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変態夫の18禁コレクション

「変態夫の18禁コレクション」 【発覚!-僕の性癖-】 僕はその日、いつものように帰宅した。 そう、有り難いことに仕事は何事もなく定時で終わり、こうして遅くなる前に家に帰ってこれた。 「ただ今」 カギを開けて、玄関の横開きの扉をガララとさせつつ、帰宅の言葉。 いつもなら、母、僕より先に帰ってれば妻が、「おかえりなさい」と、声をかけてくるんだけど…。 その日に限ってなんの反応も、ない。 「わっ!?」 いつからそこにいたのか…なにやら、すっごい顔をした母が僕をみていた。 「隆俊、ちょっと、きなさい」 ……その険のある口調に、ただならぬ雰囲気を感じて、僕は、一瞬にして凍り付く。 母「さっさとくるっ」 「はっ、ゃぁ、ちょ、母さん、僕、まだ靴、脱いでないっ」 母「土足で汚す気かっ、さっさと脱げっ」 母は、強引に僕の腕を掴んで連行。 い、いったいなんなんだっ…。 ああ、ぼ、僕の名前は秋山隆俊。24歳。(166センチ46キロ) 一つ年上の妻、未央(みお)(175センチ52キロBカップ)と結婚して2年…。 父は早くに亡くしたけど、その後を僕の母(44)が引き継ぎ、秋山家の当主として、立派に女手一つで育ててくれた。 そう、僕の家はそこそこの家柄ってヤツで。 一応跡取り息子の僕は関連会社で実務経験中。 結婚してからは妻と3人で妙に広いこの家で暮らしているんだけど、今日の母の剣幕は…なんなんだよ…。 っ!? ま……ま、さか…っ? ダンっ。(机を叩く音) 連れて行かれたのは居間。 机の上には僕の…隠していたはずの…エロゲーコレクション…が、 箱のまま、ずらーりと、並べてあった…。 ああ、不安が…て、的中っ。 けど、なんで…、なんでだよっ。 「! ちょっ、か、母さんっ、ここここここ、ここれ、これは…そのっ」 いきなりの展開にしどろもどろ。 母「隆俊っ、お前、今年でいくつだ」 「に、24です…」 母「バカがッ、24っていったら、もう、ええ大人だろうがっ、それが、それが…、こんな…こんな絵で(溜め)興奮するんかっ!!」 「…えぇと…その…。 するか、しないかと訊かれるなら…。し、……します…」 …ストレートな詰問に…その迫力の二択に、正直に口が開いていた。 母「…は、恥を知れっ!」 そして、母は手を伸ばして適当なエロゲーのパッケージを手に取った。 母「“触手姫-皇女編-”……なんてタイトルだっ。 このバカ息子はこんな気持ちの悪い…触手で欲情するんか?? だいたいだっ、お前には過ぎた嫁の未央さんだっているだろうが…、なんでこんなモンに手を出すっ!?」 「あはは(乾いた笑い)、あぁ…いや、その…、ほら、それは、たまにはそういうものを…やりたくなる時が……あったり、なかったり、」 正直に…答えるしかない。 今時珍しく、躾の厳しい古風の母にはそれが一番の…対応。 幸い、ここに並んでるのは目立ちやすい箱パッケのエロゲーのみ…。 それでも、僕の好みのシチュエーション…触手モノを筆頭に、監禁モノ、陵辱モノ、調教モノ…が、ずらずらーっと。 いやぁ、こうやって改めて並べてみると壮観…。 妻「ただ今、お母さん、今、帰りました」 「っ!?」 母「あ、あぁ、未央さん、今帰ったかい」 …母に絶賛説教中の所に我が愛する妻の未央、帰宅。 じんわりと…汗が………。 未央はすばやく視線を走らせ、瞬時に事態を納得したようで、僕に一際冷たい一瞥(いちべつ)を残して、無言のまま、居間を後にする。 母「可愛そうに、旦那の変態コレクションを前に未央さん、何も言えなかったじゃないか」 僕は…息をするのも忘れてた。 はぁはぁと、慌てて酸素を求めて呼吸して答えるのが精一杯。 母「(呆れたように)ふんっ、未央さんにバレて、そこまで慌てるんなら、はじめっから、こんなもん買わなきゃいいんだっ」 「………ぐぅ」 そこに、DVDケースのエロゲーを両手いっぱいに抱えた未央、再登場。 ドサドサドサと、机の上に投げ置く。 ぅわああああっ、こらっ、それは僕が、こっそり隠しておいた…特別の…コレクション!! 母に見つけられなかったモンをどうして…お前がっ…、 こうもあっさり、いや、さすが我が愛すべき妻と、いうべきかっ……。 しかし、お前、今は…そうじゃない、そうじゃないだろぉ…。 そりゃ、助けて…くれっこないよなぁ…。 妻「お母さん、タカくん、まだまだ隠してました」 母「……ちょっ、まだこんなにっ?!」 「い、いやぁ……」 バンっ。(机を叩く音) 母「いやぁ、じゃないっ!!」 「す、すいませんっ」 母「ちょうどいい、未央さんもここに座りなさい」 妻「……はい。やむをえませんね」 うわぁあ…未央も参加です…か。 そうですか。…そうですよね…。 僕は額の汗をぬぐう。 それでも、後から、後からダラダラと……ぬぐってもぬぐっても…キリがない。 母「お前は、子供の頃から病弱で、どっちかっていうと体も丈夫じゃないほうだ。 …あぁ、そんな体に生んだ私を責めてもよい」 「と、とんでもないですっ。母さんは僕みたいなのを女手一つで…立派に育ててくれましたっ」 母「フンっ、立派かどうかは、わからんな。こんなもんを、隠してたんだからっ」 「………はぅ」 母「それで、だ。この未央さんと結婚してからは、幸い薬いらずにすんでるようだが、ムリはできんよな? だから、未央さんとの夜の生活がそんなに頻繁でないのもわかる」 「(恥ずかしそうに)ちょ、母さん、なにをっ。未央の前でそんな」 妻「(恥ずかしそうに)……お、お母さん…」 母「照れることはない」 「て、照れますっ。イキナリ、息子と嫁の前でなんてことをっ、ていうかっ、そんな夜の事をなんで知ってるんですっ!?」 母「(照れ隠しに咳払い一つ)そんなことはどうでもいいっ!!」 バンっ。(机を叩く音) 「は、はいっ」 母「しかしだ、頻繁じゃないのは、実はお前が、こんな変態コレクションで空(から)打ちして消費してるからなんじゃないのか? …それとも、 ……未央さんの前でいうのはなんだけど、 ……コレじゃないとお前は欲情しないん…か?? 未央さんより、コレなんかっ??」 バンっ。(机を叩く音) 「(しどろもどろ)…ぁ…っ……!、いいいいや…あああっっ…そぉおぉお!のぉ…おっ!っ……」 母「はっきりしろっ!」 バンっ。(机を叩く音) 「は、はいっ! み、未央は好きです。誰よりも、愛してますっ!!」 母「…フンっ、愛してるってのはウソ偽りないってワケだな」 「…もちろんですっ、僕はいつだって、未央を全力で愛してきましたっ、だから結婚したんですよっ。僕のラヴは未央のためにあるんですから、エロゲには、愛なんてナッシングですっ!」 僕は照れるような事を未央の前で言い切った。 当の未央はどんな表情をしてたかどうか、 僕は…恥ずかしくて、母さんしか見れなかった。 バコっ。(叩かれる音) 母「当たり前だっ、たわけっ。でも、まぁ、お前のその言葉はホンモノのようじゃな。安心してはよさそうだぞ、未央さん」 妻「は、はぁ…そうなんですかね……」 「未央っ、僕の愛を知らないわけじゃあるまいっ、僕の未央への愛は絶対に負けないよ? エロゲなんてものは、ほら、単純な性処理用アイテムってだけで。それ以上のモノなんてないんだからっ」 母「………性…処理…。お前に子供がいつまで経ってもできないのは、お前のせいってワケだなっ!」 「いやっ、そ、それは〜っ。そうなの未央?」 妻「知りませんっ。ただ、タカくんとその、そういう夜の営みが数えるくらいしかないのは…事実よね」 母「……お前のせいだな。 大体、だ。 未央さんを性処理扱いするのはどうかと思うが、夫婦なんだ、そこに愛があれば、こんな変態コレクションよりも、満ち足りたものになるだろうが…。なんで、こんなもんに傾倒する?」 「いや〜、正直、未央とこんな変態…陵辱プレイとかをしてみたいなぁ、とか思ってたりはしますっ。…あ、でも、未央、こんなに胸はおっきくないからな…」 ボクッ。(殴られる音) 妻「ご、ごめんなさいね、私、こんなに胸大きくなくて……」 「い、痛い…、未央、グーパンは……。僕は……正直にいっただけ…」 母「…(大きくため息)バカ息子は根っからのド変態かっ!!」 「…や、ほ、ほら、未央は、今時珍しい、貞淑で出来た妻だろっ。 だ、だから、だからこそ、乱れる姿を見てみたい、でも、見せてくれない…。 しょうがないので…エロゲにでてくるキャラに未央を重ねて…」 母「それをド変態っていうんだ」 妻「……でも、お母さん。 ……タカくんも、まだ若いし…。私以外の女性を知りません。生物のオスという観点から考えれば…、こういうものに興味が向くのも、ある程度は仕方のないことなのかもしれません。 だから、私は、タカくんが隠して持っているのを知りつつも、見て見ぬふりをしてはいました」 「…未央…っ♪」 母「……ふぅん…、しかしねぇ…、これを見てご覧なさい。この下品で下劣極まりない絵。 ひどい内容ばかりでしょ? こんなのばっか買ってどうしようもないと思うでしょ?」 妻「たっ…確かに……これは……ひどいですね。恋愛ゲームならまだしも、こんな下劣なゲームなんて……正直、不愉快で、まったく感心しません。 女性を単なる性欲の対象にしか見てませんもの。虫酸がはしります」 母はまた別のエロゲの箱を手に取り…未央と二人で顔をしかめて酷評し始めた…。 あうあう、空気が…重いっ…。 そして、箱を裏返す…。 ひっ、裏は…裏はみちゃだめ…っ。 裏には、当然、ゲームのあらすじやイベントCGが…表紙なんて比べものにならない程ハードな…、 妻「うわぁっ…なにこれ……」 目を丸くして、眉間に皺を寄せる…。 そして、僕に視線を移す…、ひいぃ、未央っ、僕をそんな目で見ないでッ。 それはゴキブリを見る目にそっくり…! 妻「タカくんの人格を疑います…。この内容はひどすぎますっ」 母「…ド変態を通り越して、もはや生き恥だな」 「あああ、ごめんなさいごめんなさいっ…」 妻「……ねえ、タカくん、私に何か不満があるわけ?」 …うぅっ、一転、憐れみの目。未央は悲しそうな顔で僕を見る。 母「未央さん…」 妻「(顔を赤くしながら)そ、そりゃね、さすがにこんなことはできっこないけど……私ができる範囲なら…、ね、未央おねえちゃんにいってごらん」 ああ、未央よ、我が愛する妻よっ。 今、ここでそうきたか。 思い出しちゃうじゃないか…、昔を…。 もちろん、僕たちは実の姉弟なんかじゃない。 未央、未央おねえちゃんとは、近所の幼なじみだったんだ。 子供の頃から…病気がちだった僕の相手をよくしてくれたのが…未央おねえちゃんで。 その頃から、キレイで…頼りになるおねえちゃんが好きだった…。 恋愛エロゲにありそうなベタベタの設定だけど、事実。 その頃から、ずっと一緒。 おねえちゃんは、僕を弟のようにしか思ってはいなかったみたいだけど、 僕の想い、……猛烈なアタックに負け…。 親も公認する仲に。 公認ってことは僕のこの厳格な母が認めたって事で、秋山家の嫁に相応しい、と。 そうして、僕たちは結婚したんだ。 だから、“おねえちゃん”っていわれると……。 弱い…。 「未央おねえちゃんに…不満なんてありっこない…。何度も言ったけど、エロゲーはただの娯楽だもん」 妻「本当に?」 「………正直にいえば、アブノーマルなことを未央としたい…」 妻「………っ」 母「この期に及んで、まだいうかね…」 ぅぁ…未央サン、その目は…その目はっ、そんな目で見たらゴキブリも死んじゃいますっ! 「…緊縛とか、放置プレイとか、ほか」 語尾に被さるように殴る音。 「…あだだ…っ…」 母の正拳が僕の顔面に飛んできた…。 妻「お、お母さん…」 母「未央さんの代わりに殴ってやったわ。 …アンタ……どの面下げてそんな変態極まりないふしだらな……絶対ゆるさんっ」 「でも、母さんっ、こ、これが、僕なんです、ウソ偽りない隆俊っていう男なんですっ♪」 母「開き直るんじゃないっ! 私はアンタをそんな破廉恥な男に育てた覚えはないっ!!」 「男って生き物は、母さんの知らないところで知識を得るものなんですっ」 僕は…母の迫力にたじろぎつつも、言い切った! 妻「…お母さん、タカくん、中学生あたりから、よからぬ知識を得てたんです」 …未央よぉ、なんていうことをっ。 あわわ。た、確かに…。 母「…私の目の届かないところで、よからぬことを?」 妻「ええ、私の目は届いてましたけど」 「よ、よよよよからぬって…そんなっ。思春期の男子みんなが誰でも通る道ですよ」 母「だまっとれ」 「はい…」 母「とにかく、反省せいっ。これじゃ未央さんがあまりにも不憫だ。これは全部捨てるっ」 「え、ぇぇっ?! そ、そんなっ」 バンっ。(机を叩く音) 母「泣き言をあげるなっ。女々しい。こんなもんがあるから全部いけないんじゃ」 「は、はいぃ……」 母「これで、未央さんもひと安心だな。 一人の女性として、旦那にあまりにほっとかれすぎなのも、くやしかっただろう。 でも、もっとこいつが関心を持つように、務めるのも忘れるんじゃないぞ。 私は早く、孫が見たい」 妻「……ど、努力します……」 母の表情はまだ険しかったが、玄関先で見た目の奥に見えた怒りの炎は消えていた。 そう言い置くと、母は居間を後にしていった。 そして、未央と二人が居間に残された。 「…え…っと、その…なんだ……」 僕は何か未央に話しかけないとって思って声をかける。 が、未央は無言のまま立ち上がり、 停止。 そして、わずかに振り返りながら、 妻「それ、お母さんの言う通り…次の燃えないゴミの日にまとめて捨てとくから」 …やっぱり、そうか、そうだよね。 ……僕は……小さい声で「はい……」。 僕の言葉に満足したのか、そのまま、未央も居間を後にしていった。 残されたのは、僕一人。 そして、机の上に山のようなエロゲーの数々…。 (でっかくため息) 【夫婦-僕の恋人-】 その夜、風呂から上がってきたバスタオル姿の未央と廊下で鉢合わせ。 僕は性懲りもなく、というか、さっきまでのイキオイで、 「ええと、未央さん、いいですか」 妻「…なによ、あらたまっちゃって」 僕は未央のつま先から頭までじぃっと視線を這わせつつ。 妻「……タカくん、目線がエッチにみえるんだけど? お母さんにあんなこといわれたからって、いきなり実行に移されても…私困るんだけど」 未央は体に巻いたバスタオルの下のかすかな凹凸(おうとつ)を手で隠そうとする。 「え? いや、僕はただ、その……未央をね、 目隠してから、両脚を開いた状態で緊縛固定してバイブをずっぷしと挿入したまま放置したいなって…」 ぎゅううゅっ。 ほっぺたをつねられた。 そして、そのまま寝室に連れて行かれた。 痛い、痛いって…。 寝室。 ベッドの上には大量の同人誌…。もちろん18禁♪ あはは、さすが愛しの妻たん、ゲームだけじゃなくって、これも見つけちゃってましたか…。 妻「お母さんには、これがあるのは黙っていたけど。私の目は、ごまかせないんだな。 多分、目につく分はこれで全部…だと思うけど。 ほんと、タカくん、いっぱい持ってるよね。…ちょっと熱心すぎない?」 「熱心…というか、趣味ですからっ」 僕の開き直った答えに未央は極上の笑顔で僕を見つめる。 そんなカッコでそんな顔されたら、たまりませんっ。惚れ直しちゃいます。 でも、でもっ、その目っ! キリリとした二重の瞳が少しも笑ってないのはなんでなのかなぁ〜〜〜(汗)。 妻「ふぅん…、しかし、よくもまぁ、こんなに……」 「ほんと、たまればたまるもんだね〜、自分でもビックリ」 妻「……こんなのが好きなワケ。さっきのゲームとあまり変わらないわよね」 未央は手近な同人誌を手にとってそう呟いた。 「ははっ、好みはハッキリしてるかも」 未央の手がぴくりと止まった。 妻「…あれぇ、さっきもそんな事言われた気が。ごめんなさいねぇ、私、小さくて」 はぅあっ、その手にもっている同人誌は巨乳モノ…! なんでか、持つ手がブルブルと震えて…。 ビリビリビリっ。 「うわっ!?」 妻「あれ、破けちゃった…。この同人誌って乱丁なんじゃないの?」 僕は慌てて「いやいやいやいやいやっ。僕はBカップの未央の胸も大好きですっ」 そして、また別の同人誌を手に取り…。 妻「……ごめんなさいね、私、こんな風に…声出さなくて」 ビリビリビリっ。 「ひぃいっ!?」 妻「あれ、また破けちゃった……」 「ああれ〜、なんだろ、同人誌ってそんなちり紙みたく、破れやすかったかなぁ…。 いや…でも…未央っ、 僕はそんなことは少しも気にしてないって! さっきもいったけど、だって、ほら、エロゲーもエロ同人誌も所詮、2次元っ。 3次元の愛は未央だけだしっ、未央が好きなんだ!!!」 妻「…そう、そうよね。タカくんは私のことが好きなんだよね」 「もちろんっ」 未央の言葉に安心。ほっと、力が抜ける。 妻「その、私のことを大好きなタカくんは、エッチなゲームも同人誌もこんなにいっぱいみて、やって、エッチな知識は豊富よね〜。 でもさ、全部、役に立ってないよね?」 はうぁっ! なんという、直球。ストレートの剛球! 「…い、いやぁ……、ほら、これから、生かそうかなって」 妻「本当に?」 僕はバスタオル姿のままベッドに座る未央に見ながら頷いた。 そういえば、こんな姿、久しぶりにじっくり見た気がする。 僕より背の高い未央はすらりとして見栄えがする。 本人は背の高いことにコンプレックスを持っているけど、僕は背の高い未央が好きだ。 妻「…まただ、また、タカくん、いやらしい目してる」 「ははっ、未央のバスタオル姿、素敵だなぁ、なんて…」 妻「やだ、私ったら、こんな姿で…さっきからずっと。 …早く服着ないと」 「いいじゃない。僕しかいないんだし」 妻「そういう問題じゃないんだけど…、タカくん、もしかして、ヘンなこと考えてるんじゃないでしょうね?」 「ええと、考えるつもりはないんですが、考えざるをえない感じです…」 僕、正直(笑)。 やっぱ久しぶりの愛妻は刺激が…。 妻「……いやらしい同人誌の2次元キャラを私に重ねてたら許さないわよ?」 「なにをっ、そそそそんなバカなっ…」 僕はベッドの上の同人誌を押しのけ、未央にずりずりと近づいた。 妻「…でも、タカくん… 急に、おかしいわよ。いつもは、私そっちのけで、一人で……その…処理してるんでしょ?」 「(正論に押し黙り)…そ、そりゃ、一人のが気楽にサクっとできるし、ほら、エッチって共同作業でしょ。たまにやると、筋肉痛になったりして」 妻「…まあね…、使う筋肉違うし…」 「有り体(ありてい)に言えば、隠れて、やりまくって…ます…」 妻「ふぅん。私に隠れてこそこそ、やってたワケだ。タカくん、今日は随分正直よね…。 体が弱いのにそんなに頻繁にするのはちょっとどうかと思うけど…」 「僕、ウソはつかないから(キリッ)、今までは訊かれなかっただけ。体も、自慰なら、なんとか、大丈夫…だと……思うけど」 妻「…そう、そうね。私、そんなこと訊いたことなかった」 未央が見せたその一瞬の隙、 僕はすかさず、未央を抱きしめていた。 妻「ちょ、なに、タカくんっ。私、そんな気ないわよ」 「ゴメン、未央になくても、僕にはあるかもっ。そんなカッコの未央と、…会話で…」 妻「えぇ? 私、そんなつもりじゃ…、だって、私、まだタカくんを許してないっ」 「許さなくっても子作りはできるよ」 妻「…っもぅ、なら、こんなに日にしなくっても」 「決めた日にするなんて、そんなのヤダ。そんなの実験みたいじゃない。二人がしたい時にするのが恋人だよ」 妻「恋人って…、結婚してるのに。夫婦なら家族計画は必要よ」 「結婚しても、未央は僕の彼女だから、恋人でいいのっ」 妙なへりくつで押し通し、そのまま未央を押し倒したっ。 もちろん、未央が本気を出せば、僕の力と体じゃ太刀打ちできっこないから、 未央もその気だってことかな? 同人誌の海へ投げ出される未央。 ゾクゾクする…。 妻「…もうっ、タカくん、強引ね。なんだか、ヘンだよ」 「男は、火がついたら、出すまでまっしぐらなの、未央だって、わかってるでしょ」 妻「(恥ずかしそうに)そ、そりゃそうだけど…」 僕は未央のバスタオルに手をかけ、そっとはぎ取った…。 (隆俊、息をのむ音) ひさびさに見る…未央の裸身。 妻「…やだ、こんな明るいのに。タカくん、電気消して…」 「ダメ、明るいから、よく見えるんじゃない。未央のこの綺麗な体…」 妻「もうっ」 身をよじって視線から逃れようとするけど、未央の大きな肢体は、そうはいかない。 僕の目の前でピンク色の乳首が乳輪が踊っている。 手のひらサイズのおっぱいのほのかな膨らみは2次元の爆乳キャラとは明らかに質量で見劣りするけど、これはこれでいいんだ。 なんたって未央のおっぱい。 僕の好きな未央のおっぱい…。 次の瞬間、僕は、未央のおっぱいに吸い付いていた。 妻「ぅあっ!?」 (吸い付き音15秒) 久々に味わう、未央の乳首は…、 口の中でみるみるうちに堅くなって、こりこりとした歯触りになる。 僕は…夢中で…吸い、ねじり、擦り、ねじり。噛んだ。 妻「…っ(声をあげないキャラなのであげないけど感じてる風な吐息、15秒)」 未央は、僕と違いアクティブなほうだけど、肌の手入れには気を配っていて…白い。 眩しい白い肌。 僕はその肌をなぞる。 すべすべ…。 「未央の肌はすべすべだね…」 妻「……(感じながら)そりゃ、スキンケアはかかさないもの……その、妻として、 ……好きな人、夫のためにキレイでい続ける努力は…怠ってない……つもり」 …あぁ…未央は、いつも…そんな……。 僕は未央のそんな気持ちを知らず…。 エロゲーに、エロ同人誌に…。 僕は…、僕は……。 いたたまれない…。 僕は、未央をまさぐる手が止まった。 妻「…どうしたの、タカくん……?」 「……僕がエロゲーやエロ同人誌に夢中な間も…未央おねーちゃんは……僕の事を…」 妻「私もね……、タカくんとなかなかエッチできないのは、タカくんの体以外に私にも原因があるんじゃなかって、思ったこともあったの。 だって、ほら、タカくんは、その、一人で自慰してたワケだし」 「う、うん……」 妻「だから、ほんとはできるんじゃないのって。 なのに、なんでだろうって…。妻よりも、まず一人の大人の女として自信喪失…。 今日、お母さんのおかげで、タカくんの気持ちは訊けた。 趣味に入れ込んでいるけど、私を好きでいてくれてるってことも」 「それは、自信あるっ」 妻「私もね、タカくんの言いたいことはわかるの。正直に話してくれてありがとう。 私もタカくんは好きよ。愛してます。 でも、正直、私的(わたしてき)には…頷けるところと…どうしても頷けないことがあるの。 とりあえず、私が見て不快なモノは全部捨てるけど、(一拍) 夫婦なんだし、…歩み寄れる所は歩み寄れると思うの」 そういって、未央は僕の頭の手に腕を回し、そっと力を込めて引き寄せる。 僕はあらがおうともせず、未央にされるがまま…、そのまま、未央と唇を合わせた。 未央の柔らかな唇の感触。 2次元にない、暖かさ。 …ぬるっとした感触が、口の中に忍び込んできた…。 舌。 未央の舌! 未央がそんなことを…。 しかも、その柔らかい生き物は僕の口の中で暴れ始めた…。 ぐにゅ…ぐにゅ……ぐにゅ………。 (舌が絡み合う音15秒) あぁ、これがディープなキス。大人のキス。 ……粘膜と粘膜がからみあい、唾液がお互いの口を行き交い、歯の硬さを確認する…。 「(キスしながら)み、未央っ、……」 妻「(キスしながら)……たまには……こんなキスも……いいでしょ」 (唇を離し) 「…こんなキス…したことあったっけ?」 妻「やろうと思えば…できるの。やろうとしなかっただけ」 「なんで…」 妻「…私がエッチみたいじゃない」 「…エッチじゃないの?」 妻「エッチじゃないと思う…」 「僕はエッチな未央も好きだけど」 妻「……バカ、私がエッチだったら、タカくん、体もたないから、たまにで、いいの」 「それって…なんか、すごくない?(笑)」 妻「そう…かしら」 「でも、ほら、僕がしんどいときは、バイブ最強にして放置してあげるから!」 妻「……調子にのるなっ」 「あうっ」 未央に体を掴まれ、エイっとかけ声と共に上下に反転させられる。 未央は僕の体をマウントポジション…ちがう…そんな剣呑な体勢じゃない。 とにかく、またいで、僕を見下ろす体勢…。 妻「今日は、私がタカくんに歩み寄ってあげる…」 「えっ」 僕のオドロキ。 結婚してから2年、夜の営み、夫婦生活はそれほど多くない、数える気になれば回数だって…いや、それは…どうでもいいっ…、そのエッチの中で、いままで未央がこんなに積極的になったことが…あっただろうかっ?! 否!! あまりもの淡泊な未央に僕は…2次元とは違う3次元の退屈さを…感じていた。 僕自身も、そんな未央をどうかできるでもなく…。 だから、自然と、3次元の女体への渇望は薄れて…いった。 2次元で繰り広げられる、あんなことやこんなこと…。 それを楽しみながら、 僕は、少しでも未央とのエッチに反映できれば…。 いつしか、そう思ってた。 そう思ってしごいた。 そう考えると、いっぱい出た。 「わわわっ」 現実に引き戻れた。 なんとっ、未央はさらに僕の体の上で反転すると、真っ白いお尻を僕の顔に向けてたんだ。 むぎゅっ。 僕の視界は白桃に占…有っ。 …そして、 未央は僕の下半身に手を伸ばし、ズボンをためらいもなく、降ろしたっ。 現れたトランクスはにょっきり、テント状態。 妻「(恥ずかしそうに&ムリしてる感じ)……タカくん、げ、元気いっぱいだね…」 「……ぇっ!!?」 妻「よ、よいしょっと」 未央の手がトランクスを、あっさり脱がせた。 僕のいきりたったおちんちんは、抑えるモノがなくなって、思いっきりまろびでる。 妻「……わぁ…」 未央の驚く声。 僕のおちんちんを未央はどんな顔で見てるのか…。 照れて、顔を赤くしてたら、ウレシイ…。 妻「私、こんな近くでタカくんの…見たことなかったかも……」 おちんちんに目があったのなら、今の未央とは、フェイストゥーフェイス。 緊張のご対面。 「っ!?」 未央の手の感触っ! 僕のおちんちんを掴んだ感触。 妻「…あ、あったかい」 未央がそんなことまでいってくれるなんて…。 未央…。 僕も…、 僕だってっ。 僕の体に座り込む未央、目の前の未央の白桃に手を伸ばす。 その割れ目に…。 未央「…やだ、タカくんっ…?!」 未央は僕の手に気づき、おちんちんを握りながら、びくっと体を震わせる。 僕は構わず…指を割れ目に…侵入させる。 とびきり柔らかな肉をかきわけ、…ぬるっとした部分に到達っ。 そこは、湿っていて…。 「未央…、僕の握ったまま……、止まってる」 妻「……だってっ、タカくんが……」 「未央が…僕を気持ちよくしようと頑張ってくれてるから、僕も…」 妻「…そ、…そう」 その返事と共に未央は決意を新たにしたのか、 パクっ。(実際にくわえる音) 次の瞬間には、僕のおちんちんをぱっくり、くわえて…いた…。 「ぁっ!」 今度は僕の手の動きが止まった。 てか、止まるだろ。 未央はフェラ、キライだっていってたのに…。 ちょっと、やばいだろやばいよ。 妻「(くわえながら)特別だよ…。特別なんだから…」 (フェラ音20秒) (フェラの快感に耐えながら) …あっ、あっあっ……、僕は…僕は…防戦一方。 未央の口の中はあったかくって…、口、唇だけで上下にすぼめて吸う。 さらに、口の中で…、舌がさきっちょを鈴口をつつき、ほじくり、ねじりこんで…くる。 (フェラ音30秒) 「み、みおっだめ、だだめだよ、それ以上やったら…僕、僕っ…、僕っ」 おちんちんの奥底からわきあがってくる快感に、僕は顔を右に左に振り、悲痛な声をあげる。 妻「いっちゃ、ダメっ、タカくんだめだめっ」 未央は、僕の叫びにすぐさま反応、口を離した。 妻「タカくん、いっちゃったら、大変っ。タカくん、何回もできないし…。私…タカくんは私の中でいってもらいたい…」 「え……、えっ?!」 …衝撃。 未央がそんなあけすけに、僕に…中出ししてくれ…なんて。 そんな…。 未央は体をひねり、僕の方を見て、僕の眼を見て、さらにとんでもないセリフを言った。 妻「いいよ、私。タカくんの…その……(思いっきり恥ずかしそうに)お、おっ、おちんぽ(若干、声裏返る)ミルクっ、未央の中に…どっぴゅどっぴゅ…って、出して…」 「…○▲×■ッ!!!(声にならないオドロキ)。 みみみ未央…っ、そんなセリフどこで……」 未央は顔を真っ赤にしながら顔を手で覆った。 そんなに…恥ずかしかったら、いわなきゃいいのに……未央ってば!!(語尾、嬉しさにテンションアップ) 妻「…その本に書いてあった…」 「は、ははっ…そう、そうなんだ」 未央は自己嫌悪からか、顔を手で隠したまま。 僕は…逆にそんな未央に興奮する。 未央の頭を優しく撫でで上げながら、体を起こす。 未央は、僕の意図を察したのか、僕の体から降りる。 僕は未央を抱きしめると、そのまま未央をベッドに横たえる。 「未央のがんばりで、僕、こんなに立っちゃってるよ」 妻「……ぇ」 そう問いかけられ、未央は手の指の間から、僕のおちんちんに視線を合わせる。 妻「ぁ…、ほ、ほんとだ…」 「未央がこんなにしたんだから、責任とってもらうんだから…僕のおちんちん、未央のおまんこで鎮めてよね…」 思い切っての言葉攻め。 未央は…ただただ、顔を赤くするばかり。 ウブで新鮮な反応が楽しい。気持ちいい、いっちゃいそう! って、いくのははやいっ。 ガマンしろ、僕。 今はガマンだっ。 未央の中に…おまんこの中に…入れる、入れてからだっ。 「ぃ、いくよ、いれちゃうよ」 妻「う……うん……」 僕と未央は正常位。 しかも、未央は初体験の少女のように可愛らしい反応。 未央の新しい一面を見つけて、僕は感動に…打ち震えていた。 おまんこの入り口におちんちんをあてがおうとするも、手がふるふると揺れて、狙いが定まらない…。 妻「…タカくん、ココ」 未央が横から手を添えてくれた。 「……うん、だ、だ大丈夫っ」 何が大丈夫なんだか、恥ずかしいぞ僕。 未央のおまんこは一目でわかる程、内部からの分泌液でぬらぬらてらてらと光っていた。 僕のおちんちんは、さきっちょをあてて、わずかに腰を突き出しただけで、 そのピンク色の肉襞は僕のおちんちんを待ち焦がれていたかのように迎え入れ、ズブズブとあっという間に吸い込まれていった…。 ズズズズ、すりゅ…ズズズズ…ずにゅ……ズニュルっン…。 妻「……っ!」 「…は、はいった…。未央、入ったよ。入ったのわかる? 何が入った??」 妻「…うん、……わかってる、わかってるから、タカくん……私にヘンなコトいわせようとしないで…」 ば、ばれてる(笑)。 「…そ、そんなこと…」 妻「……私、もう絶対、エッチなコトいわないんだからっ」 「……そんなぁ、未央がいってくれれば、僕…何回だって」 妻「だめだめ…、そんなにしたらタカくん、倒れちゃう」 「…やってみなくちゃ…わかんないよ…」 妻「だめっ、私、未亡人になりたくない。タカくんには看取ってもらいたい」 「……僕、年下だよ?」 妻「そんなの関係ない…」 つながったまま、そんなマジメな話。 なんだか、ちょっとおかしかった。 「と、とにかくっ、今は、そんな話、(溜めて)後っ」 僕は腰をグラインドさせた。 妻「…ぁ…っ」 めったに声を上げない未央は、急激な突きに微かに声を上げた。 僕の体にも快感の電流が駆けめぐった。 粘膜の摩擦が、快感という電流を発電する。 一回味わうと、さらに、さらにと、貪欲に本能がそれを欲しがって僕の腰を動かす。 その動きは僕の意識を離れ…。 一定のリズムを刻む。 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱぱぱんぱんぱぱんぱんぱんぱん。ぱんっぱんぱんぱんっ。 肉と肉の打突音。 そして、微かに聞こえる未央の声。 喘ぎ声。 喘ぎ声!? …今まで訊いたことなかったのに…。 未央…、キミってコは……。 僕のために…、 がんばって、ムリしちゃって…。 (微かな喘ぎ声20秒) 未央の愛に泣ける、 気持ち良さも一気に倍増だっっ、 「未央っ、未央のおまんこ、気持ちいいよっ、未央、愛してるっ、未央、僕、未央が好きだっ、未央未央未央未央…っ」 妻「(微かに喘ぎながら)…わた、私も…、タカくん、…好き、愛して……(微かな喘ぎ声30秒)」 「あっ、あっ、ああっ、イクッ、いっちゃう、未央いっちゃうよっ」 妻「いぃ、いいよっ、タカくん、いいよっ……(逡巡しつつ)い、ぃって。未央の中に…おまんこに、おまんこの中に出してぇええっ!」 僕は…絶対言わないだろう、そのセリフに驚き、暴発したっ。 どっ、どぴゅぅどぴっ、どぴゅーぅぴゅっ、ぴゅっぴゅぅぴゅぅ…ぴゅっ…ぴゅぅぴゅ。 すごいイキオイで、未央のおまんこの中で、奥で、精子が弾けた。 (整息しつつ) 「…はぁはぁ…、い、いっちゃ…った。未央がスゴイこというから、いっちゃったよ」 妻「(整息しつつ)…わわわ私、私、何にも…いってないから…」 「(疲労感ありの苦笑しながら)そ、そう、…じゃ、そういうことに…して、おこっかな」 僕は射精後の快感に満足しつつ、急激な倦怠感を感じて、未央とつながったまま、未央に抱きつくように倒れ込んだ。 妻「タ、タカくんっ、だ、大丈夫??」 「うん、大丈夫……、ちょっと、疲れただけ、しばらく、こうしてれば…、大丈夫だから」 やっぱり、僕は体力ないなぁ…と、 まどろみかけた意識の中でそう、思った。改めて実感した。 でも、今日みたいな未央なら、大歓迎っ。 毎日…がんばれちゃう…かも?? あぁ、体力……欲しい…。 でも、 エロゲーはやめない…ぞ…。 そう、そうだ、今度からは純愛ものでも、買ってみよう…かな、 自分のリビドーには…忠実に、正直に…生きないと…ね……。 妻「…もう、寝ちゃった。やっぱり、タカくんには激しいエッチは…毒なのかな。でも、ちょっと…楽しかったから…たまには、いいかも…?(笑) うん、これで、もう、タカくんには、不埒なゲームも同人誌もいらないよねっ」 私は、タカくんの可愛い寝顔を見ながら、そう満足げに独り言。 妻「明日から、食事も、力入れなくっちゃ。 今日はこのまま、未央おねえちゃんの胸の中で…お休み。タカくん♪(ほっぺにキス音) 赤ちゃん、できると、いいね…」 母「…なんだかんだいっても、仲がいいってことかね。 ふふっ、こりゃ、孫の顔もすぐ見られそうだわ(笑)。」 一部始終を盗み見ていた母であった。 (おわり)

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