Track 2

サラの膝枕耳かき

準備が出来ましたので…さ、私の膝へどうぞ 遠慮なさらず、ほら、こちらへ… あの、その…仰向けのままですと、耳かきができないのですが… んん~、そうですねぇ…ではまずは、顔を外側に向けて頂けますか? …はい、ありがとうございます では耳かき、始めていきますね (耳かき吐息) ふぅ…ふふっ…はぁ…もしかして、緊張してます? さっきから、肩に力が入りっぱなしですよ? せっかくの耳かきなんですから、もっとリラックス、ですよ? (耳かき吐息) どうですか?痛くはありませんか? 痒い所等ありましたら、遠慮なさらず、仰ってくださいね (耳かき吐息) この時期は、虫の声が綺麗ですね~ この国には、綺麗な声で鳴く虫が多くて、羨ましいです コオロギに、スズムシ、マツムシ…キリギリスに、クツワムシ…でしたっけ? それぞれの鳴き声が重なって、美しいハーモニーを奏でているみたいで… あなたも、そう思いませんか? …あら、私の方が綺麗だなんて、お世辞がうまいんですから… (耳かき吐息) …あら、耳の奥の方にも…少しありますね~… ちょっと奥まで、耳かきを入れますよ… (深耳かき吐息) …はい、奥まで綺麗になりました …もう少し、耳かき、続けますか? はい、ではもう少しだけ… (耳かき吐息) 細かいものが、多くなってきてしまいましたね… 今度は綿棒を使って、耳かきでは取りきれなかったものを、綺麗にしていきますね (綿棒吐息) んん~…うん、綺麗になりましたよ それでは最後の仕上げに、梵天で、綺麗にしていきますね 梵天…は、ご存じですよね? よく耳かきの後ろについている、綿のようなもののことです こちらを使って、耳の中を綺麗にしていきますね (梵天吐息) はい、綺麗になりましたよ 中は綺麗になりましたが…外側に少し、細かい物が… は~…ふ~~…… あっ、すいません、驚かせてしまいましたね つい息で吹いてしまいました まだ細かいのが残っているので、もう少し、吹いてもいいですか? …はい、では、失礼しますね… は~…ふ~~…… は~…ふ~~…… はい、綺麗になりました さて、これでこちらの耳はお終いです 顔を私の体の方に向けて、反対の耳を見せて頂けますか? …あら、こちらに顔を向けるのは、恥ずかしいですか? ふふ、こちらを向いても、私の修道服しか見えませんので、ご安心下さい はい、ありがとうございます ではこちらも、耳かきしていきますね… (耳かき吐息) 本来、耳かきというのは、あまり頻繁に行う必要はないそうですね 下手に何度もやると、耳垢を耳の奥に押し込んでしまったり、耳の中を傷つけてしまうこともあるそうですよ? もちろん、耳掃除をしないで、耳垢を溜めすぎるのもよくありません 何事も、ほどほどにが一番というわけです (耳かき吐息) んん~…ふふっ… 私の方を向くのは、ドキドキしますか? ふふっ、さっきまでせっかくリラックスできていたのに、また肩に力が入っちゃってますよ? では一つ、教えて差し上げましょう あなたにとって、これが重要なことかどうかは分かりませんが… 私、この服の下は、何も履いてないんですよ? 神聖なものですから、下着が透けるのは、あまりよろしくありませんので… それにこの服、ちょっと生地が薄いので、今の時期はスース―するんですよね~… …なーんて言ったら、信じますか? この服の下がどうなっているかは…ふふっ、神のみぞ知る、ですよ? もしかして…ふふっ、エッチなこと、考えちゃいましたか? あらあら、イケナイ子羊ちゃんですねぇ~…神聖なシスター相手に、よからぬ劣情を抱くなんて… これは、天罰を与えないといけませんねぇ~……なーんて、冗談ですよ 今夜だけは、私が赦して差し上げます、ふふふっ… (耳かき吐息) こちらも、奥の方にも溜まっていますね… 少し、奥に入れますよ…? (深耳かき吐息) …はい、綺麗になりました こちらももう少し、耳かき、して差しあげますね… (耳かき吐息) そういえば…先ほど使った梵天、なぜ「梵天」というか、知っていますか? 一説によると、この国の山伏の方が着ている服、梵天袈裟に付いているものにそっくりだ、ということから梵天と言うようになったとか 私もつい最近、知ったことなんですけどね (耳かき吐息) 細かいものが多くなってきましたので、こちらも綿棒を使っていきますね (綿棒吐息) それでは、梵天で仕上げです (梵天吐息) あら、こちらも耳の外に細かいものが… 息で吹いても…よろしいですか? …はい、ありがとうございます では、失礼して… は~…ふ~~…… は~…ふ~~…… んんん~…もう少し… は~…ふ~~…… は~…ふ~~…… ん~…うん、綺麗になりましたよ