エロ① 口責め
※フェードイン
二見:それにしてもよく効いてるわね
黒木: 見ただけでも分かるの?
二見:うーん―― 体調は如何?
黒木: あ、起きたみたいね
二見:まぁまぁね、それはなによりだわ
黒木:
二見:お熱、測りましょうか(べろちゅー)
黒木:
二見:――まだやっぱりちょっと高いわね
黒木:
二見:何驚いてるの?
黒木: 普通でしょ?
二見:ほら、婦人用の体温計は口で測るじゃない?
黒木:
二見:
黒木:凄く、合理的な方法だと思うんだけど――
二見:え?夫?――大丈夫
黒木:
二見:キスなんて欧米では挨拶にもなっているでしょ?
黒木:
二見:
黒木:それにこれは、検温よ?
二見:貴方の体温を測る行為
黒木: だから、問題ないでしょ?
二見:ね?(べろちゅー)
黒木:
二見:――うん、やっぱり高いわね
黒木: このまま帰したら大事な妻の身体に
二見:
黒木:――ってパートナーに怒られちゃうわね
二見:なんとかして下げないと…何かいい方法はあるかしらね?
黒木:
二見:
黒木:そういえば、さっきアカシア蜂蜜は解熱に効くって言ってなかった?
二見:
黒木:私、取ってくるね
二見:
黒木:
SE:スリッパ遠ざかる音
二見:それにしても、身体、熱いわね。熱があると身体中が敏感になるんじゃない?
例えば、二の腕、こうやってちょっと触っただけで
SE: 洋服
二見:ほら、ゾクゾクって。それは熱のせい。
熱のせいでちょっと敏感になっているのは自然な事。
二見:
黒木:
SE:スリッパ戻ってくる音
二見: ありがとう
黒木:はい、持ってきたわよ
二見: さてと、蜂蜜は吸収もいいし、食べて?
黒木:
SE:瓶
二見:
黒木:食べて――ってどうやって食べさせましょうか?
二見:んー――スプーンもないしねぇ――
黒木:
二見:
黒木:あら、忘れてきちゃった。取りに行きましょうか?
二見:いや、大丈夫よ。こうして指ですくって…
黒木:
SE: ねちゃ
二見: さ、口を開けて?
黒木:なるほど あーん――って
二見:さぁ、舐めて?
黒木: 甘い蜂蜜の香りが口の中に広がるよね
二見:どう? 美味しいよね?
黒木: 甘いよね?
二見:
黒木:こんなに美味しいんだからもっと舐めたくなっちゃうよね?
二見:美味しいからもっと 独り占めしたい
黒木: 全部 自分だけのものにしたい
二見:口の中で蜂蜜の甘さを感じれば感じるほど
黒木:
二見: もっとって 身体が甘さを欲し始める
黒木:もっと 続きが欲しくなる
二見: もっと
黒木:少しづつじゃなくて いっぺんに貰えたらいいのに
二見:それほどまで蜂蜜が欲しくなっちゃった?
黒木:
二見: 熱のせい?
黒木:なんだか子供みたいね? 疲れてるから?
二見:ただの蜂蜜がこんなにも欲しい
黒木: 蜂蜜がこんなにも欲しいと感じるのは
二見:なんでなんだろうね? 美味しいから
黒木: 蜂蜜が欲しい
二見: 身体がおかしくなりはじめる
黒木:蜂蜜を食べると
二見: 少しづつ味が薄れていって
黒木:媚薬の効果もあるから
二見:
黒木:指に残った蜂蜜を探し始めるのは自然な事
二見:お口の中で指を舐めまわしてまで蜂蜜が欲しかったの?
黒木:
二見:――もう大体舐めたかしらね?じゃあお口から出すわね?
黒木:
二見:
黒木:蜂蜜美味しそうに食べてたわね
二見:あーあ、糸引いちゃった 勿体ない(ペロ音)
黒木: やらしい
二見:――ん?どうしたの?
黒木: お口の中、寂しいの?
二見:物足りなくなっちゃった?
黒木: もっと、欲しいの?
二見:欲しいって顔してるよ?
黒木: さっぱりしてて美味しいもんね?
二見:おかわり? 欲しいなら欲しいって言わないと
黒木: 欲しいの?
二見:分からないよ?
黒木: 言って?
俺私: 欲しいです
二見:よく言えました。じゃぁ、ご褒美あげるわね?
黒木:
二見:
黒木:今度はいっぱいあげたら?
二見:そうね、じゃあ、今度は右手いっぱいに掬って――っと
黒木:
二見:
黒木:これだけあれば、あなたも満足出来る――わよね?
二見:はい、あーん
黒木: さっきよりも大きく口を開けて?
二見:さすがに手のひらまでは入れられないから
黒木:
二見:指先だけ、入れてあげる
黒木:
※以下適宜蜂蜜のネチャ音
二見: 蜂蜜美味しい?
黒木:指があなたの口に侵入してくる
二見:
黒木:指先を舐めると当然蜂蜜の味が広がる
二見:甘いけどしつこくないでしょ?
黒木:
二見:
黒木:だけど、これがないとなんだか物足りない
二見:蜂蜜がないと落ち着かなくなってきてる?
黒木:
二見: そんな風になっちゃってるの?
黒木:蜂蜜があるから
二見: そう、蜂蜜はお薬
黒木:蜂蜜は媚薬
二見:あなたを治療 するためのお薬
黒木:あなたをおかしくするためのお薬
二見: お薬なんだから身体に作用するのは当たり前
黒木:性欲を高める 身体に作用するのは当たり前
二見: 熱があるんだから
黒木:身体が熱くなってるんだから
二見:お口の中が熱く感じられるのは自然な事
黒木:お口の中も熱く感じられるのは自然な事
※not誤字 文字数一致※
二見:私の指が触れているところ
黒木: 何処かな?
二見:舌とか 上あごとか?
黒木: 歯茎とか?
二見: 指で触れられる度に
黒木:くすぐったいっていうか
二見: 熱があるから
黒木:ゾクゾクするよね?
二見:
黒木:敏感になってるもんね
二見: お薬のせいで
黒木:媚薬のせいで
二見:あなたの身体が変わっているのは自然な事
黒木:あなたの身体が変わっているのは自然な事
二見:
黒木:蜂蜜のせいであなたが塗り替えられていく
二見: 指が触れてる
黒木:舌 媚薬が浸透する
二見:かぁっと舌が熱くなる
黒木:
二見:
黒木:頭の奥まで蜂蜜が染み込んでいく
二見:頭がぼーっとしてくる
黒木: 頭がぼーっとしている
二見:熱があるから、体温が上がっているのは当然の事
黒木:熱があるから
二見:頬の裏側とか 歯の裏とか
黒木: 歯茎とか
二見: ゾクゾクしちゃう
黒木:触れたところから熱が広がる
二見:右上の奥歯から左へ指を滑らせたら
黒木:
二見:
黒木:熱のせいなのか、ぼーっとしてくる
二見:左下の奥歯から右へ指を滑らせる
黒木:
二見:
黒木:身体中がゾクゾクとしてくる、これは媚薬のせい
二見:お薬でお口の中が浸食されていく
黒木:蜂蜜でお口の中が浸食されていく
※文字数一致
二見:ねぇ、口の中、どうなってるの?
黒木:
二見:
黒木:指を突っ込まれて気持ちがいいんだよね?
二見:一本だけで満足できてない
黒木:
二見:
黒木:一本だけでは満足できないの?
二見:もっと 指先で口の中を犯して欲しい
黒木: もっと蜂蜜で口の中を犯して欲しい
※文字数一致
二見: 触って欲しい
黒木:蜂蜜が欲しい
二見:もっと気持ちよくなりたいんだよね
黒木: 気持ちよくなりたいんだよね
二見:こんなに触ってあげてるのに
黒木:
二見:自分から舌で絡みついてくるなんて
黒木:
二見:欲張りさんねぇ――
黒木:
二見: 指を離しちゃう
黒木:舌を動かすのをやめて
二見: 勿体ない
黒木:名残惜しい ほら、舌を出さない
二見:「あげないよ?」
黒木:
二見:ふふ、また糸ひいちゃってる
黒木: まだしてほしかった?
二見:私の指、気持ちよかったの?
黒木: 気持ち良かったんだよね
二見:またあげるから、ちゃんと見える様に舌を出して
黒木:
二見:
黒木:そんなちょっとじゃ、気持ちよくないよ?
二見:口からめいいっぱい外までだして?
黒木:
二見: 必死に突き出しちゃって
黒木:ふふ、可愛い表情
二見:
黒木:気持ちよくなりたいんだもんね
二見:こんなに厭らしいあなたの表情パートナーは知ってるのかしら?
黒木:こんなに厭らしいあなたの表情パートナーは知ってるのかしら?
二見:でも、これは治療 治療だから
黒木: あなたのためにしている治療
二見:しょうがない
黒木: 現に、嫌じゃないもんねぇ?
二見:蜂蜜を――私の舌に乗せてっと――(もぐ音)
黒木:
二見: お薬、口移ししてあげるわね
黒木:あなたの欲しがっていた蜂蜜
二見:
黒木:こぼさないで、ちゃんと味わてね?
二見:
黒木:
SE:服ずれ
二見:(べろちゅー音継続
黒木:舌に、温かさを感じる、甘くて、トロトロとして
二見:
黒木:あなたが欲しかったもの、二見さんの舌があなたの舌に絡んで
二見:
黒木:どう?美味しいよね、熱くて、気持ちよくて
二見:
黒木:舌から頭も蕩けちゃう?そうだよね?
二見:
黒木:蜂蜜と、お薬と、二見さんの舌と、全部が
二見:
黒木:あなたのお口の中でぐちゃぐちゃと混ぜられて
二見: 吸い付き→離れ)
黒木:よくわからなくなってきちゃうよね?
二見:癖になっちゃうね
黒木: キス、しちゃったね
二見:ねぇ、私達、不倫関係? 女同士だから
黒木: 違うよね?
二見:不倫じゃ、ないよね?
黒木:不倫じゃ、ないよね?でも、べろちゅーしちゃったね
二見:結婚式の誓いもしたし
黒木: やましい事もしちゃったし
二見:私達の関係は、一体なんなんだろうね?
黒木:私達の関係は、一体なんなんだろうね?
二見:
黒木:気持ちがいいから、どうでもいいか
二見:考えたくないもんね
黒木: 考えられないもんね
二見:気持ちがいい事をするだけ
黒木: めんどくさいことには触れない
二見:そういう、曖昧な関係
黒木: 曖昧な関係、グレーな関係なら
二見:わざわざはっきりさせる必要も
黒木: 罪悪感を感じる必要も
二見: そうだよね?
黒木:ないよね? (べろちゅー)
二見: もっとする?
黒木:ふふ、私ともしちゃったね
二見: もっとしていたいんだよね
黒木:もっとしたい?
二見: 本当は、もっと欲しいんでしょ?
黒木:でもさ、お口だけでいいの?
二見:女の子だからそれだけじゃ満足できないよね?
黒木:女の子だからそれだけじゃ満足できないよね?
二見: 女の子だからこそ
黒木:女の子だから
二見:
黒木:もっとイイコト、できると思わない?
二見:女の子なんだから
黒木: 女の子しか持ってない所で
二見:
黒木:気持ちよくなりたいよね?
二見:何期待しちゃったの?
黒木: 何を期待しちゃったの?
二見:全部は叶えてあげられないけど
黒木: 私達で良いなら
二見:
黒木:少しは叶えてあげられるかもよ?
二見:
黒木:言い訳をしても、結局は同じなんだから
二見:こんな関係なんだから、一緒に堕落しましょ?
黒木:
※ブランク無