Track 2

1.混乱

うふふ、それじゃあ私の先制攻撃♪ まずはご挨拶代わりに、私の魔法で混乱状態にしてあげる 混乱状態って、分かる? 頭の上で渦巻きマークがくるくるして、自分では何も判断できなくなってしまうの 私の魔法が、言葉がまとわりついて、絡みついて あなたを惑わし、感覚を狂わせるのよ、ほら うふふ うふふふ ねえ、私の声 どこから聞こえてる? ほら、私の声を追いかけて、 捕まえてごらんなさい 私の声が様々な方向から、あなたに語りかける 私の声を追いかけるたびに、少しずつ意識が揺さぶられていく 危ないと分かっているはずなのに、私の声が何だか気持ちがいいから あなたの意識は私の声にのめりこんで、追いかけ続ける 追いかけるうちに頭がくるくると回って、混乱してくる そう、私の声を聞いていると、頭の中が回る、回る くるくる、くるくる くるくる、くるくる ほら、あなたの頭の上 渦巻きマークがくるくる、くるくるして 混乱状態になっちゃう くるくる、くるくる くるくる、くるくる 頭上のくるくるを意識すると、あなたの頭の中も回る、混ざる そう、「混ざる」と言われると、頭の中をかき回されて 何も考えられなくなる 混ざる 混ざる 混ざる くるくる、くるくる くるくる、くるくる ほら、あなたの意識に 私の言葉が混ざって、それが真実となっていく 私がまるで分身したかのように 色々な方向から、声で攻められる うふふふ、もう追いかけるのはやめて 身を委ねてしまいましょう? ほら、ほら、ほら、ほら♪ 声で責められるの、こんなに気持ちいいんだよ? うふふ、あなたの周り まるでたくさんの私に、ほら 取り囲まれちゃったみたい♪ ふふ、今、一瞬隙ができたでしょう 隙が生まれた、あなたの中に また、私の言葉が「混ざる」 混ざる、混ざる… あなたは、私の魔法のなすがまま でも、それはとても気持ち良いこと 気持ち良いから、もう受け入れてしまいましょう? くるくる、くるくる… あは、もうまともな思考を奪われて すっかり、お顔がとろーんってしてる… あなた、魔法への抵抗力が全然ないのね…♪