Track 104

04.海底から水面へ

<04.海底から水面へ> ゆっくりと沈んで、海の底にたどり着く とても静かで落ち着く 静かな世界 背中に小さな砂粒の感触を感じる ゆらゆら流れる髪の毛の流れを感じる ただそれだけ それ以外何もない 静かに時間が流れていく 心が静かになっていく 広い広い海のそこで 開放感を感じ 深いリラックスを感じる 海のそこでぼんやりとしていると 小さな変化が現れるよ 何だか背中が暖かくなってくる 暖かさがじわっと広がってくる 海中から温泉が出てるのかな 暖かくて気持ちいいね 暖かさと共にゆっくりと浮かんでいくよ 心は穏やかなまま少しずつ浮かんでいく 遠くの水面が少し明るい気がする 暖かさは更に強くなり緩やかに浮かぶ 少しずつ光も強くなり意識が光にかき消されていく 水面の揺らめきが見える その向こうの明るい光も見える 光はどんどん強くなる 意識はどんどん消えていく 意識が光にかき消されていく 水面がゆっくりと近づいてくる 光はどんどん強くなる 意識がどんどん消えていく しろーく消えていく 水面もうは目の前 ちゃぷんっと顔を出す 強い光にさらされて意識が消えていく 心が空っぽになっていく まるで漂流物のように水面に浮かぶ 何にも考えられなくなっていく 優しい波にゆらゆらと揺られ漂い ゆらゆらと波にゆられ ただ漂うだけ 気持ちがいい 時折大きな波が ぐわっときて意識がふわっと浮かび上がり 反動をつけるように深く沈みこむ 気持ちがいい ゆーらゆーら 小さな波が ゆら…ゆら… ゆら…ゆら… ゆらゆらと波にゆられ ただ漂うだけ 心地がいい