閑話
「きゃ~やったわ~ついに特上美少年ゲット~♪ それも四人同時だなんてついてるわ。むっふふふ~ん♪ やっぱり課金して正解♪ 高かったけどマザーサキュバスは最高ね♪ 『ディメンション・サキュバス』。最初はつまらないと思ったけど、これからたっぷり少年育成できるなんて夢が広がっちゃう♪ あ~調教アイテムも買わなくちゃ~どうしよう~困っちゃう~ん♪ ……ん? きー子から通話が……も~今いい所なのに~なんなのよも~~」
「はぁいけー子ちゃん。元気してたぁ?」
「何よ。きー子。私は今忙しいのよ。後にしてくれない?」
「まぁまぁそう言わずに。ねぇ今何してるの?」
「ん……なぁーんにもしてないわよ。うん、全然」
「何にもしてないのに忙しいって……何か怪しいなぁふふ。んー、それじゃ、けー子ちゃんが今何しているか当てちゃおうかな」
「はいはい。勝手にすれば」
「んー、えーっとねぇ……。けー子ちゃんは『ディメンション・サキュバス』の新規アップデートの追加モンスターのマザーサキュバスを使って、もー口には出せないあれやこれな恥ずかしい行為をしちゃってた。どう?」
「げげ。何あんた……いやいや、全然そんなことしてないから……。『ディメンション・サキュバス』なんてもう飽きちゃったから。だって全然捕獲できないしぃ……苦労して捕まえてもロクでもない男しかいないんだもーん」
「ふーん、まぁいいや。……じゃあさ、今から狩りにいかない? 私と一緒だと効率いいよ?」
「い、いやよ。もう飽きたって言ってるでしょ」
「へー、じゃ仕方ないね。私一人でぼちぼち回ってるから。んー自キャラは何がいいかなー。……ん、そうだプチサキュバスにしよーっと。小さくて可愛いし使いやすいしね、ふふふっ♪」
「えー、プチサキュバスなんて使えないわよ。だって能力低すぎるしスキルは微妙だし……」
「その点、マザーサキュバスはいいよね。能力も高いしスキルも色々そろってるし」
「そうそう、そーなのよーん♪ あのね聞いてよ? あんなレベル高い坊や達がね、私の魅力でメロメロになってそれはもうすごくって……あん……今思い出しただけでもぉ……」
「あ、やっぱりプレイしてたんだね。にひひひっ♪」
「この! 何言わせるのよきー子。とにかく私は忙しいんだからーもう切るわね。んぅ全く……」
「はいはい。じゃあねーん♪」