Track 8

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「おはようございます、弟くん」

左から ん…なあに、起きた? ふふっ、弟くん、あのまま寝ちゃったんですよー ん?体がだるい? 寝なれないところで寝ちゃったからかな? まだ時間はあるから、そのままで大丈夫ですよ なあに、早く起きないといけないの? ふふっ、じゃあ、お姉ちゃんが起こしてあげないとだね 今日は素敵な1日になるんだから、ちゃんと起きないともったいないんだから んー、じゃあ、まずはおてて! おててを軽くグッパーってほぐしてみようか ふふっ、初めは力入らないかもしれないけど、ゆっくりで大丈夫 右も左も同時にね? 軽く、お姉ちゃんの声に合わせて、 グッパー、グッパーって ふふっよくできました。 ん?まだ力が入らない? んーじゃあ、お手手握ってあげようか。 ね? 寒いもんね? お布団も気持ちいいでしょう ね、寒いもんね? しあわせな朝だねえ… じゃあ、そのまま今度は、足をグッパーしてみようか。 グッパー グッパー はいもう一回、 グッパー グッパー よくできました! 手首足首、できる範囲でいいから、ぐるぐる回してみようか そうするとね、手足の先からどんどん血液が回って 頭の方にも血が流れてくるから だんだんシャキッとしてくるよ ん、じゃあ次はねえ、首を回してみようね んー?お姉ちゃんの手が邪魔でできない? ふふっ、だって弟くんの頭撫でてると落ち着くんだもの よーしよーしってw だめだね、こんなことしたらまた寝ちゃうねw ほら、お姉ちゃんの方向いて? ね?左側に、頭コローンって (正面になる) ふふっ、お顔がこんな近くにあるw よーしよし 少しは起きたかな? じゃあ、次は、反対。 お姉ちゃんに、後ろからぎゅーって抱きつかせて? ほら、コローン もう、嫌がらないの。 ほら、早く コローン (正面→左→後頭部) はい、よくできましたw ご褒美の、ぎゅーっ ふふっ、頭は撫でづらくなっちゃったけど、 ちょうど首元の後ろに顔が来てると…なんだか意地悪したくなっちゃうねw ほら、もっかいこっち向いてごらん? え?恥ずかしい? んもう、そんなこと言っちゃダメよ?起きられなくなっちゃうでしょ? ほら、早く! (向こうを向いたままの弟くんを見て) んもう…そういうことしてると (後頭部から、右耳に) (ささやき) いたずらしちゃうって、言ったでしょ? ふーっ (普通に) ふふっ、ルミちゃんねえ、人が起きないといつもこれやるのよねえ くすぐったくて、私もお母さんもすぐ起きちゃうの ね、起きた? (うん、という声を聞いて) よかった。 じゃあ、頭が起きたなら、あとは体だけだね。 ゆっくり起こしていこっか。 仰向けになって? (右耳→正面) ん、そうそう それでね、お姉ちゃんが、こうやって、 弟くんの首の後ろに手を、回してあげる、から、 イッセーノーセで、一緒に、体起こすよ? ほら、いきますよ〜 い、ッセーノー、せっ! (正面10cmに近づく) わ、びっくりした…! ふふっ、勢い余って、顔が近くなちゃったねw はーい、よくできました、ハグしてあげましょう! (正面から、右を通って右後ろ) よーしよーし、起きれたねえ よしよし、弟くんいい子! ルミちゃんもそろそろ起越してこないといけないから、 弟くんはゆっくりおいで? したでご飯の用意して待ってるからね あ、そうだ! もし二度寝しそうだったら、ルミちゃん連れてきて起こしてもらうからね? だからちゃんと起きること! わかりましたか? ん、いいこ。 じゃあ、また後でね。 (ベッド起きる音、遠ざかる足音、ドアを開ける音) 雑音、すごく遠くで なるちゃん「ほら、るみちゃん、起きるよー?」 るみちゃん「やだあ、まだ寝るのー」 なるちゃん「寝るのー?でもそしたら、るみちゃんのご飯なくなっちゃうよー?」 るみちゃん「いいもん」 なるちゃん「いいの?」 るみちゃん「いいもん!寝るもん!」 なるちゃん「そっかあ、お姉ちゃん、なるちゃんとお兄ちゃんと、みんなでご飯食べたかったなあ」 るみちゃん「ん!お兄ちゃん!ご飯!」 なるちゃん「そう。起きなかったら、お兄ちゃんとご飯食べられないよー?」 るみちゃん「起きるもん!」 なるちゃん「わ、おきれたねえ!じゃ、そのままお兄ちゃんのお部屋に行きましょう!」 るみちゃん「行くー!!」 なるちゃん「ほら、あんよ出してー」 近づく足音、ドアが開く音 「お兄ちゃん、おはよ!」 「弟くん、おはよう!」

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