Track 5

劇場版その後

劇場版の後日談。1○歳時。行方不明になった主人公アキトを、ルリが連れ戻す為に追っかけてきたシーン。諸設定は置いておいて、ベッドに拘束されたアキトが目を覚ますところから始まります。 目が覚めましたか? …(アキト:拘束されている事に気が付く) ごめんなさい、拘束させて貰いました。 … ダメです。はずしません。 私も、ユリカさんも、みんなも…アキトさんを待っていたんですよ? でも、全然帰って来ないから… だから… 追っかけてきちゃいました。 …(アキト:帰る気はない) そうだと思いました。どれだけ待っていても、きっと帰ってこない… だから、こうして私がここにいるんです。 アキトさん…あなたを連れて帰ります。 …(アキト:色々と理由を並べる) それ、逃げてます。 …(アキト:違うんだよ、ルリちゃん) 何も違わなくなんかありません。 私があなたを連れて帰りたい。これは私の意思です。 だから。 関係ないなんて言わせません。 …(アキト:ルリちゃん、変わったね) そうですか? …いえ、変わったかもしれません。2人がいなくなってから、私にも色々とあったんですよ? でも、本当の私は変わっていません。 アキトさん…もちろんあなたも。 …(アキト:…) 言葉で何を言っても無駄なことは分かっています。 だから… …(アキト:ルリちゃん、何を) 何を…って。 その…おち… おチンポを目の前に女の子がする事って、だいたい決まってると思うんですけど… (フェラ) 大きくなりましたね。私のフェラ、気持ちいいですか? …(アキト:ルリちゃん、こんなことやめるんだ) やめません。それに…ナノマシンが光ってますよ? ふふ、アキトさん、興奮してるんですね。 (フェラ) 次は、ウラスジとカリ首を重点的に… (フェラ) 言葉では嫌がってますけど… 分かってますよ?アキトさん…私に欲情してますよね? 私に欲望を吐き出したい…犯したい…衝動のまま快楽に身を任せたい… アキトさんの感情や考えが、ナノマシンを通して私に伝わってきます。 … アキトさんが眠っているあいだ、あの子とお話しました。 もう気が付いていると思いますけど、あの子も協力してくれています。 IFSを利用して、アキトさんと私のバイパスになってくれているのが、あの子…ラピスさんだから。 あの時…初めてラピスさんとコンタクトした時、なんとなくこうなるような予感がしていました。 私とあの子は、よく似ているから。 … もう逃げ道はありませんよ? アキトさんはこのまま、私に犯されていればいいんです。 … ふふ、大丈夫。このまま何も考えられないくらい、気持ちよくしてあげますね。 ほら、見て下さい。私のここ…オマンコ。 アキトさんのおチンポが欲しくて、疼いちゃってます。 行きます。 … ほら、どうですか?おチンポとおマンコがキスしちゃいましたね。 我慢汁と愛液が混ざり合って… とてもエッチですね。 … 伝わってきますよ?アキトさんの中で、理性と欲望がせめぎ合ってますね。 でも… こう…やって… んっ♪…ゆっ…くり…んっ♪…アキトさんのが…私の中に…んんっ♪ … はぁ♪…入っちゃいました…ね♪ 私の、初めて。 もちろんこれで終わりじゃないですよ? … どう…ですか?私の中、気持ちいいですか? … ふふ、嬉しいです。答えてくれなくても伝わってきますよ。 アキト…さん♪ やっぱり、優しいですね。無理矢理犯されているのに、そんな風に思ってくれるなんて。 私は、大丈夫です。オモイカネが痛みのフィードバックを軽減してくれていますから。 さあ、本番はこれからです。 今から、ナノマシンを駆使して、アキトさんをもっと気持ちのいい世界へ連れて行ってあげます。 思考も感覚も共有して、融け合うような快楽。 3人とも、人とは少し違うからこそできるセックス。 ラピスさん…始めましょう。 … んんっ♪…あっ♪…ぁん♪ (状況説明:ナノマシンを通じて、4人が感覚と意識を共有すると言うオリジナル設定。脳を弄られ五感を失ったアキト。生体装置として扱われていたユリカ。実験材料にされていたラピス。悲しみに暮れていたルリ。もはや言葉では理解しえない程に溝ができてしまったので、ルリがとった手段がこれ。意識を共有して無理にでも相互理解を試みます。) これは…思っていたよりも…刺激が強…あっ♪…んふ♪ 感覚が、共有されて…んんっ♪…あっ♪…犯しているような…犯されているような… どうです…か?…ぁん♪…気持ち…いいですか? … ふふ、アキトさんの思考がどんどん流れてきます…んっ…はぁ♪… … あっ、気が付きましたね。 そうですよ?…実は、ユリカさんも繋がっているんです。 …(アキト:ルリちゃん…こんなこと…やめるんだ) 大丈夫、今は気持ちよさに身を任せて下さい。 あっ♪…んっ♪…ぁあん♪ おチンポの快楽が私に伝わって…それがまたアキトさんへ…そして…また… はぁん♪…気を抜くと…意識が飛びそうです。 でも、このまま…最後まで… 快楽も…感情も…思考も… 全てが融け合って…一つになるような… 4人で…このまま4人で…イきましょう♪ ゆ、ユリカさん、乳首♪…んひ♪…だ、だめ♪ ラピスさんも…そんな♪…やん♪ アキト…さん♪…んっ♪…あっ♪…す…好きぃ♪…好きです♪ イく♪…イっちゃいます♪ よ…4人で…みんなで♪ … はぁ…はぁ……はぁ…… …… … (状況説明:ルリもアキトも意識を失ってしまい、先に目覚めたルリがアキトを起こすシーン。) アキトさん… … アキトさん… … アキトさん… … よかった。目を覚まさなかったら、どうしようって… 分かりますか?あなたは、テンカワ・アキト。 ホシノ・ルリでも、ラピス・ラズリでも、ミスマル・ユリカでもありません。 あなたは、テンカワ・アキトです。 … はぁ、よかった。自我は保てているようですね。 ホントによかった… … その… アキトさん、ごめんなさい。 ナノマシンを使って、感覚と思考を共有する技術は、まだ不確かな要素ばかりで。 下手をすれば、自分と相手の違いが分からなくなって、自我を失う可能性もありました。 それになによりも…人の心に無理矢理踏み込むような行為でした… …(アキト:黙って聞いている) でも… でも、これしか思いつかなかったんです。 あの事故から…いえ、2人が拉致されてから、全てが狂ってしまいました。 私達の間には、とても埋められないくらいの溝ができてしまった… 言葉すら届かないくらいの深い溝が… … 全てを伝えて、全てを受け入れるには、これしかないと思ったんです。 それでも拒絶されてしまったら…(諦めるしかなかった) … でも。んふふ、そんな心配はいらなかったみたいですね。 やっぱり、アキトさんの本当に大事なところは変わっていませんでした。 悲しみや怒り…様々な負の感情、そして凄惨な記憶が流れ込んできました… 帰れない理由も…隠した気持ちも… それでも、奥底にある優しさをしっかり感じましたよ。 ユリカさんの気持ちも伝わったはずです。 だから… … って。今更、こんな説明なんて必要ありませんよね。 もう4人は理解し合えたんですから。 ちょっと、イネスさんがうつっちゃいました。 …(アキト:ほほ笑む) (状況説明:アキトの昔のような笑顔を見て、ルリ、ハッとして感極まる) …アキトさんの、その優しい笑顔を…どれだけ…どれだけ見たかったか… …(アキト:ルリを抱きしめる) 大丈夫です…私は今、幸せです。 … アキトさん、帰りましょう。 帰って4人で家族になりましょう。 … (エピローグ) こうして私達は、アキトさんを連れ帰ることができました。 先の事件において、テロリストとして手配されていたアキトさんですが、 表向きは死亡したことになっているので、実質的におとがめは無し。 そもそも、公表すること自体が多方面にとって不利益になるとかで。 うやむやのまま今に至っています。 ま、大人のやり方よねぇ。 ホント、最初から最後までご都合主義と言うかなんと言うか。 それでも、事後処理やらなにやらで、ネルガルと軍が色々と手をまわしているそうです。 そのあたりは、私には分からないことにしておきます。 まだ少女、と言う事で。 それから。 アキトさんは、再び料理人の道を進み始めました。 私かラピスさん、それとオモイカネがいれば、味覚を共有できるので、なんとか料理を作っています。 料理を作る為に、軍事クラスの最新技術が使われているなんて、誰も思わないと思いますけど。 で。ユリカさんは、アキトさんを手伝っています。 何年経ってもラブコメしてます、はい。 ラピスさんは、ネルガルつきの外部研究員と言う事で、時々研究所に通っています。 元々そうだったのか…最初に会った時よりも、感情豊かになり。 こないだ「見習うように」ってミナトさんに言われちゃいました。 ちょっと釈然としません。でも、確かにラピスさんの笑顔は素敵です。 私のことを「ルリお姉ちゃん」と言って慕ってくれます。 妹ができたみたいで、少しこそばゆい気がします。 それから私はと言うと。 ハーリー君とサブロウタさんと一緒に、相変わらずナデシコに乗っています。 … あの飛行機事故から、アキトさん帰還まで。 長い…とても長い時間が経ったように思えます。 私達の身の周りは、色々と公にできない事ばかりがてんこもり。 ま、4人でエッチなことをして解決した…と言うのが一番の秘密ですけど。 ともかく。 アキトさんとユリカさん、ラピスさんに私。 今は4人で家族です。 私が、自分自身で勝ちとった、私の居場所。