解除とエピローグ
サキュバス:
ごちそうさまでしたッ
受付嬢:
よかったわね
最高のご馳走、だったみたいね
サキュバス:
それはもう、人間界では、だんとつの一番!
もうね、キングオブご馳走!
美味しかった!
美味しかった!
美味しかったーーーッ!
魔界じゃ味わえない味だよぉ!
ドクロ、みっつ!
ううん、ドクロ、いつつ!
ううん、ドクロ、百の百乗個あげちゃう!
受付嬢:
あなたが一番、だそうですよ
星、じゃなくてドクロ、天文学的数字の個数、いただいちゃいましたね
こんなに気に入っちゃって、この子ったら
あなたも、これだけ気に入られてしまっては、またご来店していただかないと、いけませんね
サキュバス:
うん、うん!
また来て!
絶対に来て!
だって、約束したもんね
忘れてないよね
ワタシとの、や、く、そ、くッ
もし来なかったら
あなたのこと
魔法陣で召喚しちゃうんだからね!
受付嬢:
是非、またご来店ください
絶対に、ご来店ください
約束ですよ
約束しましたからね
約束をやぶりましたら
ハリネズミ1000びき
ナマのまま丸呑みしていただます
あなたのような、素敵なエサ…
し、失礼
あなたのような素敵な人間は、とても貴重なのです
次回ご来店時には、特別価格で…
いや、あなたなら、無料でサービス、させていただきます
だって、あなたは、最高のエサ…
し、失礼
それでは、またのご来店
サキュバス:
お待ちしています!
受付嬢:
お待ちしています
(おわり)