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■NTR03『帰省中に父親と弟に寝取られていた豊満な愛妻』 ■01 夫の実家は田舎町で漁師をしている。 結婚してから6年ほどの間に、2回しか訪れていない。 それは夫の仕事の忙しさのせいでもあるが、私がここの海の匂いが苦手だから……。 都会で生まれ育った私は、海水浴場の匂いはともかく、港の匂いというものに免疫がない。 吹きだまった潮の匂い、様々な魚の匂いなどは、申し訳ないが悪臭とも思えてしまう。 そして気さくすぎ、気安すぎる親類や近隣の方々、そして漁師さんたちのたくましすぎる雰囲気なども苦手……夫は体はがっしりしてるが筋肉質ではないし、性格も穏やかで優しい。 一流会社で若くして責任のある立場に就いたエリート社員で、まさか漁師の家の出だなどとは思わなかった……夫とは会社で知り合い、1年ほどの交際で結婚に至った。 交際している時には実家の話などは聞かなかったが、結婚となるとそういうわけにもいかない。 最初は戸惑ったが、漁師の家は弟さんが継いでいるので心配ないとのこと。 夫は私と共に、このまま都会暮らしをしてくれるということで安心して結婚した……そして、帰省も2年に一度くらい。 今年はその帰省の年……気は乗らないが、仕方ないこと。 それなのに夫は、帰省の前日になっていきなり仕事が入ってしまったという。 それなら私も帰省を取りやめるところだが、一足先に帰省していて欲しいと言われてしまった……。 夫は、私の心情を察する術が足りていないところがある。 夫の実家に対する思いも察してくれないし、夜の生活においても色々と足りない。 セックスレスではないものの、かなり淡泊な方。 最近は仕事の疲れもあって、あまり抱いてもらっていない。 してもすぐに終わってしまうので、私としては欲求不満もはなはだしいところ……でも、あまり淫らに要求することもためらわれる。 夫は女性に貞淑さを求めるタイプで、少し激しく喘ぐだけでも萎えてしまうところがある。 結婚前はその辺りを紳士的だと思ったこともあったが、今では欲求不満の原因のひとつ。 それでも、しっかりとした働き者で穏やかな性格の夫を愛してはいる。 夜の生活については、少しずつ女性の性欲について理解していってもらえばいいだろう……今の問題は、夫の実家への帰省。 結局私1人、今日の昼に実家に着いた。 家には義父と義母、そして漁師を継いでいる義弟がいる。 義弟は結婚しておらず、家は3人暮らし……全員たくましくて豪快な性格をしてる。 この家族の中でよくあの穏やかな夫が育ったものだと感心するほど……特に義父は凄い。 60歳近くとは思えない程に筋骨隆々で威圧感がある。 声も大きくて、開放的な人だ。 義弟も負けず劣らずたくましいが、彼はやはり若さがある。 荒々しくも外見にこだわっているような所があり、パッと見はそれなりのイケメンだろう……ただし、雰囲気は軽い。 私はこの2人の雰囲気が苦手だ。 開けっぴろげな性格過ぎて、猥談までも大声で語らう。 自分が完璧に貞淑な女だとは思っていないが、男性と大声で猥談をする度胸はない。 義母はそれなりに取りなしてくれるが、やはり早く孫の顔が見たいようで、それなりに夜の生活についての話に切り込んでくる。 女同士の話ならばまだ大丈夫だが……今日はそうもいかなかった。 困ったことに、義母は私の帰省と入れ違いで外出しなければならなくなったらしい。 親戚でなにかトラブルがあったとかなんとか……そして今、夫に実家にいるのは私と義父、義弟のみ……。 まだ夕方早いうちなのだが、義父も義弟も自分たちで捕ってきた魚をツマミに日本酒を豪快に飲んでいる。 もちろん、その席に私もいなければならない……なかなか辛い酒宴。 魚が新鮮で美味しいことだけが唯一の救い……お酒もそれなりにいける口なので、つがれた酒を断って場の空気を悪くすることもない……さすがに、彼らの酒量には付き合えないが。 そして私は2人が酔いつぶれる前にお風呂をいただき、夫の部屋で寝かせてもらうことに……なんとも慌ただしい1日がようやく終わり、私は心の中で夫に愚痴を叩き付けた。 ん、んん……なんだか眠れないわ。 結構お酒も飲んだのに……あの環境で酔える筈もないんだけど。 はぁ~ぁ、私なんで1人でこんな所にいるのかしら……あの人の実家、ねぇ。 相変わらず潮臭いし、お父さんたちも男臭いまま……マッチョ系って好みじゃないのよね。 あの人がそっち系じゃなくて良かったわ。 でもきっと、鍛えるとあんな感じになるんでしょうね。 中年太りされるのは困るからある程度は運動してもらわないとと思うけど……はぁ、割れた腹筋とか、動く胸筋とか、気持ち悪い……それに、お母さんにも困ったものだわ。 私1人であのマッチョ2人の相手できるワケないのに……はぁ、明日も3人での食卓なのね……。 ……え? なんでドア……あ、あら、どうかしたの? ここは……。 え、えぇ!? ちょ、ちょっと酔ってるの!? アナタの部屋は隣……分かってる? 兄嫁の私に用があるって、な、なにを……あっ! ちょっと、のしかかってこないで……んん!?

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