感覚遮断で洗脳+お薬投与
(こつ こつ こつ こつ ガチャ バッタン タ ト タ シャリン)
ん…うんん… ここはぁ……
(シャリン)
何…これ 動けない?んん、んー、ふわぁ
(シャリン シャリン)
あなただぁれ? こんな薄暗い所で何やってるの? ここは何処?
(虚ろげに)
…監禁?美味しそうな名前だね、えへへ
ねー、動けないの
私の周りに何か見た事無い物がいっぱいあって、
右手と左手、両足と首元に鎖が沢山…
きつくぴんっ張られて、動けないの
それになんだか頭にポカポカするし、おにいさんの顔、よく見れない
(虚ろげに)
…おかしいなーえへへ
ねー、さっきから何やってるの?
あっ…、部屋の隅にあるのって監視カメラって奴だよね、聞いた事あるよ、えへへ
(虚ろで自慢げに)
あっビデオカメラ!
これは…モニター?
えっへん、物知りでしょ これでも私、有名な学校に通ってるの
モニターに文字が書いてあるけど…
"読み上げて下さい"って書いてあるよ、読み上げればいいの?
全部平仮名で書いてあるんだね、
うん、うん。えーと
「これから私は、……監禁?されます。
始めは、五感を奪って、お薬を打って、放置されちゃいます。」
これでいいの…?
(ほんとに分かってない)
ねー監禁って何?えへへ 頭がぐるぐるしてよく分かんない
そもそも、なんで私ここに…………
えっとえっと、学校の帰り道でー
友達歩いてたらー
お母さんに会ってー!
そしたら突然ー
…突然? 突然?
見えなくなって…うごけな…あぁ
う、いや、いやぁ 来ないでっ
いやああああああ
来ないで!や!やああああああああ
誰かっ誰か助けて、お願い助けて助けて
たすけ あ、
はぁっ はぁっ! はっひ!、いや、なにそれお注射?
や、やだ!お薬やだ!!怖いの!戻った時怖いの!!
お薬効かなくなった時がすっごく怖いの!もういや!
いや、いや、いや、いや、いや、
はぁっぁ…はぁっはぁっはぁっ
(過呼吸)
はぐあきゅっ!う…ぐ… う゛ う゛う゛う゛………
(お注射ぷすり)
っぷはぁ!!はぁ、はぁ、はぁ、はぁー…
(呼吸を整えるまで)
※虚ろで震え声(過呼吸)
えへへへ…あ、あぁぁぁぁたっのしぃー
あぁ…あーーーー…
(失禁)
出しちゃった。
拭いてくれるの?
お兄さんやっぱり優しいねー
だって、私こんなに幸せな気分にしてくれるんだもん
ねぇ、何かお話しようよ、楽しいお話がいいなー
怖くないお話。
あのねあのね?ここには妖精さんが居るの
だから全然怖くないの、寂しくないの。良いでしょ妖精さん
妖精って子供しか見れないんだよぉ?
だから、お兄さんには見えないかもねー
なに?これ、アイマスクと、耳栓?
あっ…目隠しされちゃった、なにも見えないよ
え? 手と指先も固定するの?
足も、 指、うごかなっ
けどねー、妖精さんが居るから怖くないのー
妖精さん、楽しそうにしてるーあは、あはははは
え、なぁにお兄さん、確認するの?
これからしばらく五感を無くす、うん分かった。
怖くないよ?お兄さんはずっと一緒に居るの?
居なくなっちゃうんだね、残念
こーんなに楽しいのに!
あっ、耳栓、聞こえなくなっちゃった。
見えない、聞こえない、動けなっあはははは
自分の声もー、あー、あー…ん…あまり聞こえないや
けどね?妖精さんが居るから平気なの!
たのしぃ~えへへ
ようせいさーん ようせいさーん
えへへへ
ようせいさーん ようせいさーん
ふふふ!
ようせいさーん ようせいさーん
ようせいさー じゅる…ようせいさーん
ようせい、さーん ようせいさーん………
…お兄さん もう行っちゃったかな
くふふふ、それなら、今から秘密のお話会だね
ねぇ妖精さん、お話しよ、お話。
とびっきり楽しいお話がいいなぁー
今日ねー学校でねー
なにか、あったの。なんだっけ上手く思い出せないんだけどー…
うん!学校!
あははは 私って忘れん坊さんだね
あっごめんね、お話の続きしよ
それでねー うん、うん。
あははは なにそれおっかしぃ
あはははははー…
(時計の音) (編集しますので少し間を空けて下さい)
へへ、 へぁっ痒い、かゆ…
痛い、見えない 聞こえな…
うっ…
あぁ、ごめんね妖精さん、ちゃんと話聞くね
うん、うん へー妖精さんはお茶目さんなんだね?
あはは…はぁ…はぁ… あっ、 あはははは!
ちょっと喉が痛くなっちゃって…
妖精さんは悪い子じゃないのにねー やになっちゃうよぉ。
うぐ、はぁ…はぁ…
ご、ごめんね? こぉ゛ ん、こ…、こんなに面白いのに
ちょっと疲れてきちゃって。
痒い所かけなくて、喋らないと沈黙が怖くて、
喉も渇いて、お腹もすいてきちゃって…
…………
あぁぁ…シーンって…耳鳴りが…頭に…響いて…
…………
っは!あ…あ? あ、うん
…………
あ…んへへ…こんなに、楽しいのに おっかしいなぁあははは
はぁ、はぁ、うっ あはぁ、
ね?妖精さん、もっと楽しいお話しよ?
ご飯のお話?学校のお話?
それともゲーム?テストのお話は嫌だよ?
ね?妖精さん …妖精さん?
ようせいさん?
あ、あれ??
…………居ない妖精さん、居ない。
何処行っちゃったの?妖精さん!?何処行っちゃったの!?
ねぇ!妖精さん、居ない!居ない! 何処にも居ないの!!
返事して!誰か! 誰か!誰か!うぐ、ふー ふー ふー
誰か!返事して!
はぁっはぁっはぁっ
何処行っちゃったの?私、良い子にするから、
私、悪い事しないからっ置いてかないで…
………いやだ、行かないで、妖精さん…
…………う、ひぐ、ぐすん
ひぐ、うええぇぇぇん
怒っちゃったぁぁぁぁ
私がいけなかったのぉぉ うぐっ ぐすん
私がっ、悪い子だからっ、怒っちゃったのっ
私、良い子になるからっ 置いてかないで…
お願い、許して 私のせいで…おかあさんも…
誰か、ああぁ うう
誰か…たす… おかあさぁ…、はぁ、はぁ。
聞こえな…見えな…かゆい…
痛い、痛いよぉ
なんで、誰か…あぁ
……………あぁ
あ…あぁ…………あ
(時計の音)
ひゅーー、ひゅー、ひゅー、ひゅー、ひゅー、
ひゅー、ひゅーう゛っ!
う、う゛っ ぐ…げふ………
ひゅーー、ひゅー、ひゅー、ひゅー、ひゅー
あ゛ーー あ゛ーーーー あ゛ーーーーーー
あ゛ーーあ゛ーーあ゛ーー あ゛ーー
ひゅーー、ひゅー、ひゅー、ひゅー
う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛。
う゛お゛お゛お゛お゛がっ う…ひ。
う~~~~~~うううっ
(失禁)
ふぁ、ん、えへへへへ…
あ、 あぁ、 ああああ
はーひゅー はーひゅー はーひゅー
あ!、 あぁぁ!!
あ゛ぁ!!!
(鎖がなびく音)
あ゛ぁあ゛ぁあ゛ぁ!!!
(鎖がなびく音)
あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛
(鎖がなびく音)
はーひゅー はーひゅー はーひゅー
う゛う゛
う………あ……うぅぅ
あ………あ………あ………
ひゅー、ひゅー、ひゅー、
あ………………
………………………あ
………………………は
………………………う
(時計の音)
(こつ こつ こつ こつ ガチャ バッタン タ ト タ シャリン)
(シャリン)
(耳栓を取る)
(アイマクスを取る)
あ…………………
あ……あ………
すけ……
たす け
たす け
たす け
はぁ…はぁ…はぁ…
え?な、なに言って…
(俺が、お前を、助けた)
おにいさん が
(俺が、お前を、助けた)
わたし を、
(俺が、お前を、助けた。)
たすけて くれた
(そうだ、俺が、お前を助けたんだ。)
おにいさんが私を助けてくれた
おにいさんが私を助けてくれた
あは。ああ あああ うああ
おにいさん やっぱり 優しい
妖精さんより、優しい
お兄さん、すごく良い人。
助けてくれた、助けてくれた。
えへへへへ、嬉しい。
お兄さんが、私を、助けてくれた。
えへへ
えへへへへ
妖精さんなんてもう知らない、私を助けてくれなかった悪い人だから
ねー お兄さん