Track 2

肩のマッサージをして差し上げますね

はい、坊ちゃま お茶をどうぞ ふふ、だいぶお疲れのようですね 簡単にお掃除するつもりが段々と本格的になっていって… 坊ちゃまは慣れていらっしゃらないのですから、私に任せて頂いても良かったのに あっ、肩がこってしまわれたのですか? 少しお待ちください 私がマッサージをして差し上げますから… え?マッサージ機…? あ、もしかして、あそこに置いてある… あれを使えばいいんですね、かしこまりました んしょ… コンセントを差し込んで…と はい…これで準備はOKですね その前に患部の方を直接指で…失礼します ん…んっ… んしょ…んん… 確かにだいぶ肩の筋肉が張っていらっしゃる様子 普段使わない筋肉をお掃除で使われてしまったのですね んしょ…マッサージ機を使って解していきますよ スイッチオンっ♪ んっ…んぅ ん…んっ… いかがですか? ふふ、気持ち良いです? よくこうやって、坊ちゃまの肩や足をマッサージして差し上げてましたよね ご実家を出て行かれてからは、その機会もめっきり減ってしまって… なんだか懐かしい気持ちです んっ…んん んぅ…んっ 強さはこれくらいで大丈夫ですか…? はい、このまま患部に当てていきますね ん…んぅ… んっ…んんっ… 患部を刺激する部分に突起物がありますから、良いマッサージになりそうです それに転がす事も出来ますし、幅広く使えますね んしょ…んしょ… ころころ…ころころ~ ころころっ…ころ、ころ んっ…んん んっ…んっ… 首筋も凝っているのです? ふふ、承知しました こちらは片方のローラーを押し当てて刺激していきますね んっ…ん… んぅ…ん… 確かにこちらも指で触れると少々、硬さが感じられます デスクワークをしていると、こういう肩凝りの症状が出てきてしまいますよね 長時間同じ姿勢を続けたりする事は筋肉を収縮させますし、筋肉が疲れてしまうんです 姿勢だけではなくて、精神的なストレスも筋肉を緊張させる原因になりますし… 坊ちゃまがいつもどれだけ頑張っていらっしゃるのか、肩の凝り具合で分かりますよ 本当に毎日、お疲れ様です 一人では隅々までマッサージは出来ませんし、お辛かったのではありませんか? はい…はい なるほど、市販の鎮痛の効果がある軟膏も使われていたのですね それがさっき机でお見かけしたスティックだったと… こういう軟膏は匂いが気になるという点が御座いますし、持ち運びするのは中々不便ですよね ですが、明日からは私がいつでも坊ちゃまのお体のお世話をさせて頂きますから、心配なさらないで下さい♪ んっ…んぅ んっ…ん ころころ、ころ…ころ… さてと、首筋のマッサージはこれくらいにして… 次は肩叩きを致しますね? ええ、こわばった筋肉を優しくトントンって♪ ふふ、懐かしいですよね 私も坊ちゃまにまた肩叩きが出来て、とても嬉しいです んしょ… 少しお待ちくださいね それでは早速いきますよ? んっ… どうですか?痛くありません? ん…良かったです あ、気持ち良いからって強く叩くのはダメなんですよ? 力を入れすぎると筋肉を壊してしまうことにもなりかねないんです ちゃんとお身体の事を考えて、何事もやらなくては… あっ…そんな謝らないで下さい これは坊ちゃまのお世話係として…メイドとして当然のことなのですから むしろ、私の方が気を遣わせてしまって、申し訳ありません 私は坊ちゃまのお世話が出来てとても幸せなのですから、どうかお気になされないで下さいね? んしょ…んしょ とんとん、とんとん… とんっ、とん…とん、とん んっ…んぅ ん…んん 手を開いて手の平の側面で優しく早く… んしょ…んしょ… んっ…ん… ふふ、気持ち良さそうですね このまま続けていきますから、身体をリラックスさせていてください とん、とん…とんとんっ とんとん…とんとん んっ…んぅ… ん…んん んしょ…んしょ… んっ…如何ですか? 肩が軽くなった感じがする…? それは良かったです♪ では、最後の仕上げにもう一度肩を揉んで… んしょ…んっ…んぅ もみ、もみ…もみ、もみ… はい、これでおしまいです 坊ちゃまお疲れ様でした これからはまたこんな風にお疲れの時にはマッサージして差し上げますから、いつでも気兼ねなく仰ってくださいね? 頑張っていらっしゃる坊ちゃまを少しでも癒してあげたいですし… きゃっ!? きゅ、急に胸に飛び込んできて…どうなさったのですか? え?もっと私に甘えたい…? もう…そのような事を仰るなんて、一人暮らしをされて少しは逞しくなられたのかと思ったのですが、甘えん坊な所は変わっていないようですね ふふ、悪く言っている訳ではありませんよ? むしろ逆です…お変わりになっていなくて紫苑は安心しました だって、坊ちゃまは真面目で周りから慕われるような立派なお方… でも、こうやって私にだけ見せてくれる母性本能をくすぐられるようなお姿が大好きなのですから 坊ちゃま…甘えたいというのは、私の事を女性として求められていらっしゃるのですよね? ご実家でいつもしてあげていた時も、坊ちゃまはよく「甘えたい」って仰っていたではありませんか♪ 坊ちゃまにとって「甘えたい」という言葉は、私にエッチな事をして欲しいという合言葉… ふふ、自ら言っておいて顔を真っ赤にされるなんて、それは肯定の意味だとして捉えてしまいますよ? ん…いいですよ坊ちゃま… そんな風に抱きついたまま上目遣いで言われましたら、紫苑はご奉仕してあげたくなってしまいます あっ、でも… お掃除して少し汗もかいていますし、シャワーを浴びてきてからではいけませんか? んう…気にしないと言われましても、坊ちゃまにご奉仕する訳ですし… もう…仕方ないですね 坊ちゃまがそこまで仰るのでしたら、このままで…