やはりな!
あっ、良いことを思いついたぞ…
小娘の前で、この小僧にワシのくっさい屁を嗅がせたら…
どうなってしまうのかのう??w
◆桃子:
なっ、こいつッ…!?
◆屁コキババア:
ハッハッハッ!!いいぞその反応ッ…!!
ワシはなぁ…お前みたいな生意気な小娘の泣き顔をみると、
ゾックゾクしてしまうのじゃ…?
クククッ…?それじゃさっそくヤってしまおうかのう…?
むつき、その小僧をワシの目の前に寝ころばせるのじゃ…!
◆むつき:
御意…!!
(SE:身体が倒れる音)
◆屁コキババア:《正面・左右に適度に揺れながら》
よし、それじゃあワシは小僧の顔の上に、
ケツを向けてまたがって…っとぉ!
(SE:ケツを顔に勢いよく載せる音)
◆屁コキババア:《正面・中》
クククッ?苦しそうじゃのうwww
ほれほれっ?ワシのデカケツはどうじゃ?ほれほれっ?
(SE:ケツを何回も揺らす音)
ん…小娘…どうしたのじゃ…?
もしかして…
◆桃子:《右・中》
うっ…ぐすっ…うぅ…
◆屁コキババア:
ぷっ…くくくっ…アハハハッww
やはりな!泣いておるではないかww
あぁあぁ~、くノ一のくせになんて情けない…?
くくく…ww やはり弱いものをいじめるのは楽しいのう…?
そんな顔を見せられたら、わしのマンコが…んほっ?
うずいてしまうではないか?ほぉ…?
よし、それじゃあ…そろそろワシの必殺技、いくかのう…!
あっ、ワシの屁はあまりの臭さに死人を出すこともよくあってな…
この小僧がもし死んでしまったら、すまないのぉ?w
◆桃子:
なっ!?そっ…それだけはっ!
それだけはやめっ…
◆屁コキババア:
あ゛~~その顔その顔??最高じゃあ??
アッ!高まってきたら、腸内でチャージしていた屁がッ…
でっ、でりゅっ…特大オナラでりゅっ!??!??
んっ…んほぉぉおおおおおおおおおお~~~~~~~~~っ!?!??
ブッ!?ブゥゥウウウウウウウウウウウウウウウウッ??
ブッ!?ブブゥッ??
ブリュブリュブリュ??
ブピピッ??
ほっ…?んほぉ…?
すぅ…はぁ…はぁ…?
えっぐいの出たぁ…?
おや…小僧、特大オナラをされて随分静かになってしまったのう…?
おやおや…うっかり殺してしまったかぁ?w
さて、一体どんな顔をしておるのか
◆屁コキババア:《正面・中 → 正面・近》
小僧の顔を覗き込んで見ようかの…っと…
◆屁コキババア:《正面・近》
…なっ!?無表情…だと!?
こ、小僧…お前、気は確かかっ!
なぜだ!?なぜワシの殺人的にくっさい屁を前にして、
その顔ができるのだ!?
◆桃子:《左・中》
くくっ…くくくっ…
◆むつき:《右・中》
ふふっ…ふふふっ…
◆屁コキババア:《正面・中》
なっ!?貴様ら…何がおかしい!
◆桃子:
そいつはね、屁が全く効かないのさ!
◆屁コキババア:
屁が効かない…だと!?
◆桃子:
そう、そいつは1か月の間、毎日屁こかれトレーニングをしたことで
「完全オナラ耐性」を習得…アンタの屁なんて、屁でもないんだよ!
◆むつき:
フッ、屁だけにな…!!
◆屁コキババア:
クッ、むつき…お前、裏切ったな…!?
◆むつき:
お前が里長になってから、この里はめちゃくちゃになってしまった…
だから私が、この里を救うんだ…!!
◆屁コキババア:
(むつきに襲い掛かりながら)
な、なにを生意気な…
この…裏切者がぁぁああああああああああ!!!!!!!
(ここまで)
(SE:クナイがぶつかり合う音)
◆むつき:《正面・中》
クッ…なんという…パワーだ…!!!
◆屁コキババア:《正面・中》
フッ、屁が効かぬとてなんだ!
ワシの力でお前らをねじ伏せるまでよ!!
おりゃあぁぁぁぁ!!!!
◆桃子:《左・中》
(すごい気の抜けた感じで)
あっ、ゲップバズーカの術。
ゲェエエエエエエエアアアアアアップ!!!!
◆屁コキババア:
(ゲップバズーカ腹に直撃して吹き飛ぶ)
ぬっ!?なんじゃっ!?
ぐっ!?ぐはぁあああああああああああっ!?!?!?
(ここまで)
(SE:屋敷の壁がバキバキ壊れて外に吹っ飛ぶ音)
◆むつき:
もっ、桃子殿…!助かったぞ…!!
◆桃子:
フン、若いからって甘く見ないでよね♪
◆むつき:
おぉ…相変わらずなんという威力…
屁コキババアは屋敷の壁を貫通して、庭の大岩に直撃したようだな…!!
◆桃子:《正面・中》
むつきちゃん!様子を見に行くよ!
◆むつき:
御意…!
(SE:かけよる足音)
◆屁コキババア:《正面・中》
(血を吐きながら)
かっ…かはっ…!!!
(ここまで)
こんなガキ共に意表をつかれるとは…
フッ…ワシも歳をとったもんじゃの…
もう起き上がれんわい…殺せ…
◆むつき:《右・近》
里長…、私はお前に対してものすごい恨みがある。
しかし、私はお前のように、
誰かを簡単に殺めたりしないように決めているのだ。
だから、お主には「お仕置き」というものを受けてもらおう。
◆屁コキババア:
おっ、お仕置きっ…!?
◆むつき:《右・近 → 正面・中》
(屁コキババアに歩み寄りながら)
噂には聞いているぞ…
◆むつき:《正面・中》
お前、屁で他人を攻めるのは得意だが、
攻められるのは大の苦手だそうじゃないか?
(ここまで)
(SE:屁コキババに近づく足音)
◆屁コキババア:
なっ、まさか…むつきお前っ…!?!
◆むつき:
さて、里長の顔にまたがってぇ…
◆屁コキババア:
(むつきのケツを顔に押し付けられながら)
むっ!?むぅぅ~~~!?!?!?
やっ…やめっ!?
(ここまで)
◆むつき:
…覚悟ッ!!
…フゥンッ!!!
ブッ!?!?ブゥゥゥウウウウウウウウウウウウウウウッ!!!??
◆屁コキババア:
(むつきにゼロ距離でオナラされながら)
グッ!?ぐむぅぅぅうぅうう~~~~~~~~~~~!?!?!?
(ここまで)
◆桃子:《正面・近》
(SE:平和なBGM流れる)
(ナレーション)
こうして、私たちと屁コキババアの戦いは幕を閉じました♪
屁コキババアは、
むつきちゃんのお仕置きが相当トラウマになってしまったのか、
里長の座を降りるのはもちろん、
一生ヘコキ忍術を使えない体になったようです。
そしてヘコキの里の新しい里長には、
ゲップの里と友好的だった前の里長さんが選ばれ、
二つの里は無事に、友好的な関係を取り戻したのでした…!
(ここまで)
【場面転換:学校の教室へ】
(SE:教室のガヤガヤ)
◆学校の先生:《正面・中》
はーい♪みんな~、席について~♪
今日は合併した屁コキの里からぁ、新しい転校生が来ました~!
(SE:教室の扉を開ける音)
(SE:足音)
◆むつき:《正面・中》
わ、私の名前はむつき…よろしく頼むぞ。
◆桃子:《右・近》
あっ!むつきちゃんだ~~!!
ほら、早くこっちおいで??
◆むつき:《正面・中》
う、うむ…!
◆むつき:《右・近》
お主、桃子殿、こらからも、よろしく頼む…!
◆桃子:
もちろん♪…ね、君??
◆桃子:《正面・近》
(ナレーション)
私とむつきちゃん、そしてアイツ。
私たち3人の新しい物語が、これから始まります♪
(ここまで)