プロローグ
【トラック1:プロローグ】[A:001-024]
(魔王城:玉座)
(勇者、魔王のいる玉座までやってくる)
[A:001]
ふーん、キミが今回の勇者か。
人間の王様もなかなか懲りないね。
何回勇者を送り込んだって、無駄だっていうのに。
[A:002]
…それで、キミ一人だけなのかな。今回の勇者さまご一行は?
(ご一行は本来、例えば勇者パーティみたいな集団を指しますがここはあえて皮肉を込めて)
[A:003]
…ふーん。一人きりでこの魔王城に乗り込んでくるなんて、ボクも舐められたものだね。
一人でボクを倒せる自信があるのか、それとも仲間がいると不都合があるのか、どっちだろうね。
[A:004]
…ボクを犯す?
あぁ、そういうことか。
[A:005]
ふふ、久しぶりに面白い人間がやってきたようだね。
…いや、なんでもないよ。こっちの話。
[A:006]
うーん、そうだなぁ……人間ごときがこのボクに敵(かな)うとは思えないけど、
もしもキミが勝てたら、ボクのこの身体…勇者さまの好きにしていいよ?
[A:007]
ほら、ボクの可愛くてちっちゃな身体にぃ…勇者さまのオチンチン、ぶち込みたいんでしょ?
だったら、頑張らないとね? あっさり負けちゃったら、情けないよ?
[A:008]
それじゃあ、どこからでもかかってきていいよ?
ボクはここに座ったままで、勇者さまと戦うから。
[A:009]
まずはボクを玉座から離れさせるところから、だよ?
ほら、かかっておいで。
(いろいろあって)
[A:010]
……。
([A:011-012]呆れたような感じで)
[A:011]
…ほーら、どうしたのー?
まだボク、玉座に座ったままなんだけど。
もう終わりなの?
[A:012]
確かに一人にしてはそれなりだったけど、この程度でボクを倒そうだなんて、やっぱり人間ってお馬鹿さんだね。
それじゃあもう終わりにするよ?
([A:013]勇者を仰向けの状態で地面に叩きつける)
[A:013]
えいっ。
[A:014]
はー、やれやれ。
ボクを犯すー、なんて言うからどれほどの実力かと思ったら、まさかこの程度だったなんてね。
退屈しのぎにもならなかったよ。
[A:015]
…殺せ?
やだなぁ、勇者さまったら。
ボク、そんな野蛮なことしないよ?
[A:016]
今までボクに負けた勇者さまご一行はね、男女混合のパーティが多かったから、
洗脳して仲間同士でたくさんエッチなことさせて…飽きたらお城からポイって外に出してるの。
そのあとどうなったかは、ボクにはわからないけどね。
[A:017]
それでね、今回の勇者さまは一人だし…ボクを犯す、なんてエッチなこと言ってたから…、
ボクが直接たっぷりと…お仕置きしてあげるね?
[A:018]
ふふ、今ちょっとドキってしたでしょ。
いいなぁ、その反応。この後がとっても楽しみだよ。
[A:019]
まずはその邪魔な装備、脱いじゃおっか。
勇者さまは身体が動かないだろうから、ボクが手伝ってあげるね。
([A:020]勇者の装備が外れる)
[A:020]
えいっ。
[A:021]
ふふ、びっくりした?
これはね、相手が装備している武器とか防具を、強制的に外して…ほとんど裸にしちゃう魔法なの。
結構難しい魔法でね、ボクぐらい強くないと使いこなせないんじゃないかな?
[A:022]
んふふ、装備は外れても…パンツはそのままなんだよ?
パンツはボクが脱がしてあげるね。えいっ♪
[A:023]
ふふ、勇者さまのオチンチン、まだ勃起してないのにすごくおっきい…。
このおっきなオチンチンをガチガチに勃起させて、ボクを犯したかったんだよね?
[A:024]
でも残念でした。
勇者さまを犯すのは…魔王さまであるボク、だよ?