謁見の間~中間報告
閣下 どうだ!作戦の方は…うまくいっているか
エンプサ はい、もう既にいつでも奴を殺すことができる状態にあります。
閣下 何!?本当か?なら早速殺すのだ!ぐずぐずせずにな!
エンプサ 閣下、お待ちください。
閣下 あ?
エンプサ 殺してしまうのは簡単ですが、それは惜しいかと。今の奴は完全に私がコントロールできます。逆にわが軍の一員としてしまえば、強力な戦力になりましょう
閣下 なにぃ~?確かにこちらの戦力に出来れば大きいが…せっかく殺せるのなら今のうちに殺しておいた方が確実ではないか?
大体、奴がこちらに付いたとして今まで仲間だった奴と戦う事になるのだぞ!
エンプサ 大丈夫です。奴はこちらの思った以上に作戦に嵌っています。確実に私の思い通りに動かす事が出来ます。
閣下 うーむ……
わかった!そこまでお前に任せよう。しかし、そんな事が出来るなんて…お前いったい何者なんだ?
エンプサ それは…聞かないで頂く約束です。ふふふ…