Track 8

エロ① 口責め

※フェードイン 二見:それにしてもよく効いてるわね 黒木:              見ただけでも分かるの? 二見:うーん――         体調は如何? 黒木:     あ、起きたみたいね 二見:まぁまぁね、それはなによりだわ 黒木: 二見:お熱、測りましょうか(べろちゅー) 黒木: 二見:――まだやっぱりちょっと高いわね 黒木: 二見:何驚いてるの? 黒木:       普通でしょ? 二見:ほら、婦人用の体温計は口で測るじゃない? 黒木: 二見: 黒木:凄く、合理的な方法だと思うんだけど―― 二見:え?夫?――大丈夫 黒木: 二見:キスなんて欧米では挨拶にもなっているでしょ? 黒木: 二見: 黒木:それにこれは、検温よ? 二見:貴方の体温を測る行為 黒木:          だから、問題ないでしょ? 二見:ね?(べろちゅー) 黒木: 二見:――うん、やっぱり高いわね 黒木:             このまま帰したら大事な妻の身体に 二見: 黒木:――ってパートナーに怒られちゃうわね 二見:なんとかして下げないと…何かいい方法はあるかしらね? 黒木: 二見: 黒木:そういえば、さっきアカシア蜂蜜は解熱に効くって言ってなかった? 二見: 黒木:私、取ってくるね 二見: 黒木: SE:スリッパ遠ざかる音 二見:それにしても、身体、熱いわね。熱があると身体中が敏感になるんじゃない?    例えば、二の腕、こうやってちょっと触っただけで SE:                       洋服 二見:ほら、ゾクゾクって。それは熱のせい。    熱のせいでちょっと敏感になっているのは自然な事。 二見: 黒木: SE:スリッパ戻ってくる音 二見:          ありがとう 黒木:はい、持ってきたわよ 二見: さてと、蜂蜜は吸収もいいし、食べて? 黒木: SE:瓶 二見: 黒木:食べて――ってどうやって食べさせましょうか? 二見:んー――スプーンもないしねぇ―― 黒木: 二見: 黒木:あら、忘れてきちゃった。取りに行きましょうか? 二見:いや、大丈夫よ。こうして指ですくって… 黒木: SE:                   ねちゃ 二見:    さ、口を開けて? 黒木:なるほど        あーん――って 二見:さぁ、舐めて? 黒木:       甘い蜂蜜の香りが口の中に広がるよね 二見:どう?     美味しいよね? 黒木:   甘いよね? 二見: 黒木:こんなに美味しいんだからもっと舐めたくなっちゃうよね? 二見:美味しいからもっと  独り占めしたい 黒木:         全部       自分だけのものにしたい 二見:口の中で蜂蜜の甘さを感じれば感じるほど 黒木: 二見:   もっとって        身体が甘さを欲し始める 黒木:もっと     続きが欲しくなる 二見:         もっと 黒木:少しづつじゃなくて   いっぺんに貰えたらいいのに 二見:それほどまで蜂蜜が欲しくなっちゃった? 黒木: 二見:           熱のせい? 黒木:なんだか子供みたいね?     疲れてるから? 二見:ただの蜂蜜がこんなにも欲しい 黒木:   蜂蜜がこんなにも欲しいと感じるのは 二見:なんでなんだろうね?      美味しいから 黒木:          蜂蜜が欲しい 二見:       身体がおかしくなりはじめる 黒木:蜂蜜を食べると 二見:          少しづつ味が薄れていって 黒木:媚薬の効果もあるから 二見: 黒木:指に残った蜂蜜を探し始めるのは自然な事 二見:お口の中で指を舐めまわしてまで蜂蜜が欲しかったの? 黒木: 二見:――もう大体舐めたかしらね?じゃあお口から出すわね? 黒木: 二見: 黒木:蜂蜜美味しそうに食べてたわね 二見:あーあ、糸引いちゃった    勿体ない(ペロ音) 黒木:           やらしい 二見:――ん?どうしたの? 黒木:          お口の中、寂しいの? 二見:物足りなくなっちゃった? 黒木:            もっと、欲しいの? 二見:欲しいって顔してるよ? 黒木:           さっぱりしてて美味しいもんね? 二見:おかわり?     欲しいなら欲しいって言わないと 黒木:     欲しいの? 二見:分からないよ? 黒木:       言って? 俺私:           欲しいです 二見:よく言えました。じゃぁ、ご褒美あげるわね? 黒木: 二見: 黒木:今度はいっぱいあげたら? 二見:そうね、じゃあ、今度は右手いっぱいに掬って――っと 黒木: 二見: 黒木:これだけあれば、あなたも満足出来る――わよね? 二見:はい、あーん 黒木:      さっきよりも大きく口を開けて? 二見:さすがに手のひらまでは入れられないから 黒木: 二見:指先だけ、入れてあげる 黒木: ※以下適宜蜂蜜のネチャ音 二見:              蜂蜜美味しい? 黒木:指があなたの口に侵入してくる 二見: 黒木:指先を舐めると当然蜂蜜の味が広がる 二見:甘いけどしつこくないでしょ? 黒木: 二見: 黒木:だけど、これがないとなんだか物足りない 二見:蜂蜜がないと落ち着かなくなってきてる? 黒木: 二見:       そんな風になっちゃってるの? 黒木:蜂蜜があるから 二見:     そう、蜂蜜はお薬 黒木:蜂蜜は媚薬 二見:あなたを治療  するためのお薬 黒木:あなたをおかしくするためのお薬 二見:      お薬なんだから身体に作用するのは当たり前 黒木:性欲を高める       身体に作用するのは当たり前 二見:             熱があるんだから 黒木:身体が熱くなってるんだから 二見:お口の中が熱く感じられるのは自然な事 黒木:お口の中も熱く感じられるのは自然な事 ※not誤字 文字数一致※ 二見:私の指が触れているところ 黒木:            何処かな? 二見:舌とか     上あごとか? 黒木:   歯茎とか? 二見:           指で触れられる度に 黒木:くすぐったいっていうか 二見:         熱があるから 黒木:ゾクゾクするよね? 二見: 黒木:敏感になってるもんね 二見:      お薬のせいで 黒木:媚薬のせいで 二見:あなたの身体が変わっているのは自然な事 黒木:あなたの身体が変わっているのは自然な事 二見: 黒木:蜂蜜のせいであなたが塗り替えられていく 二見: 指が触れてる 黒木:舌      媚薬が浸透する 二見:かぁっと舌が熱くなる 黒木: 二見: 黒木:頭の奥まで蜂蜜が染み込んでいく 二見:頭がぼーっとしてくる 黒木:          頭がぼーっとしている 二見:熱があるから、体温が上がっているのは当然の事 黒木:熱があるから 二見:頬の裏側とか    歯の裏とか 黒木:      歯茎とか 二見:             ゾクゾクしちゃう 黒木:触れたところから熱が広がる 二見:右上の奥歯から左へ指を滑らせたら 黒木: 二見: 黒木:熱のせいなのか、ぼーっとしてくる 二見:左下の奥歯から右へ指を滑らせる 黒木: 二見: 黒木:身体中がゾクゾクとしてくる、これは媚薬のせい 二見:お薬でお口の中が浸食されていく 黒木:蜂蜜でお口の中が浸食されていく ※文字数一致 二見:ねぇ、口の中、どうなってるの? 黒木: 二見: 黒木:指を突っ込まれて気持ちがいいんだよね? 二見:一本だけで満足できてない 黒木: 二見: 黒木:一本だけでは満足できないの? 二見:もっと   指先で口の中を犯して欲しい 黒木:   もっと蜂蜜で口の中を犯して欲しい ※文字数一致 二見:      触って欲しい 黒木:蜂蜜が欲しい 二見:もっと気持ちよくなりたいんだよね 黒木:   気持ちよくなりたいんだよね 二見:こんなに触ってあげてるのに 黒木: 二見:自分から舌で絡みついてくるなんて 黒木: 二見:欲張りさんねぇ―― 黒木: 二見:          指を離しちゃう 黒木:舌を動かすのをやめて 二見:     勿体ない 黒木:名残惜しい    ほら、舌を出さない 二見:「あげないよ?」 黒木: 二見:ふふ、また糸ひいちゃってる 黒木:             まだしてほしかった? 二見:私の指、気持ちよかったの? 黒木:             気持ち良かったんだよね 二見:またあげるから、ちゃんと見える様に舌を出して 黒木: 二見: 黒木:そんなちょっとじゃ、気持ちよくないよ? 二見:口からめいいっぱい外までだして? 黒木: 二見:        必死に突き出しちゃって 黒木:ふふ、可愛い表情 二見: 黒木:気持ちよくなりたいんだもんね 二見:こんなに厭らしいあなたの表情パートナーは知ってるのかしら? 黒木:こんなに厭らしいあなたの表情パートナーは知ってるのかしら? 二見:でも、これは治療           治療だから 黒木:        あなたのためにしている治療 二見:しょうがない 黒木:      現に、嫌じゃないもんねぇ? 二見:蜂蜜を――私の舌に乗せてっと――(もぐ音) 黒木: 二見:           お薬、口移ししてあげるわね 黒木:あなたの欲しがっていた蜂蜜 二見: 黒木:こぼさないで、ちゃんと味わてね? 二見: 黒木: SE:服ずれ 二見:(べろちゅー音継続 黒木:舌に、温かさを感じる、甘くて、トロトロとして 二見: 黒木:あなたが欲しかったもの、二見さんの舌があなたの舌に絡んで 二見: 黒木:どう?美味しいよね、熱くて、気持ちよくて 二見: 黒木:舌から頭も蕩けちゃう?そうだよね? 二見: 黒木:蜂蜜と、お薬と、二見さんの舌と、全部が 二見: 黒木:あなたのお口の中でぐちゃぐちゃと混ぜられて 二見:                 吸い付き→離れ) 黒木:よくわからなくなってきちゃうよね? 二見:癖になっちゃうね 黒木:        キス、しちゃったね 二見:ねぇ、私達、不倫関係?     女同士だから 黒木:           違うよね? 二見:不倫じゃ、ないよね? 黒木:不倫じゃ、ないよね?でも、べろちゅーしちゃったね 二見:結婚式の誓いもしたし 黒木:          やましい事もしちゃったし 二見:私達の関係は、一体なんなんだろうね? 黒木:私達の関係は、一体なんなんだろうね? 二見: 黒木:気持ちがいいから、どうでもいいか 二見:考えたくないもんね 黒木:         考えられないもんね 二見:気持ちがいい事をするだけ 黒木:            めんどくさいことには触れない 二見:そういう、曖昧な関係 黒木:     曖昧な関係、グレーな関係なら 二見:わざわざはっきりさせる必要も 黒木:              罪悪感を感じる必要も 二見:     そうだよね? 黒木:ないよね?      (べろちゅー) 二見:            もっとする? 黒木:ふふ、私ともしちゃったね 二見:       もっとしていたいんだよね 黒木:もっとしたい? 二見:             本当は、もっと欲しいんでしょ? 黒木:でもさ、お口だけでいいの? 二見:女の子だからそれだけじゃ満足できないよね? 黒木:女の子だからそれだけじゃ満足できないよね? 二見:      女の子だからこそ 黒木:女の子だから 二見: 黒木:もっとイイコト、できると思わない? 二見:女の子なんだから 黒木:        女の子しか持ってない所で 二見: 黒木:気持ちよくなりたいよね? 二見:何期待しちゃったの? 黒木:          何を期待しちゃったの? 二見:全部は叶えてあげられないけど 黒木:              私達で良いなら 二見: 黒木:少しは叶えてあげられるかもよ? 二見: 黒木:言い訳をしても、結局は同じなんだから 二見:こんな関係なんだから、一緒に堕落しましょ? 黒木: ※ブランク無