カテキョとオシエゴ-ご褒美はKissから-
「カテキョとオシエゴ-ご褒美はKissから-」 作カジハラエム
【ご褒美Kiss】
先生ぇーーーっ。
こないだのテストの結果出たよ。みてみて。みてよみてみてっ。
あ、ここは、自分ン家(ち)の自分のお部屋。あたしの名前は千原みう(ちはらみう)。
みうは椅子に座りながら鞄から、テストの答案を取り出して、後ろにいる大学生の家庭教師のマナベ先生に自慢。
じゃーんっ。
どう、どうよっ!
きゅーじゅー…に(92)点っ!!
前より20点以上もあがったんだからっ。
へへっ、スゴい、スゴくない??
スゴいよね〜〜??
…え?
教えた先生が一番凄い??
(急に声を詰まらせて)…そ、そりゃ…そうだけど。
勉強がんばったのはみうなんだもんっ! みうなんですよーだっ。
みうは得意げに座った椅子を右に左に回転させる。
…点数のこと、褒めて欲しいのかって??
(照れつつ、怒る)
もぉ……っ、そんなことワザワザきくなんて、先生って、バカぁ??
勉強はわかっても、女心はゼンゼン、わかってない。
そんなんじゃ0点だよ、センセ。
女心のテスト、センセは0点っ!
ふんだっ。
(間)
…おめでとう?
き…聞こえないっ。
もう一回、ちゃんと〜〜!
ちゃんと大っきい声でいってよぉ。
……。
ん、
聞こえたっ。
センセ、ありがとーぉ♪
…最初っからそうやって、ほめてくれればいーのに。
素直じゃないなぁ、センセ。
でさぁ〜〜、
センセ、みうが90点以上とったら、何でも言うこと聞くっていってたよねーっ♪
…そんな事いってたかって?
いってました〜〜。
もぉ、すっとぼけたってダメだよー。
ダメナンダカラッ。
…わかったよ?
もぉ、なによそれっ、イヤそうに…。
…何をすればいいんだ? もとい何をさせられるのかって?
んとね、んとね…。
みう、考えてたんだ。
あの、その…。
センセと…、
モジモジ…。
やばいっ、センセがチョー見てるっ。
チョー見られて…、急に恥ずかしくなった。
ちょ、そんなにまじまじと見ないで!
…なんで??
ど、どうしてもぉっ。
センセ、むこう向いててっ。
でで、でね、その…。
みう………。
恥ずかしい…。
けど…、そのためにテスト…頑張ったんだし…。
いう、いっちゃうっ!
(どもりながら)セセセセセンセにね、ち、ちちち、ちゅーして…欲しいな……っ。
なんてっ。
(間)
…い、いっちゃった!
みうは、いった後で顔が火照ったのがわかった。
や、やばぃっ、
…センセの顔が見れないっ。
みうは、床に視線を落として…目をつむった。
あぁ、恥ずかしすぎるっ…。
いいいいうんじゃなかったぁああっ。
…そ、その時っ、
みうの唇になにかが触れる感触っ。
柔らかくって暖かい…感触。
これ、
これって…っ!!?
…く、くちびる。
センセの…?!
みう、びっくりして…目を開けた。
ちかっ!
そこには…、すぐそばにセンセの顔っ…、
マジ正面っ。
し、しかも、ああああみうを見っ、みみみみつめてるっ。
ちょ、なんで、そんなに見てるのっ。
…キスするときは顔を近づけるのがフツウ…?
って…。
やだやだっ…。
センセの顔、再接近っっっ!!!
みうはそれをマッハで避ける!
…何で避けるの、自分でキスしてくれっていったクセに?
だだだだって。
そんな、はは、恥ずかしい…ことっ、何回もできっこないっモン(語尾小声)。
(間)
…沈黙。
センセは押し黙ったみうを…背中から……優しく抱きしめてきた。
ぎゅう…。
…これはセンセからのご褒美…??
あああっ、
ぇぁ…ゃだ…!?
優しい力が…次第にぎゅううっと、力強く…。
途端、みうの胸が…熱く……なる。
センセの体温が伝わる。
伝わってくる。みうのTシャツ越しに…。
でも、それ以上に熱いのが、みうの体…。
あっつくなってくる。
汗もじわじわ。
センセのせい。全部、センセが…。
しかも、ドキドキが凄い。
超はやいっ。
センセにも聞こえちゃうんじゃないかって…くらいのドキドキ。
ドキドキっていうか、バクバク…。
あぁ…。
でも、……でも、
センセの腕の中…心地良い。
体温…かすかなコロンの匂い。
心地良い空間。
ちょっと余裕ができて、
さっきの…キスを思い出す……。
イキナリすぎのキス。
みうがたのんだんだけど……あれじゃ…心の準備が。
(間)
で、で、でっ、これからどうなるの、どうするのっ。
どうするみうっ。
…あと二つの願いはなんだって???
え、あと、ふたつぅっ???
…ポルンガが3つまで叶えるんだから、センセも三つまで叶えてやるぅ!???
ぷっ、
ナニソレっ。
みう、7つも玉、集めてないし(笑)。
でもでもっ、センセ…太っ腹ぁ!
(冷静になる)
…でも。
あと…二つ。
あと二つなんてっ。
急にいわれても。
キスだけでよかったのに。
キキキキス以上…?? なにがあるのっ?
…やだなにそれ、やばいそんなのっ。
みうは、自分で想像して…真っ赤っか。
…どうしよう、
みうの願いを促すようにに、センセは腕にぐっと力をこめる。
……。
…………。
みうの荒い呼吸音だけが…みうの部屋の中に…。
どうするどうする、どうするみうっ。
…前、そんな風に悩むCMがあった気がする…。
やだっ、みう、なに、冷静にそんなコトっ……。
なんて、いえばいいのっ。
って、いいたいことは、…あるっ。
けど、いえないっ。
いえっこない。
そんなの、キスより恥ずかしいっ!
…悩みまくってるね、もしかして二つじゃ収まらない?
そ、そんなことっ、
みう、そんな欲張りじゃないもんっ!!
もぉ、いいもん。
じゃ、じゃあ、いぅ。いっちゃう!!
あ、ああああ、みうの、願いはっ。
二個目のお願いっ、
そ、それは、センセをみうの彼氏にしたいっ!! 三個目の願いなんていらないから、おおおお願いっ、
い、いいきった!
い、いっちゃった…。
やばい、
イキオイにまかせて…なななななんてことっ。
ってか、お願いってか、告白だもんっ、
…最初の願いを、それにすれば、よかったのに?
……ぇ??
…彼氏だったら、キスなんていくらでも???
(照れて絶句)!!
(若干、噛みながら)そそそそそそうそうだけどっ、
そんなこといえるわけないじゃんっ!!
ぽんっ。
…頭に…優しい感触。
センセの…手。
センセはみうを抱きしめながら、優しく、頭を撫でてくれた。
…っ。
……喜んで…?
そういった。
今、確かに…センセはみうの耳元でそう…ささやいたっ。
(小声で)ほ、ほんとに?
(やや大きく)ほんとにセンセ、みうの彼氏に…なってくれるのっ?
…もちろん??
…!!
(うれし泣きしつつ)
う、嬉しっ、嬉しすぎるっ…。嬉しすぎるよぉ…。
センセが、家庭教師だから、センセだから、がんばれたんだよっ。
…キスだけで良かったのに、かかか彼氏っなんてっ!?
泣いちゃう…、泣けてきちゃう。
センセは…そんな風にうれし泣きするみうを…そのまま、優しく抱きしめてくれてた。
そして、みうが一息ついた時、センセは腕をほどき、椅子をゆっくりと回転させ、みうと向かい合うように真っ正面に…した。
…顔みせて?
やぁっ、涙で顔、凄いことになってるもんっ。
みうは、正面のセンセから逃れるように身をよじる。
けど、センセはムリヤリ…。
急接近っ。
顔が、センセの顔がっ。
みうの顔に近づきっ、口を…っ?! キキキキス??
って、みうの涙をベロで……なめ…なめっ??!!
…舐めとってあげる??
ぃやあ…。センセ、そんなっ。そんなことっ。
嫌がるみうの顔を両手で押さえ、センセはみうの涙をべろべろぺろべろ…舐めとってく。
センセの舌、みうの顔をぺろぺろべろべろ…。
涙だけじゃなくって、頬や、目や、鼻や、額を……べろべろ舐めるの。
美味しい、美味しいっていって。
みうは、なすがまま、されるがまま…。
ほんと顔中。全部を舐められてる…カンジ。
そして、センセの舌が耳を舐めた時っ、なんか、びくってなっちゃった。
なにこれっ。このカンジ。
…耳、感じるの??
えぇ????
感じる??
なにそれ…。
感じる…?
センセの舌の感触は感じるけど…。
みうがそういったら、何にもしらないんだね、ってセンセが笑いながら、耳を…もっと激しく舐め…っ。
(語尾からくすぐったい感触なのに、なにか、(性的に)感じるような感じの声20秒)
(整息しつつ)
みうは椅子にもたれかかって、センセに舐められっぱなし…。
舐められてるだけなのに、なんで…こんな気持ちになる…の?
なんで……こんなヘンな感じ。
センセが舐めるから…??
みうの頭をハテナマークがぐるぐる…、
いつの間にか、センセの唇が耳を離れたのにも気づかず…。
センセの唇はみうの唇に…触れた。
っ!?
さっきのキスの記憶が蘇るっ。
恥ずかしかったキスの感触。
いえなかったけど、みうのファーストキスなんだからっ。
センセはみうがそんな事を思ってるなんておかまいなく…唇を合わせてくる。
さっきまで、みうの顔をなめまくったセンセの舌。
それが、また、みうの唇に…。
キス、キスだよ、セカンドキスだっ。
ぃや、キスって意識すると、また、ドキドキしてくる。
耳を舐められた時も、ずっと火照ってたけど。それとは…別の……。
センセの唇…、
みうの唇と合わさったまま、
次第に、…次第に、唇が動き始め…。
みうの唇の間ににゅるっとしたモノが…っ!?
はははは入ってくるっ。
センセの……舌っ??!
これって、舌だよねっ!
したしたした舌、舌舌っ、センセの舌がっ、みうの…口の中にっ?!
…こ、こんあのキスじゃ、ないっ!!
みうの口の中を…センセの舌が、くちゅくちゅって。
あぁ、みうの舌をべろべろ…。
(ディープキス音20秒)
いつの間にか、みうは…みうから舌を…舌でセンセの舌を…。
(ディープキス音30秒)
どのくらい、そうしてたんだろ…。
みうは…もう、ほわほわのふわふわーっ。
体がふわって宙に浮かぶ感じ…。
……っぁ?!!
センセがみうの体を抱えてた。
椅子から持ち上げて…たのっ。
【ご褒美キレイMakeup】
センセはそのまま、みうを…抱え上げると…、
ベッドの上に降ろした…。
…つらそうだから、ちょっと横になった方がいいよ?
ん……、
でも、つらいというか…、
なんか、自分が自分じゃないみたいな感じ…。
キスしまくられ、口の中、舌でぐちゅぐちゅしまくられ。
自分じゃ、体を支えられない…の。
力がはいらなくって。
みうは、センセの言葉に、かすかに返事をするのがやっと…。
センセはベッドの縁に腰掛け、みうを見つめる。
…ほら、こんなに顔が赤くって、はぁはぁしてる。
そ、それは…センセが……、センセがちゅっちゅしたから…、
そう、いったつもりだったけど、声が……。
センセは…みうの額に手を乗せる。
…やっぱし、すごい熱?
だから、そ、それはっ、センセが…っ。
やっと、声に出してそういえた…。
はぁはぁ…。
センセのせい…なんだからっ。
…ボクのせい?
……っだよ…。
センセがみうにいっぱいちゅっちゅするから…。
みうのその言葉に、ごめんごめんっていってみうの横に寝そべった。
結構、みうの体にぴったり。
150もないみう。センセはすらっと背が高く180近い…。
センセが横に寝ると、みうなんかすっぽり包まれちゃいそう。
椅子に座って後ろから抱きしめられたときは背中にセンセの体温を感じたけど…。
今度は、みうの左っかわが。
センセはみうと密着しながら、肘をついてみうをみつめる。
そして、左手でみうの体に触れてくる。
もう一度額にセンセの手。
センセの大きな、手。優しい、手。
5本の指が、つつ…っと、動き始める。
頬をなぞる。
みうの頬。
唇。
さっき、ちゅっちゅしまくられた唇。
センセの指が感触を確かめるみたいにプニる。
思わず、みうは…舌でセンセの指を(実際に舐める音で)ぺろり。
無意識に、舐めてた。
そして…、絶句!
な、なんで、こんなことっ。
舐めてから気づいた…。
は、恥ずかしっ!!
…どうして舐めたの?
え??
ぼそっと呟いたセンセの言葉。
し、しらないっ。
勝手に舐めてた…んだもん(語尾小さく)。
センセはそれ以上なにもいわず、
指でみうの唇の中を…ほじほじ。
みうは、もう、センセの指を舐めずに、されるがまま。
…センセ、指をこんなことして……楽しいのかな?
っと、
次の瞬間、するっとセンセの指は口から離れ、喉を触り、鎖骨を…なぞる。
順々に…センセの手が、下がってきてる。
その下、下っ!?
みうはっ、それを想像して、センセに背中を向けるようにして身を縮こませる。
…どうしたのかな?って、
どうにかするよぉっ。
センセ、みうのどこ触ろうとするのっ!!!
…どこかなぁ…なんて、すっとぼけてる。
センセ、とぼけてるでしょ。
みうは、ちょっと顔をセンセのほうにむけてそういう。
…彼氏はね、彼女の体を触りたいモノなの??
そそそ、そうなのっ??
…付き合ったら、ほら、手を握りたいとか、手を組みたいとか…。
ん…そういわれると、確かにそれはそうかも。
でも、センセはイキナリ、(言いよどむ)みうの…その……イキナリ、胸……触ろうとしたから。
…好きすぎると、全部触りたくなる??
(声裏返り気味に)ぜ、全部って!?
…みうの体、全部???
ゃっ、
ムリムリムリっ、ムリだよぉ…。
恥ずかしすぎっ!
みうは、自分の体をセンセに触られてるとこを想像して身もだえっ。
そんなのやばいよ、やばいって! やばすぎっ!!
…キスされてる時のみうは…キレイだったから、もっとみうをキレイにしたい??
(間)
みう…キスされてた時…多分、顔色は真っ赤、頭の中、真っ白…だったのに。
それなのに…キレイだったの?
みうは身を縮こませながらそう、センセに聞いた。
…もちろん??
センセはそういって、縮こまったみうの体を掴むとゆっくり、センセの方に向かせる。
みうはされるがまま。
そうして、センセの正面に…。
キレイ…。
キレイに、なるの?
みうがキレイになったら、センセ、嬉しい?
センセはみうがそういうと、すっごい嬉しそうな顔。
みうの好きなセンセの笑顔。
褒めてくれる時の顔とおんなじ。
みうは、縮こませていた体を…ゆっくりと……伸ばした。
センセはそれを見て、ますます笑顔。
みう…間違って……ない。
ないんだ。
センセは手を伸ばした。
その先は…みうの鎖骨。
さっきの続き?
センセ…らしい(微かに笑う)。
ちょん。
喉に近い右の鎖骨にせんせの指が、左の指先が触れる。
そして、すすっと…動き始めた。
Tシャツの襟を乗り越え…っ、胸の真ん中を…鳩尾へ…。
鳩尾のくぼみをくるり、くるりんと、円を描くように…動いてる。
小さい円。次第に大きい、円。
ぁっ?!
円が…む、胸にひっかかったぁ…。
反射的に、身を縮めそうになった。
けど…、ガマン。
ガマンした。
キレイになるんだもん。
センセがしてくれるんだもんっ。
みうの決心を余所に、センセの指は止まらない。
みうの胸の麓から、なだらかな…山をののの登ってくる!!!??
もう、そこ、そこは、胸、胸だよっ。
ブラなんてつけてないから、
Tシャツの下は………。
(想像して若干呼吸が荒くなる)
ぁぁあっ。
セ、センセの指が、みうのバババストトップにっ。
なんか、触られた瞬間、びびって…なった。
そのまま、センセの……指が、胸のぽっちをいじいじ…。
ぽっちを……(軽い喘ぎ声15秒)。
な、なに…、
センセが指で触るだけ、触ってるだけなのに…、
さっきの耳と…おんなじ……カンジに…。
ぽわぁ…。
(軽い喘ぎ声15秒)
センセに触られてるウチに…みうのぽっち、堅くなってた。
冬、寒い時によくそうなるけど。きゅって、ツンってなった。
センセはそうなったみうのぽっちを、そっとつまんで…、きゅっとねじるっ。
その瞬間、みうは一際、大きな…(語尾から嬌声へ)。
ぇぁあっ?! なに今の声、みう、みうの…声???
ぃやだ…みう、勝手に…。
(感じながら)…いまのは…凄いキレイ…だったかも??
そ、そうなの??
…っていおうとしたけど、センセの指がぽっちいじいじで声に…ならなかっ…。
(軽い喘ぎ声20秒)
セ…センセは…いつの間にか、みうの体の上に馬乗り…になって、みうの胸を、ぐにゅぐにゅっと。
ぐにゅって!
指だけじゃない、指どころじゃ…。
Tシャツの…上…からぁ、もぅ、手で、手のひらで包むように……掴むように…っ?(語尾から喘ぎ声15秒)
…柔らかいねって、センセがいった気がする。
柔らかいのは…キレイな証拠…って、…そ、そうなのっ??
みうは、胸をもう、もみくちゃのやわくちゃにされて…なにがなんだかっ状態。
…だけど、センセのキレイって言葉に反応して、そんなコトを思ったり。
ぁあ……胸を触られるのが……、こんなに…ぽわぽわ……ぽかぽか。
なんで……こんな、勝手に声が……っ。(語尾から喘ぎ声20秒)
…どんどんどん、キレイになってる?
ほ、ほんと…センセ…。
センセに胸を揉まれてるだけなのに…キレイ……なの…??
みうの…絶賛二次成長中の胸…っ、…ふくらみかけ…………。揉みまくり………。
センセ…は胸、好きなのっ?
…胸だけじゃ…ないっ?? みうの体、全部……好き??
すす、好きっ?!
嬉しっ…。
センセが好きっていってくれた…。
センセ……。
みうは、その二文字に反応して、みうに馬乗りのまま一心不乱で胸を触ってるセンセにがばって抱きついた。
…抱きついてた。
……自分でもびっくりの思い切った行動。
いまのいままであんなにぽわぽわ…だったのに…。
センセはみうに抱きつかれたまま、顔をよせてきて、キス…。
そして、胸をもみまくってた手を離し、みうの体を抱きしめてくれた。
こんなに密着。
センセはみうを抱きしめたまま、体を浮かせ、後ろに自分から倒れ込む。
さっきまでとは、逆。
みうが上で、センセが下。
ぁ?
…そこで、気づく。
みうのお腹あたりにあたる…なにかに。
堅いモノが…みうに当たってるの、
センセ…。
なにか、当たってるよ。
…なにかが…みうの……お腹に。
そういったら、センセはなんか、妙な顔で笑ったの。
みうは、堅い何かを確かめようと、体を浮かせる。
…センセの体。上はイエローのシャツ、下は…紺色のスラックス。
スラックスの…股のあたり…。
そこが、なにか不自然に、にょっきり…。
にょっきり!?
セ、センセ…っ。
センセのここ、…とととととんがってる!
こ、これっ、堅いのっ。
センセ、これ、これだよ、みうのお腹に当たってたの!
…みうがすんごい驚いてるのに、センセは笑ってる。
なんで、なんでよっ!?
…みうは、フシギなにょっきりの正体を暴こうと…、
スラックスに手を伸ばす。
おずおずと。
手をぐっと伸ばせばすぐ届くんだけど、なぜか、おずおず。
だって、
なんでこんな??
び、病気じゃない…よね?
だって、センセ、笑ってるんだもん。
と、寸前でストップ。
脱がせるんなら、こっちだ。
みうは、にょっきりを避(よ)けてベルトに手をかけた。そして、カチャカチャとさせながら、ようやく…。
ベルトの次はスラックスのボタン。
…その間、センセはずっと、されるがまま。
そういえば、男の人って、女の子と違って、股に…なんかぶら下がってた…よね。
うん、そうだよっ、ぶら下がってた…。
パパとお風呂に入ったときに、そんな記憶が…見覚えがある。あった。
なんだっけ、なんていったっけ。
ん…、おち、おちんちん?
そう、おちんちん、おちんちんだ。
みう、思い出した。
男の人のここにあるモノ。
モノの正体っ。
でも、なんでこんな…つっぱってるの…?
みうの疑問。フシギ。謎。
それも、すぐ、わかる……。
みうは、意を決して、スラックスのボタンを……外す…。
び、びんっ。
ジッパーを中から押し広げて、センセの下着がこんもり、もっこり登場!
わ、わぁぁあ!?
びろんってでたっ。
センセ…、やだっ、これ……。
みうの…目の前にすんごい、もっこりもこもこっ…。
スラックスの時よりも、だんちなのっ。
スゴイ迫力。
…センセはといえば、…やっぱり、なんもいわない。
相変わらず、みうにされるがまま。
でも、なんか、気持ち、呼吸が荒くなってるような…?
はぁはぁって声が聞こえる。
みうは、ちらっとセンセの顔を見る。
素敵な…ハニカミ笑顔。だけど、ちょっと口は半開き。
そうしてみつめるみうに、センセはアイコンタクト。
顎をかすかに動かして、みうに促す。
…は、早く?
そう、センセは言ったわけじゃない。
なんとなく、そう思った。
い、以心伝心?
うふふ、彼氏彼女だもん。
言葉にしなくたって…わかる、わかっちゃうんだもん(笑)。
そして、みうは、再び、もっこりに視線を…。
(裏返り気味に)ん…、ンンっ??
ちょ、心なしか、さっきよりもおっきくなった気が? センセ、コレ、さっきより大っきくなってるかも??
(いいつつ、視線をおちんちんに落としたまま、固まる)
………はっ。
(酸素を求めて慌てて呼吸する10秒)
い、息っ、息するの忘れてたっ!?
(整息しつつ)
みう……わかっちゃった。
コレ…、このもっこりの正体……、
おち、…おちんちんだよね??
…センセの返事は、ない。
でも、うん、多分、確実。
…おちんちんのついてる場所だし。
だけど、おちんちんがどうして…こんな…もっこり。
それが、わかんない。それだけが、わかんない…。
…みうは、唇を舐め回す。
いつのまにか、かさかさ。
ドキドキ…。ドキドキが加速していく。
ふぅ…。
(深呼吸一つ)
こ、ここまできたら、みうも、途中で止めれない。
手を…センセのパンツに手を………、伸ばす。
指先が、パンツのゴムに触れ…掴む。
ポーズ(停止)。
ふぅ…。
あとは…これをひっぱるだけで…。
ひっぱれば、いいの。
センセのパンツをみうが……脱がす。脱がすんだっ。
みうが…センセの。
(一拍)
今日まで、キスもしたことなかったし、(照れた感じで)胸も揉まれたこともなかった…。
それが、今日は…いっぺんに!
全部っ。色々…。
テストで良い点を取れたから。
良いこといっぱい。
これも、良いこと。
うん、
よしっ。
そう声を出して、掴んだ手を引っ張る。
引っ張った。
その時っ!!
どぴゅどっぴゅーぅどっぴゅどっぴゅ…どっぴゅぴゅーぅぴゅっぴゅっぴゅっ…ぴゅゆーっぴゅっ。
ひゃ、ひゃあっ!?!?
な、なんかっ、出たっ。出た出た出たっ。出たっ!!!!
…うわあああああっ、みうが、パンツを引っ張った途端、
び、びよーんって、に、にょっきってしたものが勢いよく飛び出てきたんだけど、そのさきっちょあたりから、白い液体がぶばーって吹き出たの!!!
それが、その液体がみうにむかって…っ。
顔にびしゃびしゃびしゃってかかった。
真っ正面からばしゃって!
もぉ、びっくりだよ!!!!!
目をしばしばさせる。
…よかった、目に入ってない…。
あ、温(あった)かい。その液体…、なんか、温かい。
みうはこわごわ手で顔を触る。顔にかかったそれを触ってみる。
ね、ねばねば、どろどろしてる!?
そして、くさいっ!!! くっさいっ!!!!
センセっ、これ、変な匂いっ。変な匂いがするっ。
みうは、顔を白い液体でどろどろにさせたまま、センセを見つめる。
当のセンセは…、なんか、満足げで、ぼけーっとしてる。
そして、ぼそっと。
…すごく、キレイだっていった。
センセのセイシを顔に浴びたみうが、とってもキレイって。
その顔を見たいから、あまりにも見たかったから、何にもしないで出ちゃったって…。
その姿がみうの一番キレイ、見たかった姿なんだったっていってくれた…。
みうは…はじめ、何をいってるのかわからなかったけど、最後の言葉に照れたっ。
もぉ、センセったらぁ…。
みうは思わず、顔を両手の平で覆った。
手の平が、白くてドロドロで臭い液体でべっちょりになったのも気にならなかった。
ヤダっ、センセっ、そんなこといわれたら、みうっ…。
…センセはそんなみうをじっと見つめたまま、手を伸ばす。
自分の股間のものへ…。
もの…。
みうもつられて、視線をそこへ。
!!
お、おちんちん。
センセのおちんちん。
あった! センセのおちんちんがっ。
(間)
…まじまじと、見た。目を奪われたっ。
もじゃもじゃの毛の中から赤黒くへたってる…おちんちん。
そのおちんちんをセンセは……握った。
…えっ!?!
さっきまであんなに、もっこりしてたのに…。
これ…これ…っ??
センセの手の中のおちんちん…こんにゃくみたいに…でろくにゃんってしてるの。
センセは、目を白黒させてるみうを満足そうにみながら…、
おちんちんを…握る手をゆっくり動かし始めた。
ぇえっ?
センセっ、なにをっ
なに…始めるの??
…いいこと?? おちんちんの授業、開始??
おち、おちんちんを握る…ことがっ?! 授業っ????
みうは、センセの手の隙間からちらちらと見える、おちんちんをじっと見る。
見るというか、目線を外せない。
初めてみる、おちんちん、センセのおちんちん。
茶色っぽい棒? あんな感じの太さなんだ。
…そのさきっちょがピンク色なの、まんまるつやつや。
ちょっと、可愛い…かも??
センセ、おしっこ…、この、おちんちんのさきっちょ……この…お口みたいなとこから出るんだよね?
おしっこ…残ったりしないの?
…ぶ、ぶんぶん振って終わり? 終わりなの?? 終わり…なんだ…?? 水滴残ったりしないの??
キレイに振り切れる?
ぶんぶん、振り回して…、全部出しちゃうんだ。出るんだ。
…センセは、みうにわかるようにブンブン振ってみせた。
あはっ!!
すっごいイキオイ!
なんか、ありえないスピードで揺れてるっ(笑)。
こんなにブラっちゃったら、ファスナーで挟みそう。
挟んだら、すっごい痛くない??
横に寝た時なんかに足に挟まったりもしないの?
…二つ折りになっちゃったり!?
…センセはそんなこと、ないよって。挟んだり、折れたり、したことないって笑った。
そうして振り回してたおちんちんを再び握りしごきはじめた。
みうの目を見つめたまま…視線をちっとも外さない。
ちょ、せ、センセ、みうをガン見しすぎっ…。
みうは、恥ずかしさのあまり、視線を…下に。
…っ?!!
あっ、あぁっ…。
ちょっ、
さっきまで、へたりこんにゃくだった…おちんちんがっ、
なんか、違うっ。
明らかににょっきりしてる!
セ、センセっ。
違うよ…。
にょっきりおちんちんだよ!!!
…みうが、見てるから??
センセ、嬉しそうにおちんちんをしごく。
上下にしゅっしゅっしゅっしゅ、
さっきまでとは比べようもないすごい勢いっ。
センセの手がおちんちんを滑るっ。
しゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅっしゅ(適当に
リズムを変えて×3)
なんなのっ!??
みうは、おちんちんとセンセの顔を交互に見つめるっ。
センセは、口をぽけーっと開けっ放しで、はぁはぁはぁ…。
目つきがとろんってなってるけど、みうをバッチリフォーカス。
しごかれてるおちんちんは、おちんちんのさきっちょから、透明の汁がぴゅぴゅっと飛び散りはじめたっ。
お、おしっこ?? ううん、さっきの白い液体とも違うし……あ、汗っ??
なんなのっ、おちんちんはまだ不思議がいっぱいっ!!
センセ、教えてっ。
みうにっ、おちんちんの不思議を全部っ…。
みうがお願いしたその瞬間っ!!!
どぅぴゅぅっ、ぴゅーぅ、ぴゅっぴゅっぴゅっーぅ、ぴゅっぴゅっぴゅっ、ぴゅっ…ぴゅ…。
!!!!
で、でたっ。
またでたっ。
でたでたでたっ、白い液体がっ!!
思いっきり出たっ。
真っ正面でみてた、みうの顔めがけて…。
また、まただよ…。
みうは顔で、また白い液体をどっぴゅっし浴びちゃった。
ぃやぁ…、センセぇ、これ臭くて苦手ぇ……。
…センセは、それが、一番キレイなお化粧だから、イヤがることないっていった。
そう、そうなの??
みうは、センセにそういわれて、ちょっと自信アップ。
だって、彼氏の言葉だもんっ♪
んじゃ、この顔、ママに見せたら、キレイっていってくれるかな??
みうは、ベッドから降りると、笑顔でそうセンセに言ってみた。
センセは目を白黒させて、慌てて跳ね起きた。
ん?
センセどうしたの?
みうはセンセの手をくぐりぬけて、部屋のドアを開けた。
だって、喉もカラカラだし、飲み物欲しくなっちゃった。
センセの分も持ってくるから、待ってて。
「ママー、見てみてっ、センセがね、みうにこんなにキレイなお化粧してくれたの!」
…なんか、センセがひどくうろたえてたけど、なんでかな??
ヘンなセンセ(笑)。
(おしまい)