Track 1

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プロローグ

しーっ……くすっ。 初めまして。私の名はフィーナ……。 サキュバスを見るのは初めてか……? まぁ、そうだよな……坊やは私が目をつけていた獲物だ。 そう簡単に他の連中が現れるわけがない、か。 くくく……。 ん?そんなに私のことを見つめて…… 私が怖くないのか? サキュバスに興味があったなど…… 悪い子だな。 ……ということは。 サキュバスがすることは……わかっているのだろう? 私たちは精を食事としている…… この、坊やも見惚れた身体を使い……誘惑する。 一度墜ちたらもう戻ることはできない。 ふふ、坊やに拒否権はないぞ。 逃げたくても、私の快楽からは逃げることが出来ぬのだ…… ん?……ドキドキしているな? サキュバスに搾られて死ねるなら本望なのか? ……安心してくれ。 私はそんなことはしない…… 私の身体を……声を……全てを教え込んで…… 今後、私無しでは生きていけない身体にしてやる…… 人間の女では満足できない身体に、な。 くすくすっ…… 坊やの心も体も私の物に……してやる。

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