Track 130

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メイン「誰が花嫁?」

★★【設定】★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ メインキャスト 【セ】女王セシリア 【フ】王女フラウディア 【エ】エイラ 【モ】モニカ 【メ】メイド長メイ 【ア】アーニャ 【ミ】ミーニャ   今宵は王侯貴族の舞踏会。 踊り疲れた貴方は女王に誘われるままにテラスへと抜け出した。 しかし、いつの間にやら貴方に興味のあるエルフの女達に囲まれてしまい…… ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ------※------ [ 王宮の舞踏会 ] ------※------ 【セ】 戦士さん。 エルフの舞踏会はいかがですかぁ~? 女性の足を踏んで沢山怒られてたみたいですけれど♪ エルフは優雅さや美を重んじるので、こうした行事が日常的にあるのですわぁ。 あまりこういう場は慣れません?  ふふ、そうだ、少しテラスで夜風にでも当たりましょうか。 メイさん、後でテラスに飲み物をお願いしますね。その後は休憩して構いませんからぁ。 【メ】 はい、女王様。 畏まりました。 他の方のお相手はわたくしに任せて下さいませ。 それでは失礼致します。 【セ】 ……では参りましょうねぇ♪ ---------------------------------------------------------------- ------※------ [ テラス ] ------※------ 【セ】 ごめんなさいね、今日は無理に出て頂いて。でも……あら、モニカさんにエイラさん、お二人もも夜風に当たりに? 【モ】 これはこれは、女王に……君か。 コホンッ……今宵の舞踏会も素晴らしモノでしたね。 【セ】 ありがとうねぇ~。二人のドレス姿もとても綺麗ですわよ~。 【エ】 お、恐れ多いです陛下っ。そ、某はこのような華やかな場やこのようなドレスはどうにも苦手で……。 お前と剣術の打ち合いをしているほうが、気が紛れるぞ……まったく/// 【モ】 ほほぉ、この男が朝に良く見かけると思ったら、エイラ君としっぽりやっていたということか。 中々奥手と思いきや、隅におけないな。 くっくっくっ♪ 【セ】 まぁー、それは仲が良くてよろしいですわねぇ~。 【エ】 モニカ殿だけでなく陛下までっ! な、なにも、何もやましいことは、しっ、しておりませんっ! そ、それに御二方もご自身の部屋から戦士殿が出入りしていると部下達が噂しておりますっ! 【セ】 あらあら、まぁまぁ。そうなのぉ~? 見られちゃったのかしらぁ~。 【モ】 ふむ……その噂を広めた者……探し出して消すか……フッフッフ♪ 【フ】 はぁ……もう足がフラフラで踊れないぃ~~一時退避よぉ~ ……って、アンタ……に、お母様!? それにモニカにエイラまで! エルフの国の重鎮共が、舞踏会サボってなにやってるのよっ!? 【セ】 あらあらぁ~、お疲れ様ぁ~……フラウちゃんどうしたの? そんなプンプンしてるとハゲちゃうわよぉ? 【フ】 ハゲるかっ!……って話を逸らさないでぇ~。踊って踊ってって大変なんだからね! それとアンタお母様から離れなさいよねっ!ほら、こっちきなさい! まったく、どこに居てもアンタは誰かと一緒に引っ付いてるんだから……/// 【メ】 と言って彼を独り占めしてしまうフラウディア様なのでした。めでたしめでたし。 【フ】 ふぁっ!?メ、メイっ! 急に後ろから出てこないでっ!っていうか何いってるのよっ! こ、コイツを独り占めとか、あるわけないじゃないっ/// 【セ】 まぁ~、フラウちゃんったら、独り占めはズルいですわぁ~。ぷんぷんっ! 【フ】 そ、そんなんじゃないんだからっ!! 【モ】 ふむ……やはり王女が一歩先んじているな…… 【エ】 うぬぬ……さすが御息女。天然で積極的とは……某も朝の鍛練で積極的に誘わねば! 【メ】 戦士様はホントスケコマシの種馬ですね。はい、マムシタップリの精力剤カクテルでございます。 【フ】 メイ勝手に何渡してるのよっ!アンタも受け取って呑もうとしないっ!バカじゃないのっ!もぉ~/// 【セ】 あらあら、フラウちゃんったら、頬っぺた真っ赤よ?可愛らしいわぁ 【フ】 こ、これはお酒を間違って飲んじゃったのよっ!ねっ!メイ! 【メ】 はい、姫様が呑まれたのは、それはそれは……純度の高~い不純物ゼロのホットミルクでございます♪ きっとそのせいで顏が真っ赤になられたのでしょう。……ぷっ。 【フ】 メ、メイっ!? 私を裏切ったわねーッ>< 【メ】 裏切るとはご無体な。誠実、忠実、時々口が滑ってしまうドジっ子要素。 これが世界共通3大メイド構成要素でございます。 【セ】 すごーい、さすがメイさん。わたくしも鼻が高い高~いですわぁ♪ 【モ】 メイド長恐るべし……あの仮面の笑顔で獲物をかっさらい兼ねんな…… 【エ】 う、うむ……己が身以外全て敵……敵と思わねば、 この戦、勝てぬ……勝てそうにないが……(涙) 【ア】 あーっ!お兄ちゃんこんなところにいたー☆ ほらほらっ!ミーニャもおいでよー♪ 【ミ】 ミーニャちゃん、ほかの人にあいさつがまだ済んでな……ぁ……お兄様……/// 【ア】 ほら……双子ダーイブッ!!どーんっ!! 【ミ】 え……えっと……どーん>< 【セ】 あらあら、アーニャちゃんにミーニャちゃん、こんばんわぁ~♪ 【ア】 セシリアさま、こんばんわだよー☆ 【ミ】 みんな……なにしてる……の? 【ア】 ミーニャはバカだなぁ~、お兄ちゃんの取り合いに決まってるよー。ねーお姉ちゃんたちー☆ 【フ】 そそそ、そんな訳ないじゃない、なんでこんな奴を取り合わないといけないのよっ!ほら、は、離れなさいよね! 【ア】 じゃぁアーニャ達がお兄ちゃん貰っちゃうねー☆ お兄ちゃんってセシリアさまが誰でもお嫁にしていいよーって言われてるんだもん。ねーセシリアさまっ☆ 【セ】 えぇ、もちろんよぉ。でもアーニャちゃん、時々ママにお兄ちゃん、貸して頂戴ねぇ~☆ 【ア】 うん!セシリアさまは優しいから貸すよー♪ 【メ】 ほら姫様、さっさと『やっぱり好きで渡せませんっ!』って言わなければ母性満点女王様とロリっ子双子に 愛しの王子様をN・T・R、されてしまいますよ? 【フ】 な!?……そ、そういうメイはどうなのよっ! 【メ】 私は毎日メイド特権で接点は一番多いですし、料理清掃お手の物。 昔から言うではありませんか、『男は胃袋を掴め』と。 ……まぁ独り言でございます。どうか『お気』になさらずに。ふふっ♪ 【フ】 ぐ、ぐぬぬーーー 【モ】 メイド長メイ……恐ろしい奴め…… 【エ】 そ、某、この面子に勝てる気が全くしないのであります……シクシク 【ア】 ほらお兄ちゃん、ギュー☆ 結婚式はお姉ちゃんたちみんな呼んであげるからねー♪ 【ミ】 ア、アーニャちゃん、その辺にしとかないと怒られちゃうよぉ>< 【セ】 あ~ん、ママも花嫁衣裳着たいわぁ。一緒にママと3人で花嫁しましょうねぇ~♪ 【メ】 わたくし式の当日はメイド長として責任を持って特注フリフリ花嫁メイド服で付き添います。はい。 【フ】 ちょ、お母様!? メイも勝手に花嫁に参列してるんじゃないわよっ!わ、わたしだって出るんだからぁああ!! END

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