Track 5

Previous Track Back

エンディング

…ふふふ、お帰りなさい。 今日のところは、ここで本を閉じるとしましょう。 どうやら楽しんでいただけたようね。何よりだわ。 貴方の心が、弾んで、ときめいて、光を放って… 最後には優しい力に満ち満ちたのを、感じたわ。 それにしても、フフ、彼女の心を見事に掴んでくれちゃって! しかも、ハッピーエンドを迎えるなんてね。 私も、自分のことのように嬉しいわ、ええ、とても…嬉しかった。 彼女のこと、大切に想ってくれたのね。本当にありがとう。 フフ、久々に、とーってもエネルギーに満ち溢れた食べ物を頂いたって感じ♪ウフフ、フフフフ♪ え…?どういう事かですって? あららー?言ってなかったかしらー? 私の力の源…つまり主食はねぇ、人間の心、なのよ。 精神そのものは勿論、喜び・悲しみ・怒り・ワクワク…そして快感や性感・幸福感…さらには、絶望も。 ありとあらゆる感情、心の動きまでもが、私のごはん、というわけ。 食事の効率と、味わいも考慮して、貴方にはエッチなストーリーを提供したけれど、 大正解だったみたいね。私もたっぷり堪能させてもらったわ。 ≪ありがとう…お・い・し・かっ・た、わよ?≫ん…ちゅ♪ ねぇ、是非また遊びにいらっしゃいな。 貴方ならいつでも歓迎しちゃうから。 フフフフ、大丈夫よ、貴方は大切な客人だから、 死ぬまで心をしゃぶりつくすような事はしないわ。…多分、ね?フフフフフ… それじゃ、今日はここでお別れね。 貴方が再び望めば、図書館の門は再び開かれることでしょう… 新たなストーリーを、貴方と楽しめる、その日まで、さようなら。 またお会いできることを、私はここで、楽しみに待っています…

Previous Track Back