先輩ウェイトレスの店内説明
こんにちは、
アナタのアルバイトの教育係になります。
ミキです。
<慌てて>
あのさ、自己紹介とか、いいから・・・、大丈夫。
じゃあ、はじめに、店内の説明をするね
ここじゃなんだから、そこのボックスシートにいきましょ!
このお店のボックスシートは、
カップルが多いでしょ?
ほら、あそこも、こっちも・・・ね?
何故だか、判りますぅ?
判らない?
このお店のボックスシートは、私たちが待機しているカウンターからは、見えにくい様なつくりになっているでしょ?
でも、まったく見えないと、コーヒーのお替りや、オーダーの時に不便だから、ギリギリ見えないような設計なの?
わかる?
アナタ、今、付き合ってる女性とは・・・居ないの?
<ちょっと嬉しそうに>
あ、そう・・・そうなの・・・
でね、重要なことなんだけど・・・女性経験とかは?・・・どうなのかな~・・・
イエイエ、あくまで、教育係としてよっ!
そういう事は、把握しておかないとね・・・
ない・・・無いって・・・まったく?ないの?
<嬉しそう>
そうなの?そっかぁ~、うんうん・・・そうなんだぁ・・・
嬉しそう?
私が?
ち、違うのよ、そういう経験がない男の子には、ちゃんと説明しなくっちゃって
そういう事よ。
だからね、例えば、肩から下のほうは、カウンターに居る私たちからは、あまり、見えないの。
それで、カップルのお客様が多い。
納得した?
ん?
それが・・・って!
いい?
サービスの基本は、お客様の立場で考えること。
お客様が何を望んでるか・・・を知ることが大事なの
アナタには、特別な研修が必要のようね
じゃあ、今から、お客様の気持ち・・・体験してみましょうか!