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■いもうと13『一心同体で楽しむ双子のいもうと』
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はぁ、はぁはぁ、はぁん、んん、んはぁ、はぁはぁ、あっふ、はぁっふ、はふ、んっ、んふ……んぅ、ふぅ、ふぅ、んんっ、んふぅ、うっ、うっ、んんっふ、あふん、あっ、ふあぁあ!
はぁっはぁっ、あ、来そう、来そっ……んぅう!
っはぁっはぁ、あっふ、はふ、あふ、ん……んんぅ、な、何よ!
まだイかないの!?
もういい加減にしてよ、何分オナってるのよぉ。
はぁはぁ、あンの馬鹿兄貴っ、勝手にするなっていつも言って……あぁん、あん、んぁんっ、い、言ってるのにぃ、はぁはぁ、オナニーされちゃうと、私にまで伝わって来ちゃうのにぃ!
私と兄貴は双子の兄妹だ。
双子というとよく話題に上るのが、テレパシーのようなものは使えるのか?
なんてことだけど、もちろん世の中そんなに便利なものがあるはずはない。
ない……はずのなのだけど、何故か私と兄貴の間には、テレパシーのようなものがある。
だけどそれは考えてることが伝わるなんて便利なことではなくて、感覚を共有してしまうということ。
それも主に、肉体的な感覚が、である。
つまり、今、この時のように、兄貴がオナニーすると私まで気持ち良くなってしまう、というワケ……逆に、私がオナれば兄貴にも伝わっちゃう。
もちろんっ、私はオナニーなんて……凄くたまにしか……しない!
だけどあの馬鹿兄貴は、こうして感覚を共有することが分かってしまった今でも、こうしてオナニーをすることがある。
ただ、これは私を誘っている!?
……のかと言うと、そういうワケでもない。
ないのだっ、あのヘタレ兄貴は!
……私たちは少し前、お互いのこの感覚共有に気付き、いろいろと……。
その……エッチなことをした。
どうせ、どっちかがしたらすぐにバレてしまうのだからと、お互いのオナニーを見せ合いっこしたり、そのままエスカレートして、兄貴のオチンチンを。
さわったり、舐めたり……逆に、私の股間もさわってもらったり、な、舐めて、もらったり……ごくんっ……そして、あの日。
私たちはついに、ついにっ……兄妹の一線を越えてっ。
……いくことは、残念ながらなかった。
あの日、お互いの性欲が高まりまくったあの日……私は、兄貴に処女をあげるつもりだった。
けど、兄貴はヘタレだった……ビビってしまった。
待っても待っても兄貴は私に手を付けず、まごまごと手をこまねいているうちに……お母さんが帰ってきてしまって、そのままお終い。
慌てて普通の兄妹に戻って……以来、そのまま。
そう、あの日以来、私たちはなんの進展もない!
うぅん、むしろ後退してる!
オナニーする時は見せ合いっこしながら、という約束も忘れて、部屋にこもって一人でオナる馬鹿兄貴。
おかげで私は、こうしてまた兄貴のオナニーに悩まされる日々……兄貴の射精に合わせて絶頂させられる、それは気持ちいいんだけど、なんだか虚しい。
無理矢理イかされるのも寂しい。
やっぱりエッチなことは、二人一緒にするのがいい。
気持ち良くなるのがいいと思う。
しかも兄貴は馬鹿だから、オナった後に顔を合わせると、凄く情けない顔をする……恥ずかしがる。
あれは、罪悪感なんだろうけど……どうせ恥ずかしがるなら、オナニーじゃなくてセックスした後にして欲しい。
射精する時の情けない顔を見せて欲しい……うぅん、可愛いんだけど♪
とにかく!
セックスはできないけどオナニーはしてしまうヘタレ兄貴に、いろいろと思い知らせてやらなければならないと思う今日この頃なのである……あ、来る……来るっ、んん♪
射精するっ、お兄ちゃんの精液出ちゃっ、ぅあぁああ!
あっ、あっ、あっ、あっふぅう♪
んん、んんふぅ、ふ~、ふぅ~、はふ~~……んん、んっく、ふはぁ、はぁはぁ、ふはぁ~。
あぁもう、今日は一体、何をオカズにしたワケ?
こーんなに可愛い妹が兄貴のオチンチンを待ちわびてるって言うのに……んん、グラビアだかAVだかエロ漫画だか知らないけど~!
絶対、私に振り返らせてみせるんだからね?
近親相姦がなんだって言うのよっ。
他の誰とセックスするより、体が繋がってる私が、心まで繋がってるんだって思い知らせてあげるんだから♪