催眠導入パート
はぁい
それじゃあ~、目を閉じて閉じて~
おやすみなさ~い、なんてね
えっとね
さっきも言ったけど、これはごっこ遊びなの
遊びなんだからぁ…気持ちを楽にするんだよ?
素直にぃ…なんでも受け入れるの
その方が気持ちよくなれるよ
わかったかな?
ではぁ
はい…リラックス~
身体の力を抜いて~
眠る時と同じように、だら~んってなるの
…途中で眠くなったら…ホントに寝ちゃってもいいからね
そのまま眠っちゃっても、最後まで続けても…どっちも気持ちいいの
さん、はい
呼吸をゆっくりにしていくよ
すー…すー…
お腹が膨らむのを意識して~
…空気をたっぷり体内に取り込むの
す~~~
す~~~
静か~に…おおき~く…深呼吸~…
す~~~
す~~~
少しず~つ身体が楽になる
少しず~つ心が穏やかにな~る…
リラックス~リラックス~
す~~~
す~~~
眠くな~る…眠くな~る…
まぶたを閉じている事が気持ちいい…
心が休まっていくよ~
ほら…眠気がわいてくる…
目のまわりが暖かくなっていく…
身体の力がどんどん抜けてくる…
頭がどんどん重くなる…
眠る時に力を入れる必要はないものね…
そう…そのまま…安心しきっちゃって
はい…いい気持ちですよ~
とてもいい感じ…
穏やかな気持ちになっているのがわかるでしょ…
頭の中が静かになってきてるでしょ…
ん…
それじゃ…ちょっとだけ目を開けて
眠りの入り口から目を覚ます
すぐにさっきの状態に戻してあげるから安心してね
右を見て…
左を見て…
正面を見て…
ぐるりと一回転…ぐる~
はい、目を~ゆ~っくりと~閉じる~
そのまま…10から1まで逆に数えるから…一緒に数えてね
数字が減っていくごとにまた心地よさが増していくよ
…さっきより気持ちよく落ちていくの
せぇの
10…
9…
8…
7…
6…
5…
落ちてい~く
4…
暗いところに落ちてい~く
3…
暖かいところに落ちてい~く
2…
気持ちよく落ちてい~く
1…
深く深く落ちてい~く
まだまだまだまだゆっくりとゆっくりと沈んでいく…
そのまま…静かに待っていてね
気持ちいいからいつまでも待てるよね…
こんこん…
どんな感じ?…
静かで…真っ暗で…でもとてもいい気持ちでしょ
ふわふわして…ぽかぽかして…とても安らいでいる
身体全体が暖かな膜に包まれて、少しだけぼんやりしてるけど
まだ意識ははっきりとしてるよね
ふふ…
それじゃあ…お兄ちゃん…準備が出来たよ
「女の子になっちゃお…」
それがお兄ちゃんの望み…でしょ
今更隠したりしなくていいよ…
大丈夫…私もお姉ちゃんが欲しかったし…
恥ずかしがらずに…女の子になりたい自分を認めて…
女の子になっていいんだよ…私が認めてあげる
素直になりましょ
これから…姉妹になろ?
ね…「お姉ちゃん」
そのために…
もう少し心も身体もふにゃふにゃになるの
ゆらゆらと揺れている…頭の中も…身体も微かに揺れている
暖かい液体の中で揺らめいている…
ふわり…ふわり…
ふわり…ふわり…
液体…揺れる…身体…揺れる…心…ゆらゆら…ふわふわ…
暖かさは幸せ…
心も身体も緩んでくるよね…柔らかくなってくるよね…
もっと身体を浸して…暖かさに身を委ねるの
周りには何もない…
開放的な空間がひろがっている…
幸せの液体がただ広がっているだけ…
気持ちいいでしょ…ずっとこうしていたいでしょ…
静かに漂っているだけでいい…そんな気分になってくる…
うん…何もしないで…
どうでもよくなっちゃって…
無理に何かしようとすると、この心地よさはなくなるの
身体が重たくなっちゃうの
だから…なにもしない
今はそれでいいの
穏やかな液体の中…揺れている身体…
自分がどの方向を向いているのか…どの高さにいるのか
次第に…次第にわからなくなる…どうでもよくなる…
どうでも…いいでしょ…
気持ちいいんだから…
もっといい気持ちにしてあげる
…少しだけ…押したげる
軽くなった心と身体はそれだけでゆっくりとまわりだすの
いくよ…
…ちょん
ゆっくりと…浮かんだ身体がまわりだす
本当にゆっくりと…意識しないとわからないくらい…
ゆ~ら~
ゆ~ら~
頭の中も回ってる…とろけてる
楽しい楽しいメリーゴーランド
そ…今はとても楽しいの
晴れやかな気持ちになってくるよ
く~るくる…ゆ~らゆら…
く~るくる…ゆ~らゆら…
ほら楽しい…うれしい…とても明るい…
く~るくる…ゆ~らゆら…
く~るくる…ゆ~らゆら…
もっともっといい気分にしてあげるね
じゃ~ん…
ほら…とてもかわいいピンク色…
やわらかい色…素敵な色…華やかな優しい色…
この色を…今浸っている液体に注ぎ込んであげる…
とぷとぷとぷ…
混ざり合う…溶け合う…
回転する身体と心に染み込んでいく…
甘いミルクのような液体が…混ざりこむ…
くるくる…くるくる…くるくる…
もっと…もぉ~っと…
くるくる…桜色…くるくる…可愛い色…
包み込まれる…
辺りには薄いピンクの膜…
そのまま…回り続けて
どんどん…どんどんかき混ぜてあげる…
ぐ~る…ぐる…ぐ~る…ぐる
曖昧…すべてが曖昧…
頭の中がぼやけてる…身体の輪郭がぼやけてる…
淡いピンク色…女の子の色…
くるくるくるくる…
くるくるくるくる…
全てがピンクに染まっていく
ねぇねぇ…
まだ…お兄ちゃん?
もう…お姉ちゃんなのかもしれないよ?
くるくるくるくる…
にひひ…
はい…
回転をとめてあげるね…
3…
2…
1…
おさまっていく…
静かになっていく…
とても綺麗なピンクに包まれたね…
気持ちが優しくなってくる色だよ
ねぇ…お姉ちゃん…
「お姉ちゃん」って言葉、好きでしょ…
柔らかくって…ふわふわして…甘い…気持ちいい言葉でしょ
ほら…
頭の中で言ってみて
「わたしはお姉ちゃん」って
ふふ…
…ほらね…なんだか気持ちいい…
胸の奥がやんわりと暖かくなって…少しだけぞくぞくする…
それは望んでいた言葉だから
染み込む染み込む…優しい淡いピンクの可愛い言葉が頭の中にどんどん染み込んでいく…
柔らかくしちゃっていいんだよ…お姉ちゃん…ふわふわ揺れてる、お姉ちゃん…
ひらひらで…すべすべで…ふりふりのお洋服が似合うお姉ちゃん…
いい匂いのするゆるふわお姉ちゃん…
ねぇ…そうでしょ?
あなたは私のお姉ちゃん…
二人は姉妹なんだよ…とても仲良しな姉妹…
気持ちいい言葉は全部受け入れて…
…母性が膨らんでいく…優しい心がひろがっていく…乙女の心…
穏やかな気持ち…柔らかい気持ち…愛が溢れてる…
心の中が…優しさで満たされていく…染まっていく…
…女の子の…お姉ちゃんの気持ち…
漂う身体…ゆらゆらゆらゆら…
お姉ちゃん…お姉ちゃん…おねえちゃん…
ゆらゆらゆらゆら…
気持ちいい言葉を全て受け入れ…女の子の心でいっぱいにして…
ね…お姉ちゃん…
お姉ちゃん…お姉ちゃん…お姉ちゃん…
3…
2…
1…
あなたは…とても気持ちいい…私の…お姉ちゃんでしょ…
0…
0…
0…
お姉ちゃん…あそびましょ…