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■『ご奉仕メイド03~事務的に性処理するメイド~』
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お呼びでしょうか旦那様。
すでにご就寝のお時間かと存じますが……はぁ。
射精なさりたいと。
畏まりました。
それではお手伝いさせていただきます……が。
私でよろしいのですか?
ご存じの通り私は性に対してあまり官能的な言動は取れませんが、それでも私にお命じになられますか?
……左様でございますか。
はい、畏まりました。
お手伝いさせていただきます。
コホン……それでは、これからの言動はいつも通りでよろしいですね?
私が感じたことはどんなに不敬であっても素直に、包み隠さずに言う。
快楽について、余計な演技はしない、と。
そうした意味では、このお手伝いも面倒なのですが……それを言ってしまっては状況自体がなくなってしまいますので勘弁して差し上げます。
ですが面倒なのは本当に面倒なので、早く終わらせてしまいましょう。
とは言え、本日も三度も四度も射精なさるおつもりですよね。
旦那様は早漏なのはいいのですが、復活が早いのと連続射精に耐えられるところが困りものです……いえ、褒めていません。
面倒で、迷惑です。
もっと素直で従順なメイドに処理してもらえばいいのに、といつも思います。
ですがこれも仕事ですから仕方ありません。
旦那様のすべてを搾り取って差し上げます。