Track 3

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■03 んは~っ、終わった~! ありがとうお兄ちゃん。 あの先生の宿題、たまにこういう無茶なプリント出してくるわよね……そうそう、うちの学年でも評判悪いの。 イヤになっちゃうわ。 でも、さすがはお兄ちゃん。 教え方が上手だから、すぐに解けちゃった。 これでこの宿題はもちろん、次のテストもバッチリよね! テスト……あ、そうだ。 ねぇ、お兄ちゃ~ん? えへへ、今度のテストなんだけど、もしいつもより点数良かったら……60点以上なら! じゃ、じゃあ70……あぁん、80点以上? うぅ……分かった。 80点以上取ったら。 うんそう、ご褒美欲しいな? ……違うの、服とかじゃなくて……ケーキでもなくて。 モノじゃなくて……その、えっと……う、うん。 まだ考えつかない、かな……考えておくから。 うん、無茶は言わないから。 えぇと、その……うぅん、もっとっ……だ、だから考えておくってばっ。 お兄ちゃんにしかできないこと……私にとって、すごく嬉しいこと……ごくんっ。 え? 一緒に寝るのはご褒美としては弱いかなぁ……だってぇ、今日もお兄ちゃんのベッドで寝るつもりだし♪ えぇ~、なんでよぉ。 あー、もしかしてお姉ちゃんと一緒に寝たいの? それともまさか、お母さん? 駄目駄目っ、お母さん普通に喜びそうだしっ……お姉ちゃんだって、結構悪い気はしないんじゃないかなぁ……そうよ、お兄ちゃんがおねだりすれば、ね。 でも、今日は私と一緒……駄目? ねぇ、今日もお兄ちゃんのたくましい腕枕で眠りたいの……お兄ちゃんの隣にいるだけで、私はとっても幸せなの……だからお願い、一緒に、ね? えへへ、やったぁ♪ 大丈夫大丈夫……お姉ちゃんには内緒、お母さんにも内緒……静かにしてるからね。 だからぁ、お兄ちゃんも変な声出しちゃ駄目だよ? それじゃ、お休みなさい。 ん、んん……んん……ね、ねぇお兄ちゃん、もう寝ちゃった? 寝ちゃった、かな。 はぁ~……今日も何もなかった。 んもう、お兄ちゃんの意気地なし……私なら、いつでもいいのに。 いつお兄ちゃんに抱かれてもいいように可愛い下着つけてるのよ? オッパイだって、ん、んん、こうして押し付けてるのにぃ……やっぱり小さいからドキドキしてくれないのかなぁ。 鼓動、聞こえてくる……結構、ドキドキしてるっぽいんだけどなぁ……お姉ちゃんほどじゃないけど、私の胸も結構見てくれてると思うんだけど……やっぱりチラ見せくらいじゃ駄目? こうなったら、思い切り見せつけて……うぅ、駄目ぇ、それは恥ずかしすぎる。 はしたないのは駄目よね、やっぱり。 あんまり迫りすぎるのも良くないし、みっともないし……うぅ。 それとも、やっぱり兄妹だから? それは……そうなんだけど……分かってるけど……でも、やっぱり分かんない。 兄妹が愛し合っちゃいけないなんて、他人に決められたくないもの。 ねぇ、そうでしょお兄ちゃん……兄妹で愛し合ってもいいでしょう? だから、ね? 今度のご褒美は、キス以上のこと、して? キスから先のこと、して欲しいの……愛して欲しいの。 私ね、キスの時……お兄ちゃんが体をくっつけてくれない理由、知ってるのよ? 私とキスするだけで、お、ぉ、オチ……ごっくん! ……アソコ、大きくしてくれているでしょう? 私に欲情してくれているでしょう? 兄妹だからなんて言葉、格好だけよね……本当にそう思ってるなら、私に性欲抱いて、ぼ、勃起したりなんてしないでしょう? 興奮したりなんて。 はぁはぁ、いいのよ、いいの……私はお兄ちゃんが好き、大好きだからいいの。 男の人の性欲についても分かってる……そ、それに恥ずかしいけど、私にだって性欲はあるんだからね? お兄ちゃんにもっと愛されたい、キスだけじゃなくて、もっともっと強く、深く、激しく愛されたいの……セックスが何をすることなのか、どうするモノなのか、私だって知ってる。 近親相姦っていう言葉の意味も、行為についても、もう知っているのよ……だからね? 私がそれを望んでいるんだって、本気で愛しているんだって……早く気が付いてね、ちゅっ♪