CHAPTER 2-3
では……最後はくのいち最高の奥義で、精を搾り尽くしてくれよう。
忍法「筒涸らし」……この奥義の名は、未熟なお主といえど聞いたことがあるだろう?
ふふ、見るがいい……男を包み、精を吸い尽くすこの肉壷を。
すでに中は湿り、じっくりと濡れそぼり、お主の肉棒を咥え込む準備はできているぞ。
……どうだ、なんとも心地よさそうだろう?
くのいちの蜜壷は凶器。幼少期からの訓練により、中を自在に動かすことができるのだ。
うねらせ、波打たせ、締め付け、震わせ……まさに自由自在。
ここに迎え入れた男性自身を膣内でなぶり抜き、その精液を……そして生命を吸い尽くす。
くのいちの蜜壷に咥え込まれ、筒涸らしを受けたが最後……もはや、生きて肉棒を抜くことは許されぬのだ。
年若くして、この技を受けることになろうとは……思えば不憫なことよな。
ふっ……怯えおののきながらも、肉棒は隆起したままだな。
安心しろ、いっさいの苦痛はない。最高の快楽に溺れながら、果てることができるのだ。
くのいちに犯されながら、人生を終える……男にとって、最も幸せな最期と言えよう。
……では、その肉体を陵辱させてもらうぞ。
まずはこうやってのしかかり、抱きすくめて動きを封じる。
どうだ……? こうやって上体にしがみつかれては、もがくことすら出来まい。
そして、このまま腰を落とせば……どうなるか分かるだろう。
淫らに蠢く蜜壷の中へと、お前の未熟な肉棒が包み込まれてしまうのだ。
そうなれば、もう逃げられん。惨めに泣き叫ぶことしかできない……
温もりに満ちた膣の中へ、命果てるまで精液を注ぎ込むがいい。
……では、一気に奥まで咥え込むぞ……んっ、んん……!
ふふ……なんだ、そのザマは? 挿入しただけで、一気に表情がとろけてしまったな。
どうだ、中の具合は絶品だろう?
温かくヌメった感触が……
ひくひくと震える肉壁の蠢きが……
じゅるじゅると波打つような締め付けが……
たちまちお主を快楽の世界へいざない、絶頂へと誘うのだ。
どうした? ただ入れているだけなのに、呼吸が荒くしてしまうとは。
私の中で、肉棒を小刻みに震わせて……随分と追い詰められているようだな。
腰を全く動かしていないにもかかわらず、粘膜が蠢く感触にすら耐えられんとは。
中の感触を味わう余裕もないなど……情けなさの極みだな。
ん……? 肉棒がひくひくと脈動しているぞ。
温かいものが、私の中でじんわりと広がって……
おやおや、早くも中でブチ撒けてしまったのか。
これしきで漏らしてしまうとは……なんとみじめなのだろうな。
何……? もう無理……だと?
言ったはずだ、一滴残さず搾り尽くしてやると。
くのいちに咥え込まれてしまったが最後、ひとときも我慢することは許されんのだ。
ほらほら……中を締め付けてやれば、この通り。
うねる肉に男根を押し包まれて……ほぉら、みるみる快感が深まってきただろう……
そらそらそら……私の蜜壷でこね回されて、思うがままに漏らし続けるがいい。
だらしない顔で、天に昇るような快楽を味わいながら……
男の快感に溺れ、私の中で果て続けるのだ……
ふふっ……また漏らしたか、他愛ない。
くのいちに抱かれての連続射精は、どのような気分なのだ?
みじめで情けないだろう……女の手玉に取られ、いいように犯されているのだから。
このまま命尽きるまで陵辱される……その最期の瞬間まで、なぶり、弄んでやろう。
では、そろそろ本番。腰を動かしてやるとしようか。
これもくのいちの技法――淫らに腰を上下させ、無数のヒダで肉棒を撫で回すのだ。
抜けそうになるまで引き、一気に中へと押し込み、またズルズルと引き上げ……
亀頭にまとわりつく肉の感触、カリに絡み付くヒダの感触を存分に味わうがいい。
ん……、ん……、ん……
ふふっ、どうだ? くのいちの腰の動きは……?
上に乗られて抱きすくめられ、一方的に腰を振られる……なんとも屈辱的だろう。
おや……どうやら、そうでもないようだな。
私の身体を、切なそうに抱き締めてしまうとは……
お主の精を吸い尽くすこの身体、自らかき抱くとは滑稽な。
これは男女のまぐわいではなく、快楽による処刑。
お主を天国に導くための、くのいちの淫技。
そうだというのに……快楽のあまり、理性を失ってしまったのか?
ん……お主の肉棒の先端が、私の子宮口まで届いたぞ。
柔らかくて、コリコリしていて心地よいだろう。
どうだ? 亀頭に吸い付くように、子宮口が密着してきたのが分かるか?
まるで赤子が乳首を吸うように、尿道から直接に精液を吸い出しているのだ。
ふっ……必死な顔で、身体をガクガクと痙攣させて……もはや快楽を抑えることさえ出来んか。
子宮口が直に亀頭へと吸い付き、精液をちゅうちゅうと啜り出す……これもくのいちの技。
男をよがり狂わせ、天国へと送ってしまう淫技――しかと味わうがいい。
ふふっ、まるで放尿のような射精だな……
通常のちっぽけな量の射精でも快感だろうに、この放出感は並みではあるまい。
こうやって、己の中で男をなぶり抜くのがくのいちの悦び。
そらそら……お主の生命が、じわじわと吸い取られているのが分かるか?
ひくひく収縮する蜜壷が、最後の一滴までお主の精液を搾り取るのだ。
さあ、もっと漏らし続けるがいい。どぷどぷ、ドクドクと……ふふふ。
お主の命が、私の中で失われていくのが分かるぞ……
ふふ……徐々に身体の力が抜け、意識が薄れてきただろう?
……では、そろそろ天国に送ってやろう。
意識が途切れてしまう最期の瞬間まで、この快楽に溺れるがいい。
そんな風に桃源郷を味わわせながら、衰弱死に至らせる……これが、くのいちによる処刑。
そらそら……どうだ? 最高の快感、最高の幸福感だろう?
こうして、じっくりとなぶられながら……
くのいちの腰の振りに翻弄されながら……
ぬめった蜜壷で、肉棒を犯され抜きながら……
とろけるような温もりを、肉壁のぬめりを、子宮口の蠢きを味わいながら……
ぬるま湯のような快楽に浸りながら、この子宮に精を飲み尽くされ、夢を見たまま逝くがいい。
ふふ……あははははははは……
……ふぅ、逝ったか。
なんと快楽と幸福に満ちた顔。
くのいちに吸われて果てる悦び、しかと味わったようだな。
一生涯のうちで味わえる以上の快楽は与えた。安らかに眠るがいい。
その子種も、確かにこの腹に宿したのだ。
せめてもの手慰めに、産んでやるとしようか……ふふっ。