ご主人と添い寝
ねぇねぇご主人?
ごめんなさい。
お休みのところ、起こしちゃいましたね。
あの、みみ、ご主人と一緒のお布団に寝てもいいですか?
いえ、特になにがあったわけじゃないんですけどぉ
なんとなく今日はご主人とくっついていたいなぁって。
だから発情してるんじゃないですってばぁ
うさぎは年中発情期ーみたいに思っちゃ嫌ですよ~?
これは、もっともっと純粋な気持ちなんですから。
えへ、じゃあお邪魔しまーす。
はぁ、ご主人のお布団、暖かいです~
それにご主人のお胸も、腕枕も、とっても気持ちいいですよ~
ねぇ、ご主人?
ご主人は、みみのこと好きですか?
言わなくてもわかるだろって、いいえ、言って欲しいです。
ほら、みみにしか聞こえないんだから、恥ずかしがらなくていいんですよ~?
えへ~、嬉しいです。
みみも、ご主人のこと、大好きです~
好きで、好きで、大好きです。
えへ、くすぐったいですよ~
ぁぅ……あんまり尻尾触らないでください~
ん…、発情しちゃいますからぁ
やぁん、ご主人~
もー、眠たいからって適当に扱わないでくださいよぅ、ご主人~
んぅ…ひゃぁん!
だから……耳も……弱いんですってばぁ……ぁん
あふ、ん、んぅ、んにゅぅ…
ご主人、ちょっとえっちぃですよ~?
ご主人も、そういう気分に、なっちゃってるんですか…?
……ご主人?
て、あれ?
ご主人、もしかしてもう寝ちゃってるんですか?
んもー、これからだって言うのにぃ~
……しょうがないご主人ですね~
いいですよーこのまま添い寝、してあげます。
ご主人~、ご主人~
大好きです、ご主人。
ずーっと、みみを抱きしめていてくださいね?
例え、みみがうさぎの姿に戻ることがあっても。
例え、みみが先に寿命を迎えたとしても。
最後まで、愛してくださいね?
じゃないとみみ、さみしくて死んじゃいますから。
って言っても、ご主人には聞こえてないんですけど。
ふわぁ~、みみも眠くなってきましたぁ
それじゃ、おやすみなさい、ご主人。
すぅ、くぅ、